百年は 花に宿りて すぐしてき 374 (大江匡房)
春の彼岸 初見のスジグロシロチョウ
コロナ感染者が一向に減少しません。下げ止まりどころか変異種による増加の兆しが見え始めました。そんな中でしたが、この機を逃すといつ出かけられるかわかりません。春の彼岸となったので、意を決して実家の陋屋管理に半年ぶりに出かけることにしました。
春の訪れが例年より早く、ジンチョウゲやモクレンやボケは、盛りを過ぎていましたが、シダレモモやハナズオウは満開で、これまで咲いた花を見たこともなかったニワウメが、咲き乱れていました。
そのニワウメでアカタテハが吸蜜していました。
ムラサキシジミやテングチョウ、今年初見のスジグロシロチョウも訪れました。同じく初見のアゲハやルリタテハも訪れていましたが、写真には収められませんでした。
作業の合間にツマグロキチョウを探したのですが、季節の推移が早かったせいでしょうか、食草のカワラケツメイを求めて移動してしまったようで、キタキチョウばかりでした。
荒れた庭を少しばかり整理し、クリスマスローズやシュンランやエビネを株分けし、自宅に持ち帰ることにしました。遠目に見える河畔の桜並木は咲き始めで、帰宅の日にはやっと三分咲き程度でした。
2021.3.24