日本の傳統(伝統)を守らう!

皇位繼承問題を主に扱ひます。メル突(場合によっては電突)を實踐(実践)・推奬してゐます。

緊急事態(?)

2006-01-31 21:50:58 | 皇室・皇位繼承

小泉首相が議論をすっ飛ばして皇室典範改悪を断行しようといふ噂が 2ch に流れてゐます。 本当なら恐ろしいことです。 倒閣運動を起さなければならないかもしれません。

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697 名前: KN ◆.E2Y/4Nums 投稿日: 2006/01/31(火) 16:34:04.93 ID:qhM4Z5f10

緊急事態の可能性あり

未確認情報ではありますが
小泉首相は2月13日あたりに皇室典範改悪を閣議決定するかもしれません。
これはつまり、自民党内の内閣部会、政調審議会、総務会などの過程を一切省略するという
憲政史上前代未聞の暴挙!!!

1月29日の西宮集会が行われていた、まさにその時
小泉首相は「たとえ殺されても皇室典範は改正する」と発言していたという。
どういうわけなのか全く理解に苦しむが、それだけ小泉首相は「本気」だということです。

来週頭にも「自民党が典範改正案を通さないというのなら、閣議決定して内閣から改正案を国会に提出して
自由投票にかけるまでだ」と小泉首相は宣言する可能性がある。
「もし自民党議員が造反するならば、また解散総選挙して、党として公認はしない」と脅すつもりみたいだ。

こういう事態にならないように今週は官邸に凸してプレッシャーをかけつつ
閣僚にも凸をして、小泉の暴走を止めるようにお願いしましょう。自民党へも凸、民主党にも凸です。

もし小泉が上記のような宣言をしてしまえば、国民としては覚悟を決めねばならないでしょう。
すなわち「倒閣運動」を起こさないといけなくなります。
もしそうなれば2月11、12日あたりは建国記念式典など各所でありますが、それらを全て中止してでも
多くの有志が東京に集結して、1万人規模のデモをしなければならないでしょう。
そのうえで、心ある閣僚へ造反を呼びかけ、民主党には内閣不信任案の提出を提案するべきでしょう。

私も、このあたりは鳥取の件で多忙ではありますが、さすがにこれは、いつでも動けるようには準備しておきます。

少子化の原因は未婚・晩婚

2006-01-30 20:39:55 | 男女共同參劃

少子化の原因は未婚・晩婚であることが国の調査でもはっきりと分かってゐます。 にも関はらず男女共同参画や働く女性の子育て支援が少子化対策といふ嘘を 政府は何故言ふのでせうか?

http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2004/html-h/html/g1130050.html

(安定していた出生児数)  国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」によれば、 ほぼ子どもを生み終えた結婚持続期間15~19 年の夫婦の平均出生 子ども数(完結出生児数)は、戦後大きく低下した後、1972(昭和 47)年調査(1950年代半ばに結婚した世代)において2.2人となり、 以後30年間ほぼこの水準で安定して推移している。最新の第12回調 査(2002(平成14)年)でも、結婚持続期間が15~19 年(1980年 代半ばに結婚した世代)の夫婦の完結出生児数は2.23人と、同様の 水準を維持している。

 したがって、この間の合計特殊出生率の低下は、もっぱら初婚年 齢の上昇や未婚化の進展によるものであり、すでに結婚した夫婦が 一生の間に生む子どもの数には変化がなかったことがわかる。

これから見ても、女性の社会新出、男女共同参画こそが少子化の主たる 原因であることは容易に想像できます。

結婚を奨励する、女性に子育ての尊さを教へるなど、 少子化対策としてやるべきことは他にあります。 働く女性の子育て支援といふ、 風が吹けば桶屋が儲かるといった類の少子化対策に重点を置くのは間違ってゐます。

また仮に子育て支援によって少子化対策になったとしても、 家庭が崩壊し、 極端な利己主義が横行するスウェーデンのやうになっては元も子もありません。

スウェーデンは日本でいふ男女共同参画推進の結果、 離婚率が50%と完全に家庭が崩壊し、 人口あたりの犯罪発生率が日本の 7倍、 性犯罪が20倍、強盗が100倍となってゐます。

このやうな社会を目指したいのでせうか?

嘘を国民に知らせ、間違った少子化対策を推進することを即刻中止して下さい。

、、、といふメールを、自民党、民主党の議員に送りました。

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http://www3.nhk.or.jp/news/2006/01/24/k20060124000024.html

猪口少子化担当大臣は23日夜、24時間体制で子どもを預かっている東京の保育園を 訪れ、仕事と子育てが両立できるよう、夜間保育などを充実させる必要があるという考えを 示しました。

猪口大臣は23日夜、東京・新宿区にある、東京都内で唯一、都から認可を受けた 24時間体制の保育園を訪れ、保育士らと少子化対策について意見を交わしました。 この中で、出席者からは「多くの認可保育園では、午後5時ごろには仕事を終えないと、 子どもを迎えに行けないのが現状だ。保育時間を延ばすことが、一番の少子化対策だと 思う」などという意見が出されました。これに対して、猪口大臣は「保育の態勢が不十分な ために、仕事との両立が難しいと考えてしまう親が多いのではないか。親の働く時間の 実態にあわせることが必要だ」と述べました。

このあと、猪口大臣は記者団に対し、「夜間保育の現状は不十分だ。夜勤がある医者や 看護士をはじめ、さまざまな職業に就いている親の要望に応じることを考えなければ ならない」と述べ、仕事と子育てが両立できるよう、夜間保育などを充実させる必要が あるという考えを示しました。


婚姻を認られた女性天皇容認も伝統破壊に他ならない

2006-01-28 11:48:44 | 皇室・皇位繼承

これまで女性天皇が居たといふ言ひ方は、 ほとんどに近いのです。

これまでの8人居た女性天皇は、 婚姻してゐる状態で即位したことも無ければ、 即位後に結婚したことも無ければ、 即位後に子供を産まれたこともありません。 生涯独身の方も4人をられました。

だから正確には、これまで女性天皇はゐたが婚姻は禁止されてゐた、 と言はなければなりません。

現在議論されてゐる女性天皇容認といふのは、 婚姻の禁止などといふことは前提になってゐません。 婚姻することが前提の女性天皇の容認も伝統破壊なのです。 このことを是非知って下さい。

皇室も男系維持をすべく旧皇族の復帰を願ってゐます。 先づは皇室の意向を実現することができないか検討すべきです。 女性天皇、女系天皇容認の検討はその後でも遅くありません。

、、、と以下のサイトからメールアドレスが分かる自民、民主、無所属の議員 578人にメールしました。

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このエントリは、 奥田健次の教育改革ぶろぐ部 皇室典範改正を急ぐ不勉強な国賊たち へのトラックバックも兼ねてゐます。

奥田健次さん、トラックバック有難うございました。

ちょうど 奥田健次の教育改革ぶろぐ部 洗脳の手法を利用した女系天皇容認論 へのリンクをまとめサイトに加へやうと思った矢先だったので、驚きました。


女系容認派の考察

2006-01-27 23:59:59 | 皇室・皇位繼承

小泉首相は本気ですね。また本当に事の重大さも本質も分かってゐない様です。

(小泉首相は) 「女系天皇を認めないという議論は、仮に愛子さまが天皇になられた時に、そのお子さんが男でも(皇位継承資格を)認めないということですよね。それ分かって反対しているんですかね」と不快感をあらわにした。

男系維持を主張してゐる人達はそんなこと分かってゐますよ。 三笠宮家が反対してゐるのに、 皇室の方々がそんなことも理解せずに反対してゐるとでも思ってゐるのでせうか? 問題の本質がまるで分かってゐないことだけは良く分かります。

ところでかういふサイトを見つけました。 長いですが、女系容認派がどういふ考へなのかが、分かるので、 その点では興味深いかと思ひます。

女帝でGO!(前編)現状確認みたいなものなので読まなくてもOK
女帝でGO!(後編)こっちが本題です

このサイトを簡単にまとめますと、

  • 皇室の意見を聞いたところで、意見は変はるかもしれない。 その度にいちいち継承ルールを変へてはゐられない。
  • それよりは合理的に皇位継承が安定する方が良い。
  • 女系を容認しても、男系維持をしたければ男系男子と結婚すれば維持できるから、良いじゃ無いか。
といふことのやうです。

理解してゐないと思ふことは、 皇室に意見を何度聞いたって男系維持の方針は変はらない、といふことです。 先祖代々伝はる男系といふ皇位継承を変へることに対して 「恐れ」といふものを感じない訳がありませんから。

女系を容認してゐる人達はさういふ感覚ってまるで分からないのでせうね。 また、こんな事書くと、妄想だとかカルト宗教とか言はれるんでせうね(笑)

ちなみに 3. に関してですが、 皇統外(女系)天皇が出る芽を完全に摘むことが安定に繋がりますから、 やはり女性宮家といふのは容認できません。 先人達も作って来ませんでしたし、 女性天皇も婚姻をされずにその芽を摘んで来ました。 その思ひを大切にしたいと思ひます。

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首相Q&A (27日) http://www.nikkei.co.jp/seiji/syusyou.html より

皇室典範改正案、今国会に提出──議論すれば必要と分かる

 小泉純一郎首相は27日夕、首相官邸で記者団の質問に答え、今国会提出予定の皇室典範改正案を巡り、自民党内で慎重論が強まっている状況に対して、「よ く議論していけば、この皇室典範の改正が必要だと分かっていただけると思うんですけどね」と党内の理解が進むよう期待感を表明した。武部勤幹事長に同日指 示した内容については、「(政府が)提出してよく議論していけば、自民党も協力してくれるだろうという話をしていたんです」と説明した。

 また、自民党内で女性天皇は認めても、女系天皇には反対する意見が強いことに対しては、「女系天皇を認めないという議論は、仮に愛子さ まが天皇になられた時に、そのお子さんが男でも(皇位継承資格を)認めないということですよね。それ分かって反対しているんですかね」と不快感をあらわに した。

 また、党内論議の集約に際しては多数決でなく、全会一致で決定すべきだとの声に対しては、「それはもう全会一致だったらそれが望ましいですよね。これからよく議論していけばね、協力してくれると思いますけどね」と説得に全力を挙げる考えを示した。

 皇室典範改正案に反対する議員は抵抗勢力かとの質問に対しては、「いや、それは議員個人個人の意見でしょう。(郵政民営化の議論とは)違いますね」と応じた。〔NQN〕

皇室典範改正 広がる慎重論 首相は強硬、反小泉を警戒? (産経新聞 2006/01/27)

 政府が今国会への提出を目指す女性・女系天皇を認める皇室典範改正案に、「女系天皇は皇統の断絶だ」と危機感を募らせた男系継承尊重派の 包囲網が強まっている。政府・自民党内に提出見送り論が高まる中、小泉純一郎首相は「今国会で成立させた方がいい」と強気の姿勢を崩さない。このため、党 内からは「首相は郵政民営化の時と同様、反小泉勢力による政局ととらえている」などの憶測が出ている。

≪提出見送り論≫

 今週に入って、与野党第一党の国対委員長が相次いで「非常に反対論が大きくなっている」(自民党の細田博之氏)「拙速に決める話ではな い」(民主党の野田佳彦氏)と、改正案の提出・審議に慎重な姿勢を表明した。特に細田発言は「やめた方がいいという官邸へのメッセージ」(国対関係者)と される。

 二十六日、自民党の伊吹文明元労相は派閥総会で「皇室典範は憲法と対比されるべき基本法だから、その改正は野党ともかなり話さないとい けない。皇室と政府に心の通い合う対話の関係も築かれないといけない」と述べた。久間章生総務会長も典範改正に慎重な考えを改めて示した。

 超党派の保守系議員でつくる日本会議国会議員懇談会(平沼赳夫会長、二百四十二人)も総会で「法案を強引に上程すれば、国論は分裂し、天皇のご存在の意義を損なう」として拙速な改正案提出に反対する決議を採択した。

 また、学者ら有志でつくる皇室典範問題研究会(代表・小堀桂一郎東大名誉教授)は同日、緊急記者会見を行い、問題解決の方策を提言した。

 提言は、(1)特別法を立案し、元皇族とその男子子孫に皇籍に復帰してもらう(2)皇室会議が対象者の中から年齢、経歴、適切な人数などを考慮して復帰をお願いする(3)復帰した者の皇位継承順位は、原則として現行の皇室典範の規定を適用する-など具体的な内容だ。

≪切り崩し図る≫

 首相は二十六日夜、「皇室典範に関する有識者会議」の吉川弘之座長(元東大学長)ら同会議メンバーと首相公邸で会食し、皇室典範改正案に ついて「今国会で成立させる。安心してください」と明言した。首相に近い自民党幹部も各派の中堅議員に典範改正に反対する会合に出席しないよう呼びかける など、男系尊重派の切り崩しを図っているようだ。

 改正案提出見送りを進言した自民党議員は「首相は非常に硬く、私の意見は退けられた。改正案反対の動きはこれ以上広がらないとみている」と話す。

 首相が強硬姿勢を崩さない背景に、郵政民営化関連法をめぐって対立した平沼元経産相が改正案反対議員のリーダー格に納まっていることへの、首相サイドの警戒心を指摘する声もある。

 実際には、拙速な女系天皇容認に反対する議員と郵政民営化に反対した議員はあまり重なっていないが、一部では「皇室典範問題で小泉さんを攻撃しようとしているのは、郵政民営化に反対した人たちでしょう」(公明党幹部)といったうがちすぎた見方もある。

≪皇室も改革?≫

 首相の独特な考え方が、今回の皇室典範改正へのこだわりにつながっているとの観測も自民党内で広まっている。

 「小泉さんには、伝統や文化より合理化だという頭があるんだろう」

 自民党長老の一人はこう分析する。また、首相の宮中行事に対する言動を目撃した複数の関係者は、次のようなエピソードを紹介する。首相 は、天皇が神々に新米を供え自身でも召し上がる新嘗祭に参列した際、「暗いから見えない。電気をつければいいじゃないか」と主張。周囲に「だから皇室は もっと開かれなければならないんだ」と話したという。

 また、歴代天皇、皇后らの神霊を祭る皇霊祭に参列したときには、宮内庁長官に「中で何をやっているのか」と質問。天皇、皇后両陛下に三 権の長らが祝賀を述べる国事行為である新年祝賀の儀では、燕尾服着用を求める宮内庁側の要請に応じず、儀礼上、ふさわしくない紋付きはかまで通し「皇室も もっと改革が必要だ」と主張したという。

 関係者の一人は「首相は皇室の神秘的な伝統などは、不合理だとしか感じないのではないか」と危惧(きぐ)を示している。


自民、民主、無所属の議員 578人にメル凸

2006-01-25 23:53:34 | 皇室・皇位繼承

皇室典範改正には先づ皇室の意向を伺ふべき

お忙がしいところ失礼します。

皇室典範の改正に関しては先づは直接の当事者である皇室の意向を伺うべきで は無いでせうか。既に寛仁親王殿下及び、皇室の長老である三笠宮殿下以下、 三笠宮家は全員が反対であることが明らかと成りました。

また女性・女系天皇容認が陛下の意向であることも完全に否定されてゐます。

世界最古二千年前から続く伝統を、当事者の意向も聞かずに決めることは許さ れません。

一度立ち止まってじっくり考へるべきです。

お忙がしいところ読んで頂き有難うございました。

以下、産経新聞 1月 19日に掲載された寛仁親王殿下のインタビューより、

	(前略)
	これは絶対にあり得ないと私は思いますが、色々な人に聞くと、「こ
	れは陛下のご意思である」と言っている人がいるそうですね。陛下のお立場で
	ああせよ、こうせよとおっしゃるわけがない。(女系だとか長子優先だとか)
	具体的におっしゃるわけがないということは声を大にして言っておきたい。
	(中略)
	母の話では、父は宮内庁次長を呼んで、あまりに拙速な動きについてクレーム
	をつけているということでした。これは去年の十月ぐらいの話です。
	(中略)
	三笠宮一族は、同じ考え方であるといえると思います。

、、、と以下のサイトからメールアドレスが分かる自民、民主、無所属の議員 578人にメールしました。

大した内容のメールでは無いのですが、まだまだ問題がよく分かっていない 議員も多いと聞きます。問題さへ理解すればきっと拙速な皇室典範改正に 意義を唱へてくれる議員も居ると思ひます。

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現職国会議員名簿
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まとめサイト更新 - 何故女性天皇にも反対なのか

2006-01-24 17:30:04 | 皇室・皇位繼承

拙著の2chのまとめサイト、「天皇家の万世一系(男系)による皇位継承という伝統を守ろう!」を大幅に更新しました。

細かな変更もありますが、この文章の最後に、 大きく変更したところだけ抜き出して置きます。 女性天皇にも結局は反対してゐるくだりです。

女系と言ふ絶対にあり得ないものを掲げて、 本当の目的は妥協して婚姻容認の女性天皇を認めさせてしまうことが、 女系強行派の狙いなのでは、と考へることがあります。

まだまだ婚姻容認の女性天皇容認でも結局は男系維持ができなくなるといふ ことに気付いてゐる人は少ないと思ひます。

筆者も本当「女性天皇も反対」とまとめページの最初から書きたいのですが、 そこから入ると賛同は得られないかと思ひ、そこは全否定せずに、 読み勧めると結局は女性天皇も無理といふ書き方にしてあります。

何故女性天皇にも反対しないとゐけないかは、人に説明するのが難しく、 悩ましい問題です。 一般の方は過去に先例があったので良いのでは?くらいにしか思ってゐないせう。 実際には、 即位時・即位後と婚姻されてゐない女性天皇は先例がある といふのが実際のところです。 この違いは限り無く大きいのです。

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何故、女性天皇にまで反対する人もいるのか?

女性天皇「だけ」を認めようという動きもありますが、よく考えればそれは不可能です。
現状では女性天皇を認めるとその時点で女系容認への流れが確定します。

と言うのは女性皇族は皇族以外との婚姻による臣籍降下の既定がありますから、
女性天皇を認めかつ皇室典範に矛盾を無くすためには、

1. 女性天皇の皇族以外の婚姻を禁止する
2. 女性天皇が皇族以外と婚姻すると退位
3. 女性宮家を認める

のどれかが必要となります。1. で議論が纏まることは無いでしょう。 
(纏まるのなら婚姻禁止の女性天皇は先例に沿っていると言えるでしょうが)
2. に関しても、天皇が結婚により退位するなどという寿退職のようなことを天皇と
いう日本の最高権威の地位で認められるのでしょうか?

結局、<size ="+2" color="red">女性天皇容認は 3. の女性宮家が漏れなく付いてきます。
将来に渡って皇位継承者の生まれる可能性の無い宮家を皇室で維持していくな
んていうことが果たしてできるのでしょうか?

何れは皇統外(女系)天皇容認へと向かわざるを得ないでしょう。

何故旧皇室典範、現皇室典範で先例のあった女性天皇が排除されているのかもっ
と良く考えるべきです。歴代の女性天皇は婚姻している状態で即位したことも
ありませんし、即位後に婚姻したこともありません。即位後に子を儲けたこと
もありません。そのような苛酷な運命の女性天皇を排除するための物だったの
では無いでしょうか?

直系で無いと納得できない方へ

TVの影響か、愛子内親王殿下が皇位を継ぐべきと考えている方が多いのでしょ
うか?  そういう直系重視の方も納得させる方法は、現皇室の内親王か女王が
旧皇族の男系男子と婚姻してその男系の子孫が皇位を継承するしか無いと思い
ます。

こういう婚姻を円滑に進めるためにも今のうちに旧皇族に復帰して頂くべき
でしょう。

これまでも遠戚が即位する場合は直系の女子との婚姻を行っていました。直系
主義の人がいたとしても誰も文句の付けようが無い方法と取っていたのだと思
います。

筆者自身は昭和天皇や明治天皇の子孫の男系男子が即位するのならその必要は無
いと思うのですが、納得しない人も居そうですので、解決策はこれしか無いと
思います。

これに対する反論は、「婚姻の自由を認めろ!」位でしょうか。別に婚姻の自
由は認めています。復帰した旧皇族の男系男子以外と婚姻した場合は臣籍降下
すれば良いのですから。

筆者は現内親王・女王殿下が伝統の重みを考え、必ずこういう解決策を選んで
くれると思っています。もし誰もこういう道を取らないのであれば皇統断絶、
女系容認になっても仕方ないでしょう。

皇室の長老が女性・女系天皇に反対(2)

2006-01-20 14:23:01 | 皇室・皇位繼承

寛仁親王殿下の談話:  本当は、私が発言するより皇族の長老である父に口火を切ってもらいたかったわけです。母の話では、父は宮内庁次長を呼んで、あまりに拙速な動きについてクレームをつけているということでした。これは去年の十月ぐらいの話です。

電突して宮内庁の基本方針を確認しました。

  1. 天皇陛下、皇族方が発言をし、 それが結果的に政治的な意味合いを持つと、 憲法に抵触する恐れがあると考へてゐる。 だからそのような恐れがある発言は控へて頂く
  2. 女性・女系天皇問題に関しては議論を見守る。 宮内庁としては積極的に動かない。 皇室が男系維持を求められてゐてても動かない。

ですから、凸の方針としては、

  1. 皇族方が発言することは憲法違反では無いので、 自由に発言させるべき。
  2. 皇室の意向(男系維持)を実現すべく宮内庁は動くべき。 皇室の男系維持の意向の発言を抑制してゐるにも関はらず、 それを国民にも知らせず、 中立の立場として動かないとは、 言語道断である。

といふのが良いのでは無いかと思ひます。

電突・メル突先:
宮内庁 http://www.kunaicho.go.jp/
 	TEL 03-3213-1111
各省庁一括 (全省庁へ纏めて送れる。宮内庁もあり)
 	http://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose

電突の概要:
私: 宮内庁はどういふ方針なのか?
庁: 国民の納得議論の推移を見守る。宮内庁でどうかうはしない。

私: 皇室の意向をなるべく反映するのが宮内庁の役目では無いのか?
庁: 宮内庁としては皇族方に発言を控えて頂いてゐる。
  皇族の発言は政治的な影響力を持つ。
  憲法にも皇族は政治的発言を控えるよう書いてある。

私: 皇族が政治的な発言されることが憲法違反だと考えてゐるのか?
庁: そういふことでは無い。

私: ではどうして発言を控へて頂く必要があるのか?
庁: 結果的に政治的な意味合いを持つと、
  憲法に抵触する恐れがあると考へてゐる。

私: それは宮内庁の見解か。
庁: 私の見解だが、次長もそのやうに発言されてをり、
  宮内庁の見解と思ってもらって差し支へない。

私: その様なことは憲法には書いてゐない。間違った解釈だ。
庁: 陛下にも皇族にもどのやうな自由に発言する権利がある。
  陛下や皇族の発言は普通の人とは重みが違ふので。。。

私: 貴方の憲法解釈が間違ってゐる。
  そのやうな間違った解釈をしてゐる人が宮内庁で働いてゐるのはおかしい。
庁: さうですか。

私: かういふ苦情は多いのでは無いか?
庁: いいえ、私は受け取ってゐない。

私: では国会が皇室の意見を聞いて国会で議論するのは憲法違反か?
庁: 国会や内閣が聞くのは憲法違反では無いと考へる。

私: 最後に名前を聞かせて欲しい。
庁: 個人の名前はお答へできない。

私: 長々と御回答有難うございました。

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女性・女系天皇「三笠宮家も憂慮」 寛仁さま、雑誌でご発言
[2006年01月19日 産経新聞東京朝刊]

 政府が女性・女系天皇を認める皇室典範改正案の通常国会提出を目指していることについて、歴史・伝統に根差さない皇室典範改正を批判している寛仁親王殿 下が二十四日発刊の団体機関誌で、「三笠宮一族は、同じ考え方であるといえる」と、父で昭和天皇の弟宮である三笠宮崇仁親王殿下と母の百合子妃殿下も同じ 意見であることを明らかにされていることが十八日、分かった。

 保守系の民間団体「日本会議」(会長・三好達元最高裁長官)の機関誌「日本の息吹」二月号で、小堀桂一郎東大名誉教授のインタビューに答えられた。題は「皇室典範問題は歴史の一大事である-女系天皇導入を憂慮する私の真意」。

 この中で寛仁さまは、三笠宮さまが昨年十月、宮内庁の風岡典之次長を呼んで、皇室典範改正に向けた拙速な動きに抗議されたことを紹介。

 寛仁さまはまた、皇室典範改正について「郵政民営化や財政改革などといった政治問題をはるかに超えた重要な問題だ」と指摘。自身のご発言 に対し、宮内庁の羽毛田信吾長官らが憂慮を表明していることに関しては「私がこういうインタビューに応じたり、かなり積極的に発言しているのは国家の未曾 有の大事件と思うので、あえて火中のクリを拾いに行っているようなきらいがあります」と述べ、相当の覚悟を持って臨んでいることを強調されている。

 寛仁さまは昨年、自身が会長を務める福祉団体の会報に、私見として女系天皇に異論を唱えるエッセーを寄稿。月刊文芸春秋二月号でも政府の「皇室典範に関する有識者会議」の拙速な議論を批判されている。

皇室典範改正 寛仁さまご発言要旨
[2006年01月19日 産経新聞東京朝刊]

 もしも、この平成の御代で歴史を変える覚悟を日本国民が持つならば、慎重の上にも慎重なる審議の上行っていただきたい。失礼な言い方ですが、郵政民営化や財政改革などといった政治問題をはるかに超えた重要な問題だと思っています。

 典範問題は単純な政治問題ではなく、日本国の歴史が変わるか否かという大事と理解しています。遠慮なく皆さんの前でも発言するべしと現在 は思っていますが、ひとたび法案が国会にかかってしまえば、皇族は政治的発言を封じられてしまっているわけですから、私は何も話せません。

 これは絶対にあり得ないと私は思いますが、色々な人に聞くと、「これは陛下のご意思である」と言っている人がいるそうですね。陛下のお 立場でああせよ、こうせよとおっしゃるわけがない。(女系だとか長子優先だとか)具体的におっしゃるわけがないということは声を大にして言っておきたい。

 本当は、私が発言するより皇族の長老である父に口火を切ってもらいたかったわけです。母の話では、父は宮内庁次長を呼んで、あまりに拙速な動きについて クレームをつけているということでした。これは去年の十月ぐらいの話です。それから「お袋は女帝・女系になったら大変なことになること、わかっているの」 と聞いたら、「もちろん大変なこと」だと言っていました。その後、父が年末に来たときに、「いいことを言ってくれたね」と、一言いって、さらに『八人の女 帝』(高木きよ子著)という単行本を「読んでおいてほしい」と持ってきて、それから月刊「文芸春秋」一月号に工藤美代子さんがお書きになった論文を、「私 の意見はこれと同じである」と、娘の分までコピーして持ってきてくれました。三笠宮一族は、同じ考え方であるといえると思います。

 本来、われわれ皇族は黙っていないといけないということだと思いますが、にもかかわらず私がこういうインタビューに応じたり、かなり積極的に発言しているのは国家の未曾有の大事件と思うので、あえて火中のクリを拾いに行っているようなきらいがあります。

 やはり民主主義なるものは「民」が「主」と書くわけだから国民一人一人がしっかりした、確固たる意見をもって、それが大多数を形成して議 会政治として実を結ぶということが原点だろうと思います。ところが、あまりにも今、皇室、あるいは皇室典範に関する情報というものが、皆さんお分かりに なっていなくて、女帝と女系の違いも分かっていないような方々が多い。

 皆さんが考えに考え抜かれたうえで結論がAになろうがBになろうが、われわれにはそれに反対する理由はありませんが、もし情報がゼロの 中で〇か×かとやられたらたまりません。この記事はできるだけ広く読まれて欲しいし、真剣に(日本会議の)メンバーの皆さん方が考えてくださって、また周 りの方々に広めて運動体にしていただいて、本当の世論を形成していただきたい。


皇室の長老も女性天皇・女系天皇に反対

2006-01-19 10:42:32 | 皇室・皇位繼承

コメントは後回しにします。とにかく読んで下さい。 宮内庁に電突も御参照下さい。

女性・女系天皇「三笠宮家も憂慮」 寛仁さま、雑誌でご発言 [2006年01月19日 産経新聞東京朝刊]

 政府が女性・女系天皇を認める皇室典範改正案の通常国会提出を目指していることについて、歴史・伝統に根差さない皇室典範改正を批判している寛仁親王殿 下が二十四日発刊の団体機関誌で、「三笠宮一族は、同じ考え方であるといえる」と、父で昭和天皇の弟宮である三笠宮崇仁親王殿下と母の百合子妃殿下も同じ 意見であることを明らかにされていることが十八日、分かった。

 保守系の民間団体「日本会議」(会長・三好達元最高裁長官)の機関誌「日本の息吹」二月号で、小堀桂一郎東大名誉教授のインタビューに答えられた。題は「皇室典範問題は歴史の一大事である-女系天皇導入を憂慮する私の真意」。

 この中で寛仁さまは、三笠宮さまが昨年十月、宮内庁の風岡典之次長を呼んで、皇室典範改正に向けた拙速な動きに抗議されたことを紹介。

 寛仁さまはまた、皇室典範改正について「郵政民営化や財政改革などといった政治問題をはるかに超えた重要な問題だ」と指摘。自身のご発言 に対し、宮内庁の羽毛田信吾長官らが憂慮を表明していることに関しては「私がこういうインタビューに応じたり、かなり積極的に発言しているのは国家の未曾 有の大事件と思うので、あえて火中のクリを拾いに行っているようなきらいがあります」と述べ、相当の覚悟を持って臨んでいることを強調されている。

 寛仁さまは昨年、自身が会長を務める福祉団体の会報に、私見として女系天皇に異論を唱えるエッセーを寄稿。月刊文芸春秋二月号でも政府の「皇室典範に関する有識者会議」の拙速な議論を批判されている。

皇室典範改正 寛仁さまご発言要旨 [2006年01月19日 産経新聞東京朝刊]

 もしも、この平成の御代で歴史を変える覚悟を日本国民が持つならば、慎重の上にも慎重なる審議の上行っていただきたい。失礼な言い方ですが、郵政民営化や財政改革などといった政治問題をはるかに超えた重要な問題だと思っています。

 典範問題は単純な政治問題ではなく、日本国の歴史が変わるか否かという大事と理解しています。遠慮なく皆さんの前でも発言するべしと現在 は思っていますが、ひとたび法案が国会にかかってしまえば、皇族は政治的発言を封じられてしまっているわけですから、私は何も話せません。

 これは絶対にあり得ないと私は思いますが、色々な人に聞くと、「これは陛下のご意思である」と言っている人がいるそうですね。陛下のお 立場でああせよ、こうせよとおっしゃるわけがない。(女系だとか長子優先だとか)具体的におっしゃるわけがないということは声を大にして言っておきたい。

 本当は、私が発言するより皇族の長老である父に口火を切ってもらいたかったわけです。母の話では、父は宮内庁次長を呼んで、あまりに拙速な動きについて クレームをつけているということでした。これは去年の十月ぐらいの話です。それから「お袋は女帝・女系になったら大変なことになること、わかっているの」 と聞いたら、「もちろん大変なこと」だと言っていました。その後、父が年末に来たときに、「いいことを言ってくれたね」と、一言いって、さらに『八人の女 帝』(高木きよ子著)という単行本を「読んでおいてほしい」と持ってきて、それから月刊「文芸春秋」一月号に工藤美代子さんがお書きになった論文を、「私 の意見はこれと同じである」と、娘の分までコピーして持ってきてくれました。三笠宮一族は、同じ考え方であるといえると思います。

 本来、われわれ皇族は黙っていないといけないということだと思いますが、にもかかわらず私がこういうインタビューに応じたり、かなり積極的に発言しているのは国家の未曾有の大事件と思うので、あえて火中のクリを拾いに行っているようなきらいがあります。

 やはり民主主義なるものは「民」が「主」と書くわけだから国民一人一人がしっかりした、確固たる意見をもって、それが大多数を形成して議 会政治として実を結ぶということが原点だろうと思います。ところが、あまりにも今、皇室、あるいは皇室典範に関する情報というものが、皆さんお分かりに なっていなくて、女帝と女系の違いも分かっていないような方々が多い。

 皆さんが考えに考え抜かれたうえで結論がAになろうがBになろうが、われわれにはそれに反対する理由はありませんが、もし情報がゼロの 中で〇か×かとやられたらたまりません。この記事はできるだけ広く読まれて欲しいし、真剣に(日本会議の)メンバーの皆さん方が考えてくださって、また周 りの方々に広めて運動体にしていただいて、本当の世論を形成していただきたい。


女性天皇「だけ」を認めることは不可能

2006-01-17 23:53:24 | 皇室・皇位繼承

女性天皇「だけ」を認めやうといふ動きもありますが、よく考へれば それは不可能です。女性天皇を認めるとその時点で女系容認への 流れが確定します。

と言ふのは女性皇族は皇族以外との婚姻による臣籍降下の既定が ありますから、女性天皇を認めかつ皇室典範に矛盾を無くすためには、

1. 女性天皇の皇族以外の婚姻を禁止する
2. 女性天皇が皇族以外と婚姻すると退位
3. 女性宮家を認める

のどれかが必要となります。1. で議論が纏まることは無いでせう。 2. に関しても、天皇が結婚により退位するなどといふ寿退職のやう なことを天皇といふ日本の最高権威の地位で認められるのでせうか?

結局、女性天皇容認は 3. の女性宮家が漏れなく付いてきます。 将来に渡って皇位継承者の生まれる可能性の無い宮家を皇室で 維持してゐくなんていふことが果たしてできるのでせうか?

何れは女系天皇容認へと向かはざるを得ないでせう。

何故旧皇室典範、現皇室典範で先例のあった女性天皇が排除されて ゐるのかもっと良く考へるべきです。 歴代の女性天皇は婚姻してゐる状態で即位したこともありませんし、 即位後に婚姻したこともありません。即位後に子を儲けたこともありません。 そのやうな苛酷な女性天皇の運命を排除するための物だったのでは 無いでせうか?

寛仁親王殿下は旧皇族の復帰を望んでをられます。先づは皇族方の 意見に真摯に耳を傾けるべきでは無いでせうか。

、、、と民主党と自民党でメールアドレスが分かる人全員と、 日本会議にメールを出しました。 民主党は女帝は容認してゐるが、女系容認は議論中だといふ記事がありましたので。 また自民党内でも、女帝だけは妥協して認めても良いのではと思ってゐる方も 居られるやうですので。

自民党が提出を見直すとの記事もありますが、これに安心すること無く凸するのが良いかと思ひます。

問題を共有してくれる方は、メル突・電突するなど御協力をお願ひします。

電突・メル突先:
日本会議 http://www.nipponkaigi.org/
 	TEL 03-3476-5611 FAX03-3476-5612 
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2006年1月16日23時43分 読売新聞

前原代表の「女系天皇容認」発言、民主党内に波紋

 民主党の前原代表の「女系天皇容認」発言が党内で波紋を呼んでいる。

 同党は昨年の衆院選の政権公約(マニフェスト)で女性天皇を容認したが、母方が天皇につながる女系天皇については賛否が分かれている。

 民主党は16日、幹部が協議し、党内に検討チームを作り、慎重に意見集約する方針を決めた。

 前原氏は15日のテレビ番組で、政府が通常国会に提出予定の女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案について「側室制度がだめなら、女系もやむなしだ」と賛成する考えを表明した。

 この発言直後、党役員室長の細野豪志衆院議員ら前原氏に近い議員が連絡を取り合い、対応に追われた。鳩山幹事長ら党内の一部に「(女系天皇は)日本の歴 史の中で経験がない話なので、慎重に是非を検討する必要がある」との慎重論があり、「代表の発言が党内の火種になりかねない」(側近)と心配したためだ。

 前原氏は16日、党幹部に電話し、「思いつきで発言してしまった。党内にそれなりに重みのある人をトップにすえて党内で議論したい」と釈明した。近く発 足する検討チームは、女系天皇への賛否や、皇室典範改正案の国会での採決の際、党議拘束をかけるかどうかなどを協議する。

産経新聞 1月17日

皇室典範改正案、高まる見送り論

安倍氏「党議拘束」真意は、徹底論議のメッセージ?

 政府が通常国会への提出を目指す女性・女系天皇を認める皇室典範改正案について、政府・与党内で「見送り論」が高まっている。女性天皇と 女系天皇の違いを理解していない国会議員もまだおり、「これから(認識を)深めていく必要がある」(久間章生自民党総務会長)ためだ。十日には、女系天皇 容認に慎重とされる安倍晋三官房長官が基本的には党議拘束が望ましいとの見解を表明したが、これも「実は法案提出のハードルを上げるための深謀遠慮」(政 府関係者)との見方が出ている。

 ▼女性と女系

 皇位継承は有史以来、父方に天皇を持つ男系で維持され、一度の例外もない。しかし、改正案を審議することになる国会議員でも、過去に十代八人いた女性天皇と、一人も存在しなかった女系天皇との区別がついていない者が少なくない。

 さらに、現在、皇位継承順位一位の皇太子さまが四十五歳、二位の秋篠宮さまが四十歳とまだ若く、実際に皇位継承の危機が訪れるのは「三十 -四十年後」(研究者)とされる。このため、「通常国会でやらなければならない緊急性はない」(久間氏)との国会提出見送り論が出ている。

 また、政府の「皇室典範に関する有識者会議」が、わずか十カ月、延べ約三十時間の議論で女系天皇容認を打ち出したことに、「知らない間に、一年くらい話をして決めるのがいいのかどうか」(自民党参院幹部)という反発もある。

 ▼男系派の攻勢

 自民党内でも、当初から女系天皇への反対・慎重論が強かったわけではない。

 最初は男系継承維持を主張する皇室研究者や文化人らが徐々に声を上げ始め、後には皇族(皇位継承順位五位)である寛仁親王殿下や、旧皇族 方が拙速な女系天皇容認に警鐘を鳴らした。こうした中で「勉強すればするほど、安易な女系天皇容認に危機感が募った」(若手議員)という議員が増えたよう だ。

 昨年秋ごろから、皇室典範改正に反対する国民集会もたびたび開かれており、十九日には、全国の神社の宮司約五百人が憲政記念館で「拙速な皇室典範改正を阻止する決起集会」を開く。

 超党派の保守系議員二百四十二人でつくる日本会議国会議員懇談会は今月中にも、政府の皇室典範改正案の対案を公表する予定。懇談会会長の平沼赳夫元経済産業相は、このほかにも女系反対派による議連結成を目指しており、男系維持派が攻勢を強めている。

 ▼あえて求める

 こうした中、自民党内には「この問題は、議員個々人の思想信条にかかわり、党議拘束はなじまない」と自主投票を模索する意見もある。ただ、安倍氏は記者会見で「内閣提出法案は今まですべて党議拘束がかかっている」と述べ、あえて党議拘束を求めた。

 この発言に対し、女系推進派には、安倍氏が女系天皇容認に転じたと解釈する向きがある。しかし、安倍氏と個人的に親しい日本政策研究セン ターの伊藤哲夫所長は十四日の皇室典範改正に反対する国民集会で、「党議拘束をかけずに自主投票とすると、野党の賛成票もあり、かえって成立してしまう。 安倍氏の発言は、自主投票という形で法案を葬り去るのは難しいので、党内で法案提出は認めないとなるよう徹底的に議論してほしいとのメッセージだと思う」 と解説した。

 小泉純一郎首相は記者団に対し、通常国会で改正案を提出する考えを示しているが、首相周辺は十六日、「党内の客観情勢をみると、今国会中に成立できるとは思っていないだろう」と明かした。

                   ◇

【用語解説】女性天皇と女系天皇

 女性天皇は文字通り女性の天皇で、これまで109代明正天皇、117代後桜町天皇など10代8人がいたが、いずれも父方に天皇の系統を持 つ男系女子。皇后だった未亡人か独身の皇女で、即位後に結婚したり、出産したりした前例はない。一方、女系天皇は、母方に天皇を持つ天皇という意味で、歴 史上、存在しない。皇室典範が改正されて皇太子ご夫妻の長女、愛子さまが皇位を継承し、その子供が即位すれば、男女を問わず史上初の女系天皇となる。


皇位継承問題でかういふアンケート調査はどうだらう

2006-01-16 23:59:59 | 皇室・皇位繼承
産経新聞御中;

貴新聞社の皇位継承問題に関する男系男子を守るといふスタンス
を支持してをります。

本来世論で決めるやうな物では無いのですが、新聞社各紙が
世論操作とでも言ふべきアンケートを行ってをりますので、産経
新聞もかういふアンケートを行っては如何でせうか。


これまで男系であることが皇位継承の大前提とされて来ました。
男系を維持する方法としては、旧皇族という戦後GHQに無理やり
皇族から離れさせられた方々とその子孫を復帰させる方法が
提案されています。旧皇族は昭和天皇や明治天皇の子孫でもあり、
現在も皇族方と親戚付き合いをされています。
現皇族の寛仁親王殿下も旧皇族の復帰を望まれています。

一方、女系天皇誕生は世界最古二千年の歴史を持つ王家の断絶です。

貴方はどうすべきだと思いますか?

1. 旧皇族を復帰させ、男系男子優先とする。
2. 旧皇族を復帰させず、女性・女系天皇を容認し、男子優先とする。
3. 旧皇族を復帰させず、女性・女系天皇を容認し、長子優先とする。
4. 皇室制度(天皇制)を廃止すべき。
5. この問題には感心が無い。

(なお、1. の選択肢では女性天皇否定も、女性・女系天皇容認も
実質変わらないため、区別していません。女性・女系天皇容認でも
旧皇族も含めた男系が途絶えるまで女性天皇が誕生することは
ありませんので)


これでアンケート取ってたら、今の情勢なら 1. がトップになる
可能性は十分にあるでせう。

このアンケートには三つのポイントがあります。

1. 従来のアンケートは旧皇族の正確な情報や、女系では皇統断絶で
   あるといふ正しい知識を伝へずに行ってきた。

2. 皇室制度を廃止すべきと思ってゐる人や、そもそも感心が無い人は、
   適切な選択肢が無ければ女性・女系天皇を容認するだらうといふこと。

3. 各世論調査では女性・女系天皇容認 70~80%だが、男子優先と
   長子優先とでは世論が割れてゐるので、有識者会議の長子
   優先案は、30%~40%程度の賛成にしか成らない。しかしそのことは
   触れずに女性・女系天皇容認だけに焦点を当ててゐる。

ただし本来は世論などは関係無く、皇室も含めた本当の有識者が
伝統に基づいて決めれば良いことです。

しかしあまりに世論操作されたアンケートが多いため、かういふアンケートも
必要であらうと思ひます。

是非ご検討下さい。
、、、と産経新聞にメールしました。 アンケート調査は当てに成らないといふことを示すためのアンケートなので、 新聞社が本当にやってくれるか甚だ疑問ですが。

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東シナ海ガス田問題、二階経産相「試掘の道取らない」

2006-01-14 21:37:21 | 支那による日本侵掠

二階経済産業相が東シナ海の天然ガス田で試掘しないと明言したさうですが、 協議中に試掘しないと明言するとは何を考へてゐるのでしょうか? こちらがカードをいくつも持ってこそ交渉が出来るのです。 自らカードを手放すとは常軌を逸っしてゐます。

こちらが譲歩すれば中国側が譲歩するといふ考へはいい加減に止めて下さい。

早急に試掘を始めることを求めます。 さうしてこそ初めて中国と対等に交渉出来るといふものです。

、、、と関係各所にメールしました。

問題を共有してくれる方は、周りの人に話す、ブログを立ち上げる、メル突・電突するなど御協力をお願ひします。

電突・メル突先:
首相官邸 http://www.kantei.go.jp/
 	TEL 03-3581-0101
 	ご意見募集 http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
自由民主党 http://www.jimin.jp/
 	本部 TEL 03-3581-6211 公聴室 TEL 03-3581-0111
 	自民党に物申す http://www.jimin.jp/jimin/main/mono.html
経済産業省 http://www.meti.go.jp/
 	TEL 03-3501-1511 (AM8:30-18:00)
 	ご意見・お問い合わせ webmaster@meti.go.jp
二階俊博 http://www.nikai.jp/
 	電話 3508-7023 FAX3502-5037
 	E-mail: nikaij@nikai.jp

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東シナ海ガス田問題、二階経産相「試掘の道取らない」 (2006年1月14日19時57分 読売新聞)

 二階経済産業相は14日、東シナ海の天然ガス田の開発を巡り、日本側が中国に対抗して試掘に着手する可能性について、「日本も出て行って景気よく試掘を やったらいいという人もいるが、私はその道は取らない」と述べ、日中衝突の恐れもある強攻策を避け、話し合いで解決すべきだとの考えを明らかにした。

 和歌山県日高町で開いた「1日経済産業省in和歌山」で発言した。

 二階経産相は「運輸相をやった経験から、日本の海上保安庁、自衛隊がどれほどの能力を持っているか知っている。いきなり衝突することを考えても、問題は解決しない」と話した。

 経産省は昨年7月、「日中中間線」の日本側鉱区で帝国石油に試掘権を付与したが、共同開発などについて日中の政府間協議が続いており、まだ試掘には着手していない。


宮内庁に電突

2006-01-12 23:49:40 | 皇室・皇位繼承
宮内庁に電突しました。まとめると大体次の通り。

私: 次官の発言は本当か?
宮: 記者団の前での発表、質疑応答の中でそういふ話が出たのは事実。(詳細は省略)

私: 皇族の方が発言されることは憲法違反か?
宮: さういふことでは無いが、
  皇室典範改正に関して憲法上の制約から陛下、皇族方が発言を控へるべきであると
  宮内庁は考へてゐる。
  実際に今回、殿下が雑誌・新聞で発言されるまでは、殿下も控へてゐて、
  そのことは理解されてをられた。

私: 私は陛下が発言されても憲法上問題になることは無いと考へてゐるが、
  陛下が発言されるべきで無いといふ理屈は分からなくも無い。
  しかし陛下以外の皇族方にはまるで当て嵌らないのでは無いか?
宮: 皇族方は天皇に連なるものと考へてゐる。

私: 宮内庁は女系容認なのか?
宮: さういふことでは無い。

私: 中立の立場か?
宮: さうだ。

私: 発言を控へられていた殿下がここまではっきり仰るのだから、
  相当の危機感を持ってをられるのだと考へられる。
  宮内庁は中立では無く、皇族方の要望を叶へるべく動くべきだ。
  これが一国民としての意見だ。
宮: うーん。(困ってゐるやうだった)

私: 長々と有難うございました。
宮: どう致しまして。

宮内庁が皇族方の発言を抑へるのはおかしいと思ふ方は、メル突・電突するなど御協力をお願ひします。

電突・メル突先:
宮内庁 http://www.kunaicho.go.jp/
 TEL 03-3213-1111 (AM8:30-PM18:00) 広報課 内線697

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共同通信 - 1月10日17時48分更新

寛仁さま見解に懸念表明 「心配」と宮内庁次長

 三笠宮寛仁さまが月刊文芸春秋2月号で、女性、女系天皇を容認した「皇室典範に関する有識者会議」の議論を批判したことについて、宮内庁の風岡典之次長は10日の定例記者会見で「報道の結果として政治的な意味合いを持つことにならないか心配」と懸念を表明した。

 風岡次長は、皇室典範の改正は内閣、国会の責任で対応する国政に関する問題と強調し「憲法上の要請で天皇陛下や皇族方は発言なされるものではない」として、寛仁さまに皇族の立場を理解してもらうようあらためて説明する、としている。


女性・女系天皇容認の自民党の姿勢に疑問

2006-01-11 17:07:10 | 皇室・皇位繼承

現在、女性・女系天皇容認に対して現在賛成しそうなのは、公明党・ 共産党・社民党・自民党の一部・民主党の一部です。

自民党内で意見が割れてゐて、公明党・共産党・社民党がほぼ全員 賛成するであらう法案を自民党が提出するといふ方針なのは一体ど ういふことなのでせうか?

自民党の党としての良識を疑います。

自民党内でしっかりと議論して合意を形成することが先決でせう。

ところで、女性天皇だけ認めようといふ方針もあるようですが、そ れは不可能です。

といふのは、女性皇族は皇族以外と結婚すると自動的に臣籍降下な のですから、女性天皇容認と女性宮家創設とを同時に成立させない と、女性天皇の婚姻の際に皇室典範内で矛盾を生じさせてしまひます。

もう一つの方法として女性天皇の婚姻を禁止するといふ方法はある でしょうが、現在の所さういふ話は出てきゐないようですから、女 性天皇容認は、結局は女性宮家創設の容認になります。

皇位継承権のない子供しか産まれる可能性がない宮家である女性宮 家を創設するといふのは全く理に適ってをりません。

結局は女性宮家の子供にも皇位継承権をといふ議論が起こり、引い ては女系天皇の容認と流れて行くでせう。

この辺りのこともしっかりと踏まへて議論すべきであると思ひます。

ともかく、まずは旧皇族の復帰の可能性を探り、世界で最も古くから 続く日本の万世一系といふ伝統を護ることをお考へ下さい。それが できてこそ初めて自民党を保守政党と呼べると思ひます。

お忙がしいところ読んで頂き、有難うございました。

、、、と現職国会議員名簿に記載されてゐる自民党の方でメールアドレスがある方全員にメールしました。(筆者はプログラムやスクリプトが書けるので全員に出すのもそれほどの手間ではない)

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ジェンダーフリーに偏った東大女性教授

2006-01-10 20:03:15 | 男女共同參劃

1月10日付けの毎日新聞で 「ジェンダーフリー見解合わないから」都教育庁、"上野教授講師を拒否、 といふ内容の記事が掲載されました。

彼女は、仮にジェンダーフリーといふ言葉を使は なくても思想が偏ってをり、 都民の教育を考へれば、都の委託事業に参加させるべきでは ありません。

都教育庁は適切な判断をされたと思ひます。

、、、とメールしました。

ジェンダーフリーを推進してゐた人達はジェンダーフリーといふ言葉が使へなくなったので、 これまでも推進してきた男女共同参画といふ聞こえの良い言葉で同じ活動を続けやうと してゐます。

森前首相も「男女共同参画社会」が失敗 であったことを認めたやうです。 「あれは男女共同家族社会にすべきだった。もっと親子を中心とする家庭を大切にしなければいけません」と言った。 今後、「父親を中心とした家庭を大切に」と言へるやうになるともっと良いのですが。

問題を共有してくれる方は、周りの人に話す、ブログを立ち上げる、メル突・電突するなど御協力をお願ひします。

電突・メル突先:
都教育委員会 http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/
 連絡先メール一覧 http://www.taims.metro.tokyo.jp/soumu/ad_031.nsf/?OpenDatabase

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男女平等バカ―年間10兆円の血税をたれ流す、“男女共同参画”の怖い話! 別冊宝島Real (069) 野村 旗守 (http://amazon.co.jp/) http://www.7andy.jp/books/detail?accd=07158981

毎日新聞 2006/01/10 東京都国分寺市が、都の委託で計画していた人権学習の講座で、上野千鶴子・ 東大大学院教授 (社会学)を講師に招こうとしたところ、都教育庁が「ジェ ンダー・フリーに対する都の見解に 合わない」と委託を拒否していたことが 分かった。都は一昨年8月、「ジェンダー・フリー」の 用語や概念を使わな い方針を打ち出したが、上野教授は「私はむしろジェンダー・フリーの 用語 を使うことは避けている。都の委託拒否は見識不足だ」と批判している。

 講座は文部科学省が昨年度から始めた「人権教育推進のための調査研究事業」 の一環。 同省の委託を受けた都道府県教委が、区市町村教委に再委託してい る。

 国分寺市は昨年3月、都に概要の内諾を得たうえで、市民を交えた準備会を つくり、高齢者 福祉や子育てなどを題材に計12回の連続講座を企画した。 上野教授には、人権意識を テーマに初回の基調講演を依頼しようと同7月、 市が都に講師料の相談をした。しかし都が 難色を示し、事実上、講師の変更 を迫られたという。 このため同市は同8月、委託の申請を取り下げ、講座そ のものも中止となった。

 都教育庁生涯学習スポーツ部は「上野さんは女性学の権威。講演で『ジェン ダー・フリー』の 言葉や概念に触れる可能性があり、都の委託事業に認めら れない」と説明する。 また、一昨年8月、都教委は「(ジェンダー・フリー は)男らしさや女らしさをすべて否定する 意味で用いられていることがある」 として、「男女平等教育を推進する上で使用しないこと」 との見解をまとめ ていた。

 一方、女性学とは社会や学問のあり方を女性の視点でとらえ直す研究分野だ。 上野教授は 「学問的な見地から、私は『ジェンダー・フリー』という言葉の 使用は避けている。また『女性学の 権威だから』という理由だとすれば、女 性学を『偏った学問』と判定したことになり許せない」と憤る。 同市や開催 準備に加わってきた市民らは「講演のテーマはジェンダー・フリーではなく、 人権 問題だった。人権を学ぶ機会なのに都の意に沿う内容しか認められない のはおかしい」と 反発している。

産経新聞 2006/01/07

男女共同参画第1次計画 森元首相「失敗だった」

 森喜朗元首相が、自民党機関誌「月刊自由民主」(平成十八年一月号)で作 家の上坂冬子氏と対談し、森政権下の平成十二年に策定した「男女共同参画社 会基本計画」(第一次)を「失敗だった」と打ち明けた。森氏は「森内閣で一 つ失敗したことがある。男女共同参画社会。あれは男女共同家族社会にすべき だった。もっと親子を中心とする家庭を大切にしなければいけません」と述懐。 上坂氏に「今からでも訂正してください」と求められると「分かりました」と 応じ、計画のベースである男女共同参画社会基本法を見直したいとの考えをに じませた。


「ゼロトレランス」より「教育勅語」

2006-01-10 19:14:24 | 教育改革

昨今始まった教育改革に期待してをり、ゆとり教育是正の方針には賛成の立場の者です。 米国流の「ゼロトレランス」を検討するのも良いでせう。 しかし欧米に習ふだけで無く、日本の先人の知恵に習ふべきでは無いでせうか?

教育勅語の復活を望みます。 子供に、良いことは良い、悪いことは悪いと頭ごなしに教へるのも教育です。 教育勅語を暗唱できるまで教へ込むといふ教育は道徳や向学心を高めるのに非常に効果的 であったと思ひます。 戦前の全てが悪かったといふ風潮をいい加減に改善しては如何でせうか。

、、、とメールしました。

参考: 教育勅語現代語訳, Wikipedia 教育ニ関スル勅語

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【2006/01/09 産経新聞東京朝刊から】 (01/09 15:23)

脱寛容指導「ゼロトレランス」 「日本流」手探り 文科省が検討開始

≪ポイントは ルール明示/保護者含め理解/教職員の合意≫

 ルールを明示し、それに生徒が違反すれば毅然(きぜん)とした態度で指導に臨み必ずペナルティーを科す米国流の生徒指導理念「ゼロトレランス」について 文部科学省は調査研究組織を発足させ、政策化に向けた検討を始めた。かつて風紀が乱れ、荒廃が深刻だった学校を立て直したとされる米国流の“処方箋(せ ん)”だが、日本でも教育困難校と呼ばれる指導が成り立たない学校の生徒指導策としてにわかに注目されてきた。(安藤慶太)

                  ◆◇◆

 ≪割れ窓理論≫  ゼロトレランスとは、治安や犯罪の論議でしばしば取り上げられる「ブロークンウインドーズ理論(割れ窓理論)」という概念を学校の秩序維持という観点から焼き直したものだ。

 割れ窓理論によると、ビルや建物の1枚の窓ガラスが割れているのを放置すると、外部からその建物は「管理されていない」と認識されてしま う。その結果、割れ窓が次々と増え、ビルや建物全体が荒廃、地域全体の荒れにつながり、ついには無秩序に陥る。たった1枚の窓ガラスが割れた小さな出来事 を見逃さないことが重要だという考えだ。

 学校の秩序も同じで、遅刻や言葉遣い、マナー違反や怠惰な問題行動などを「他人に危害を加えたわけではない」などと見過ごしてしまえ ば、軽度の違反が起きるようになる。やがてそれは秩序の低下を招き、学校生活が安心して送れない、学習意欲が持てなくなり、重大な問題行動へとつながって いく。一見無害にみえる生徒のちょっとした問題行動もその場で注意することが必要だという考えだ。

 ≪全米に浸透≫  米ワシントン州タコス地区にあったフォス高で1991年、「ゼロトレランス方式」に基づき、生徒が守るべき段階別のガイドラインを示し、違反すると注意や特別指導、オルタナティブスクールへの通学などと制裁を徐々にアップさせていく生徒指導を導入した。

 その結果、年間92件あった暴力行為が翌年には4件になった。この取り組みはクリントン政権下で国家政策に取り入れられ、全米に浸透。80年代に銃や薬物、暴力やセックスなどが蔓延(まんえん)、深刻な状況となっていた全米の学校を立て直していった。

 日本での生徒指導は、生徒をしかるが、本人の言い分を必ず聞くのが鉄則となっている。生徒に、なぜ悪いのかを諭し、最後は教師が寛容さを見せ許すというスタイルが一般的だが、学校の判断で独自にゼロトレランスを採用した実践例もわずかながらある。

 表に示したのは岡山県にある私立郁文館高の示したガイドラインだ。

 埼玉県の公立高教諭で各地のゼロトレランスを研究対象にしてきた藤平敦教諭は「ゼロトレランスは日本でも実践例があり、うまくいくかどう かのポイントは最初の段階で保護者も含めてきちんとルールを明示し理解を得ておくこと。それから教職員の合意形成が不可欠だ。教師によって取り組みに温度 差が生まれ、生徒に不公平感が生まれないこと。それから例外を作らないことが重要だ」と話す。

 ≪効果に期待≫  東京都立高で薬物が売買されたり、卒業間際の中学生が、授業中に放送室を占拠し、授業妨害したりと、かつては考えられない事件が各地で起きている。また 教育困難校と位置づけられている学校の中には生徒指導が既に成り立たなくなったケースすらある。こうした学校では教師は自信を失い、さらにこのことが問題 生徒以外の生徒にまで不信感を広げるという悪循環に陥っているケースがほとんどだ。

 教育界では、生徒を学校の中心に据える「児童中心主義」という考えがもてはやされており、校則自体を一律に自由を拘束するものととら え、排除する風潮が教育界を根強く支配している。善悪の価値判断を生徒にきちんと指導で教えることすら「強制」などと批判されるのはその典型だ。

 今までの日本の生徒指導が今後も成り立つものなのか。ゼロトレランスが、日本でどのように政策として学校に持ち込まれるか。

 文科省の調査研究組織の検討作業は始まったばかりだが、藤平教諭は「ゼロトレランスというと厳格なルールで問題ある生徒を容赦なく切り捨 てるといった先入観がもたれがちだが、そうではない。むしろ当たり前の善悪判断を当たり前に児童生徒に伝えていくことを目指したもの。日本の生徒指導にも 実情に応じて有益なものをもたらすはずだ」と話す。

 ≪郁文館高の指針≫ 【レベル1】

 (1)服装や身だしなみ

 (2)授業時のマナーや携行品

 (3)校内でのマナー

 (4)登下校時のマナー

【レベル2】

 (1)授業妨害

 (2)自転車の2人乗り

 (3)無断アルバイト

【レベル3】

 (1)喫煙、喫煙具所持

 (2)無断外出・早退

 (3)授業時の校内徘徊(はいかい)

 (4)運転免許不正取得

 (5)バスや電車の不正乗車

 (6)18歳未満禁止場所への出入り

 (7)テストでの不正行為

 (8)賭け事

 (9)飲酒

 (10)怠学行為

【レベル4】

 (1)無断外泊

 (2)深夜徘徊

 (3)深夜アルバイト

 (4)けんか

 (5)家出

【レベル5】

 (1)対教師暴言、反抗、暴力

 (2)窃盗、万引

 (3)恐喝

 (4)校舎などの破損、公共物破損または落書き

 (5)いじめ

 (6)無免許運転

 (7)暴走行為

 (8)シンナー、薬物乱用(即退学)

 (9)不純異性交遊(即退学)