ごんごんの  遍路のみちは一歩から 同行三人

リタイア後、近場のウォーキングで健康増進に努めています。年々歳々四国遍路が遠のきます。

車で四国遍路 同行五人2の⑤

2017-04-22 11:00:00 | 四国遍路 二巡目その2

5日目 2015年11月18日(火)雨


 いよいよ最終日だ。今日は今治周辺の5ケ寺を巡る。昨日は54番まで参拝したので、多少時間的にゆとりのある行程となる。

 ホテルから昨日の道を戻るようにして、五十五番南光坊へ。国道317号に面し堂々とした四天門前では、寺の関係者が参拝者のカウントをしていた。南光坊をお参りし四天門を出て、隣接の別宮大山祇神社も参拝することにした。

 

 

 国道317196号を経由し、五十六番泰山寺へ。山門はなく、駐車場から路地を直進すると、石柱門があり、一段小高く境内がある。

 

 駐車場から南方向に直進し、天満宮あたりを左折し、県道155号に出て蒼社川を渡り、小川沿いの道を行き左折すると、山腹に五十七番栄福寺がある。雨がひとしきり強くなる。山門はなく寺名を記した石碑があり、堂宇は一段高みにある。

 

 玉川町の地元道路を抜けて案内に従って五十八番仙遊寺へ。寺への九十九折の坂道を進むと、仁王門が左手に見える。雨の中歩き遍路さんが門を抜けて急な坂道を登って行った。僕らは車道をさらに進み境内裏の駐車場へ。霧も立ち込め本堂も太子堂も煙っている。

 

 登って来た道を下って、県道を右折し道なりに走行し県道156号に合流。ガソリンスタンドのある交差点を左折し、59番への道を進む。昼食の時間には少し早いが、途中「うどんの里やまびこ」で昼食休憩としようとしたが、あいにくの定休日であった。

 頓田川沿いの道を北進し、国道196号を右折。さらに二つ目の信号を左折し、田の中の狭い道を直進する。JR予讃線を越えると、県道155号に突き当たり、右折すると五十九番国分寺の駐車場である。春日神社の参道の石段を登ると、右手に狭い境内がある。四国の国分寺では、この伊予の国分寺は佇まいも印象度が薄い。

 

 昼食の時間であるが、時間的にゆとりがあるので、西山興隆寺の紅葉狩りをプランに入れ、県道156号を南進しながら食事処を探すも見当たらない。国道196号に出て今治湯ノ浦ICまできたので、昼食を諦めて別格西山興隆寺を目指す。1年半前の経路を思い出しながら、東予丹原ICから県道48・151号を経て興隆寺へ。

 雨の平日であるが、思ったより車が駐車していた。仁王門を抜けて境内に入ってみたものの、この秋の暖かさと雨の日であり、紅葉の色合いは芳しくない。1年半前の青もみじの時に訪れた、あの時の迎え犬は元気でいるだろうか。時間も迫っていたので、早々に西山をあとにした。

 

 興隆寺からの帰路の途中、丹原の街で一六タルトの店により、最後の土産を買い求めた。今治・小松道を舞い戻り、国道196号を今治市街方向に直進し、「スシロー今治中寺店」でトイレ休憩を兼ねた昼食とする。

 今治ICから「しまなみ海道」を利用して福山駅に向かう。西瀬戸尾道ICで高速を降り、福山駅までは1時間半の行程。福山駅北口では「福山城」を写真に収め、姉たちを新幹線改札口に見送って別れる。

 帰路は、山陽道・名神・新名神と乗り継いで、2回ほどトイレ休憩や軽い食事を摂る。さらに東名阪・伊勢道と乗り継いで、無事に帰宅したのは10時過ぎであった。(合掌)

 

5日目(6,720歩) 走行距離 527.3km

 

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