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横須賀市立市民病院で、公設民営の指定管理者制度の移行する4月以降は4科で入院を停止!!

2010年02月04日 00時00分00秒 | 神奈川の医療・健康などに関する取り組み

昨日2月3日(水)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・横須賀市立病院が4月の公設民営移行で
入院4科停止、病床も削減/横須賀』

という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。

横須賀市長坂の横須賀市立市民病院が公設民営の
指定管理者制度に移行する4月以降は呼吸器内科と
神経内科、脳神経外科、泌尿器科の4科の入院を
停止すること
が明らかになりました。
稼動病床数も3分の1減らし、246床にするということです。

これは、医師不足や公務員を退職して病院に残る
看護職員が6割強しかいなかったこと
が影響をし、
大幅縮小を余儀なくされたようですが、依然として
横須賀市に限らず、神奈川県内各地域はもちろんのこと、
日本全体でも厳しい医療環境・過酷な医師の
労働環境・労働条件
が改善される兆しでさえないですからね・・・。
全く持って国が危機感を感じていないといわざるを得ないですね。
政権が変わってもいろんな場外での問題が相次いでいるというのも
こういった医療の面や福祉の面での取り組みが進められないと
いうこともあるんでしょうが、全く持って情けないし、残念なことですね。
横須賀市では、同じ2月3日(水)の神奈川新聞社会面に
『カナロコ・聖ヨゼフ病院は4月から産婦人科など4外来休診へ/横須賀』
として記事が出ているように、横須賀市緑が丘の社会福祉法人
聖テレジア会が運営する聖ヨゼフ病院が4月1日(木)、
4つの外来診療科目《眼科、産婦人科、皮膚科、
泌尿器科》も休診すること
が分かりましたし、
相次ぐ横須賀市内の医療機関の縮小は、以前から現場の医師の方や
専門家の方などもおっしゃっているように、本当に地域医療の崩壊
につながる心配がありますね。住民のみなさんもすごく不安だと思います。
横須賀市の医療機関の縮小が相次いでいる一方で、1月6日(水)には
『厚木市立病院で、産婦人科医の医師不足で
休止をしていた産科の外来診療を再開!!』

として取り上げたように、1月4日(月)より、厚木市水引の
厚木市立病院の産科の外来診療が再開されていますが、
深刻な医師不足にある中で、とりわけ産婦人科医は
さらに深刻な医師不足・施設不足にある
状況なので、
横須賀市の聖ヨゼフ病院のように、産婦人科の外来診療を休止、
あるいは産科医療自体を休止せざるを得ない状況は今後も続くと思います。
本当に日本のこういった問題の解決には、ずっと書き続けてきているように、
一刻も早く厳しい医療環境・過酷な医師の労働環境・
労働条件の見直し
をして、誰もが安心して診療・治療を
受けられる医療環境の充実
を図らないといけません。
今回の横須賀市の問題は、神奈川県全体はもとより、日本が
抱えている深刻な問題の1つなんですから・・・。


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