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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

アイズ ワイド シャット

2010-11-21 | おもろい
キューブリック監督の遺作である本作品。キューブリック作品は「2001年宇宙の旅」しか観たことない。作品リスト眺めると、他にも観てみたいのがたくさんある。

なんかトム&キッドマンがリアル夫婦(当時)なのに、わざわざ夫婦役を演じるということと、トムが仮面パーティみたいのに行くらしい、くらいだけ知ってました。とりあえず、観賞。


ひとつひとつの場面が、主軸のストーリーにしっかりと絡んでおり、寄り道がないせいか観ていてだれる感じが全くなく、結果ものすごく集中して観られるという印象。

ダンスパーティで夫婦共々好き勝手に遊ぶ ~ 夫婦喧嘩 ~ キッドマンからの思わぬ告白 ~ トムものすごい妄想と共に夜の街を徘徊 ~ 仮面パーティへ潜入 ~ パーティから脱出。しかし何だったんだあのパーティ? ~ なんとなく話結んでエンディング


こう書くと「おもしろいのかよそれwwww」って思われそうだが、159分飽きることなくのめりこみました。

それにしてもトムの徘徊シーンは、さかりのついたオス猫のようで、なんだかおもろい。あんなにカッコいいんだから、あんなに破れかぶれにならなくてもいいのにな。しかしカッコいいのはカッコいいなりに苦労することもあるのだろう。クリントン大統領だって女性問題で墓穴掘ったわけだしな、宇野首相だってそうだ。宇野首相がカッコいいかどうかはこの際関係ない。

話がそれた。
さて、さかりのついたオス猫の執念で秘密の仮面パーティにまで見事潜り込んだトム。このパーティのシーン、この映画の見せ場だよね。要するにやってることは高橋がなりが企画しそうなスワッピングだが、荘厳な雰囲気と緊張感煽る音楽とで、奇妙な緊迫感に包まれながら観ることができました。この企画、がなりがやったらこうはなるまい。


キッドマンの尋常じゃない美しさも満喫し、なんだか満足して観終えることができました。こーゆー映画を酒を飲みながら楽しめるというのは、大人の特権だ。ありがとうキューブリック監督。


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