神奈川密着!!地域密着型ブログ・ほしぞらの観える街

神奈川のニュースから社会問題、教育、スポーツ、話題等いろろと取り上げていきたいと思います。現在不定期更新中!

山北町立山北診療所で、昨年2007年4月から医師が不在で診療再開のめどが立たず・・・。

2008年01月26日 00時00分00秒 | 神奈川の医療・健康などに関する取り組み

昨日1月25日(金)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・医師不在で診療再開めど立たず/山北町立山北診療所』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。

山北町谷ヶの山北町立山北診療所が、医師不在のために、
昨年2007年4月から診療を休止したまま再開のめどが
立っていない
そうです。山北町でも医師探しに奔走しているものの、
目立った成果は上がっておらず、山間地医療継続の難題に
直面している
ということです。

深刻な状況にある医師不足の現状の中で、その医師不足がもろに
直撃するのがこういった山間部や町の診療所などと呼ばれる
ところですよね・・・。本当に困った問題ですね。
丹沢湖周辺の住民のみなさんは松田町に転出した診療所の
前任医師にかかったり、あるいは山北町の中心街や
静岡県小山町などに出たりしているということですが、
自家用車がないと1日がかりになるようですし、
路線バスを利用してでの通院となると、交通費は往復で2,000円以上に
なるということですし、肉体的負担、精神的負担、経済的負担
3重苦になっていますね。これは、お年寄りの方たちや身体の不自由な
方たちなどには相当キツイですよね・・・。昨年2007年12月13日(木)には
『横浜市立大学が、2008年度の入試から、医学部医学科の
入学定員を60人から80人に20人増員!!』

として取り上げたように、横浜市立大学が、2008年度入学者の入試を皮切りに、
医学部医学科の入学定員を60人から80人に20人増員するなど、
市町村や神奈川県、各医療機関もいろいろ対策を打ち出していますが、
現状は、大学病院、総合病院、救急センター等でも、
深刻な医師不足にあり、救急搬送のたらい回しのあげくに、
患者さんが亡くなるなんていう痛ましい問題も各地で浮き彫りに
なっている現状ですし、限界があるのは確かです。何度も
書いてきているように、国が、過酷な労働条件・
労働環境にある医療現場の現状をしっかり把握し、
給与面や待遇面などの見直し・改善
に取り組まないといけない
ということはもう目に見えていますね。


コメントを投稿