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「ありがとう」は最強の言葉~なぜ感謝すると幸せになれるのか

2022年05月24日 05時38分22秒 | 宗教

 

仏教講師である菊谷隆太さんは、自らのユーチューブ「仏教に学ぶ幸福論」で、ほぼ毎日、親鸞聖人の仏教(浄土真宗)の教えについて、語ってくれている。あまりに講話内容が豊富で、消化不良気味であるが、自分のHP上の仏教シリーズにいつでも聴けるようにリンクを貼っている。毎日拝聴するほどの余裕はないが、気になったタイトルがあるとなるべく聴くようにしている。親鸞の教えとか歎異抄がらみとか仏教の本質の教えから日常生活に役立つ仏教に学ぶ幸福論まで、幅広い分野をカバーしているが、どのユーチューブも、目に鱗というか役立つ内容ばかりである。HP上には、2019年5月から今日までのユーチューブのリンクを貼っているが、ほぼ毎日なので、全部で700回分は超えているものと思われる。1回につき、15~20分位の講話であるが、ほぼ毎日となるとその大変な制作作業は想像を絶するものがある。

この年になって、仏教の教えを学び始めているが、釈迦や親鸞聖人の教えを聴くたびに反省させられるばかりである。5月22日付の講話も「なぜ感謝すると幸せになれる~ありがとうは最強の言葉」というタイトルで、仏教の視点で感謝する心の大切さを訴えている。

目次として、

 1 ありがとうは最強の言葉

 2 感謝は即効で幸せをもたらす

 3 恩知らずの私はどうしたらいいのか

 4 如来への感謝

を掲げて、解説してくれた。1 のパートついて、文字起こしをしてみると。。。

『仏教では、私たちが幸せになれるよい行い、よい種まきの一つに「心施」というのが教えられている。お釈迦様は幸せの花が咲くこれは素晴らしい種だから大いにまきなさいと教えられている。この心施によって幸福がやってくるとお釈迦様は教えられている。「心施」という種が「幸福」という結果を表すという。この心施は、心から感謝の言葉を述べること。心から「ありがとう」と言うこと、これを仏教では「心施」という。「ありがとう」と感謝の気持ちを述べるということは、相手に自分の心を捧げるということである。この「ありがとう」という言葉は、実は最強の言葉である。

人を元気づけようと人を明るくさせようと思って、「褒める」ということがあるが、この褒め言葉は結構難しい。褒めるということは評価するということだから、ある意味その人を採点するということになるので、褒められた人は、今度はプレッシャーになって、できなかったら相手をがっかりさせることになる、今度は叱られるかもしれないと思うと委縮したりすることもある。そういう風に受け止める子供なんかもいる。あるいは褒めると何か下心があるのではないかという穿った見方をする人もいる。また、褒めると皮肉かと嫌味か?と特に自信のない人なんかは、褒めるとかえって皮肉で言われてんじゃないかと思って腹が立ってくるという人もいる。あるいは、わかってくれないと褒めるとそんなこと褒めてもらいたくないのにと自分のことをわかってくれていないなという気持ちで失望させるというケースもある。褒めたら元気になるだろうと思って褒めるというのは結構逆効果になってしまうケースもある。その点、最強の言葉、相手を元気づける最強の言葉は感謝の言葉である。「ありがとう」ということ言われて嫌と感じる人はいないし、嬉しくなるものである。

相手の心を受け取った気持ちになる。「ありがとう」と言われるのは、いかに相手を幸せな気持ちにさせるかっていうのは、次のデータからもわかる。

「ありがとう」は、

・言われてうれしい言葉 No.1

・次世代に残したい言葉 No.1

・夫婦仲が良い二人が使っている言葉No.1

この「ありがとう」という言葉が飛び交う職場とか家庭っていうのは、仲がよくて居心地がいい。この「ありがとう」という言葉がすぐに口からでるようになるにはどうしたらいいか。まず、恩を知るところから始めなければならないと仏教では教えられます。これを仏教では、「知恩」「感恩」「報恩」と言う。この報恩、ご恩に報いたいという気持ちから、「ありがとう」という感謝の言葉が出る、あるいは感謝の行動となる。報恩の心から起きるけれど、報恩の心は、まず「知恩」から始まる。恩を知ってその恩に感泣し、そのご恩に報いたいという気持ちになると、それが「ありがとう」という言葉である。「ありがとう」という言葉がよく出る人というのは、まずこのどれだけの恩を受けているのかを知るということから始まるということである。』

20分のユーチューブなので、是非とも最後まで聴いてみてほしい。最後にある「如来への感謝」は、恩徳讃という親鸞聖人を讃えた歌にもなっているので、これも是非聴いてみてほしい。「ありがとう」が最強の言葉であるということは、まさにその通りであると実感している。実生活ではこの最強の言葉がなかなか出ずいつも後悔する。Thank you.という軽い言葉は、すぐ口に出てくるが、「ありがとう」という言葉は意識しないと出てこないのである。まだまだ仏の域には程遠い感じである。ところで、「ありがとう」という言葉ですぐ思いだすのが、いきものがかりの「ありがとう」という歌で、大好きな曲である。自分にとっては、結婚式にからむお祝いの楽曲の定番となっている。

 

仏教に学ぶ幸福論(ありがとうは最強の言葉): https://youtu.be/io5uw9Jva3I

恩徳讃の曲(旧盤): https://youtu.be/FtgcKJmM37o

「ありがとう」(いきものがかり): https://youtu.be/VZBU8LvZ91Q


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