ごんごんの  遍路のみちは一歩から 同行三人

リタイア後、近場のウォーキングで健康増進に努めています。年々歳々四国遍路が遠のきます。

歩き遍路計画2の①

2017-07-30 08:40:00 | 四国遍路 区切り打ち2

第1日目(通算10日目)  7.8km 歩行速度 3.2km/h

 

 前回の終了地「バス停野根」から東洋町と室戸市との境界にある「バス停水尻」まで、ほとんど高低差のない国道55号を進みます。ゴロゴロ浜や法海上人堂を辿り、室戸岬を目指します。

 

 大阪難波OCTAバスターミナル⑤番線から8:15発の阿波エクスプレス徳島行きに乗車します。徳島駅到着後、早めの昼食を駅構内のお店で摂ります。JR牟岐線の11:39発に乗車し、阿佐海岸鉄道を乗り継いで、甲浦駅には13:53着となります。5分ほど待って室戸方面行の高知東部交通バスに乗車し、前回の終了地「バス停野根」で下車します。甲浦駅舎脇の自販機で飲料水を確保しておきます。

 

 バス停からは国道55号を辿り、野根大橋を渡り遍路道に合流します。伏越の鼻を上り詰めると、あとはほとんど起伏のない国道です。左手に海を見ながら南、室戸を目指します。ゴロゴロ浜の休憩所で一休みします。浜へ降りて、かつての遍路に思いを馳せます。

 岬を過ぎるとまた新たな岬が現れます。淀ケ磯の庄屋谷にある法海上人堂、国道から少し登って、小休止を兼ねてお参りをします。御崎を過ぎれば東洋町のはずれ、「バス停水尻」です。


 17:14発のバスに乗車し、甲浦方面に戻ります。今日の宿泊地は甲浦「海の駅東洋町」近くの「東洋白浜リゾートホテル」です。甲浦駅では下車しないで、終点の手前「バス停甲浦」で下車します。ホテルは目の前です。


 

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閑話つれづれ 花鳥風月 29

2017-07-27 13:01:15 | 閑話徒然

百年は 花に宿りて すぐしてき ⑧ (大江匡房)

 

 78日、庭の西側月桂樹の根元付近にあるサンショウにアゲハの幼虫がいました。1cmに満たない小さな個体で、黒字に中央にV字の白い模様があります。2齢幼虫のようです。

 79日、前日幼虫は2匹いましたが、1匹しか確認できませんでした。

 同じ場所からほとんど動いていません。


 711日、下の方に移動していました。大きさが前日から1.5倍ほどになっています。3齢になったのでしょうか。3匹いましたが、並んだ2匹を収めました。


 712日、確認したところ、幼虫は4匹いました。一番大きい幼虫は1.5cm、次が1.3cm、あとの2匹は1cmほどでした。

 写真は1.3cmの幼虫です。


 7月13日、前日の午後と同じ場所にいました。



 7月14日、実家のつつじの根元あたりの木陰で、キアゲハの4齢幼虫を発見しました。あたりには食草のミツバが生えています。ほとんど動きません。5齢幼虫になりそうです。


 翌日5齢幼虫になりました。自宅で観察していたのと同じ色合いです。

 夕刻確認すると移動していました。あたりのミツバを確認したのですが、姿を確認することはできませんでした。残念ながら翌朝も確認できませんでした。観察終了です。



 7月17日、幼虫は2匹しかいませんでした。留守をしていた間にカナヘビや鳥の餌食にあったのでしょうか。大きさは2cm超えにまで成長していました。いずれの個体も4齢になったようで、サンショウの幹に留まっています。わかりにくいですが中央の上と下にいます。

 

 午後、確認したところ、1匹(2号)が幹から移動して盛んに葉を啄んでいました。


 7月18日、1匹(1号)が5齢幼虫になっていました。もう1匹(2号)は4齢のままです。

 

 7月19日、5齢幼虫(1号)はほとんど場所を移動していません。

 もう1匹の4齢幼虫(2号)は、根元の方まで移動してきていました。まもなく5齢幼虫になります。


 1号は午後は盛んに葉を啄んでいました。大きさも3cmばかりとなりました。


 7月20日、1号 朝から盛んに葉を啄んでいました

 

 2号 根元で動かず。4齢のままです。5齢になる直前です。体が緑色を帯びてきました。


 このあと1号はカマキリに捕食されてしまいました。弱肉強食の世界です。


 その日の午後、2号も5齢幼虫直前の姿を最後に見かけなくなくなりました。

 

 狭い我が家の庭も弱肉強食の世界です。1週間ほどで蛹になる予定で、見守り続けたいと思っていた矢先のことでした。前回の反省からできるだけ自然にと思っていましたが、ネットなどで保護し、もう少しサポートしてあげるべきでした。

 そういえば前々日には、ニホントカゲの成体が、今年生まれたばかりのメタリックブルーの幼体に襲い掛かっていました。この時はとっさに足を出して驚かせましたので、成体は口から幼体を離しました。メスはタマゴを守るともいわれていますが、オスは自分の子供でも食べるのでしょうか。ワンダーワールドです。


2017.7.21


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閑話つれづれ 花鳥風月 28

2017-07-25 10:38:45 | 閑話徒然

春の野の しげき草葉の 妻恋に(平貞文)

 

 両親生前の頃、居間の裏の一段高い畑には、ハクビシンが日中でも我が物顔に通り過ぎる様子を良く目にしていました。両親が他界してからは、季節ごとに墓参りや古屋の管理も兼ねて逗留するのですが、4年前のお盆には、野うさぎを見ることができました。急なことであり、良いシャッターチャンスは逃してしまいましたが、その時のスナップです。

 幼い頃には、隣家のおじちゃんの猟によく付いていったもので、野うさぎを見たのはその時以来50数年ぶりのことでした。

 鹿や猿は出現しないのですが、里山ですのでご多分にもれず猪が時々現れ、耕作していない畑までも踏み荒らして行きます。年に数頭は捕獲され、ジビエとして処理されているようです。父が大事にしていた庭先のエビネの球根も食べつくし、一か所は絶滅してしまいました。

 時々実家の管理に訪れる姉や隣家の方から、ニホンカモシカの目撃談を最近耳にしました。生息地域から遠く隔たった里山での出現です。ニホンカモシカであれば、一度は相まみえたいものです。

 野生生物のことで思い出すのは、もう一種ムササビのことです。両親が施設を利用していた晩年のことで、近くの菩提寺の本堂で改築工事があり、天井裏に巣くっていたムササビは住処を失うこととなりました。そのうちの1グループが、我が家の天井裏に一時住み着くことになり、しばらく悩まされることになりました。

 今年のゴールデンウィークに逗留した時には、近隣の家屋が除却された、帰化植物マツバウンランが群生して咲く日当たりのよい空き地に、キジのつがいの飛来を見ました。かん高い独特な鳴き声に気づき、遠くからではありましたが、写真に収めました。メスは警戒心が強く、被写体に収まったのはオスばかりでした。

 今回の盆の逗留でも一度だけ飛来して来ていました。キジを見るのは4回目でしたが、いつもつがいの状態で遭遇しています。


2017.7.18

 

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閑話つれづれ 花鳥風月 27

2017-07-23 10:58:02 | 閑話徒然

秋津羽の 袖振る妹を 玉くしげ ②(湯原王)

 

 

 我が家の庭や散歩コース沿いで見かけた昆虫たちです。夏らしくなってきました。


 コクワガタのメスと思われます。少しばかり早い出現です。

 

 トノサマバッタ。散歩コースの遊歩道で見つけました。水辺の草地で草刈りが行われていましたので、避難していたのかもしれません。

 

 オンブバッタのオスと思われます。

 

 ブドウの葉を蝕むコガネムシ。虫食いだらけの葉ばかりとなりましたが、実には取り敢えず影響はありません。

 

 文旦の若木にアゲハチョウが産卵しています。他の若木を合わせても、幼虫が育つだけの葉はありません。

 

 カマキリ 散歩に出かけようとしたら、玄関で見つけました。小さいながらも首をもたげて威嚇してきました。

 

 クロアリ。庭で日長一日働きづめです。時折獲物を巣に入れています。

 

 シロテンハナムグリ。我が家の庭の一角、枯草を集めた場所に隠れるようにしておりました。

 

 ハグロトンボ。散歩コースを少し外れ、大きな樹の木陰で見つけました。胴体の色合いが、青く輝いていませんでしたので、メスと思われます。

 


17.7.12

 

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閑話つれづれ 花鳥風月 26

2017-07-21 10:11:06 | 閑話徒然

逢ふことの かたばみぐさも 摘まなくに ② (詠み人知らず)



 7月上旬の散歩道、梅雨時の草花。

 今年はほとんど雨も降らず空梅雨の状態でした。よくよく見ると、外来植物ばかりです。あらためてビックリしました。


ヒメヒオウギスイセン


ネジバナ


アジサイ


ワルナスビ


ハルジオン


ムラサキカタバミ


アフリカハマユウ


ヤブカンゾウ


ヒルガオ


メハジキ


オシロイバナ


シロツメグサ


ノアザミ


クチナシ


ルドベキア


ボタンクサギ


マツヨイグサ


アカバナユウゲショウ


ノゲシ


シロバナタンポポ


カタバミ

 

 

17.7.10

 

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