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厚木市立病院で、産婦人科医の医師不足で休止をしていた産科の外来診療を再開!!

2010年01月06日 00時00分00秒 | 神奈川の医療・健康などに関する取り組み

昨日1月5日(火)の神奈川新聞地域面《相模原・県央面に掲載!!》から
『カナロコ・市立病院で産科の外来診療を再開/厚木』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。

仕事始めとなった4日(月)より、厚木市水引の厚木市立病院の
産科が再開された
そうです。産婦人科医不足の中で
2007年8月から休止していたが、医師の確保に
めどが立ち、まず外来診療が再開
されたということです。

当面は妊娠初期で合併症のない人のみ分娩《ぶんべん》
予約を受け付けるのみで、分娩は4月からの再開になるようですが、
それでもようやく産科医療の全面再開に向けて、動き出したのは
大きいですね。
昨年2009年6月16日(火)の神奈川新聞社会面には
『カナロコ・出産扱う医療機関の常勤医師数が増加/神奈川』
として記事が出ていたように、出産を扱う神奈川県内の
医療機関の常勤医師数が2009年4月1日(水)
現在452人で、1年前より15人《約3%》増えた
ことが、
神奈川県などの調査で分かっていますが、それでも医療機関に
必要な常勤医師の実数には達しておらず
、依然として
産科医療は神奈川県内各地で厳しい状況にあるのは確かですからね。
これからも常勤医師になるべく産科医師の確保
求められるわけですが、以前から書いてきているように、
相変わらず政権が交代しても、なかなか厳しい医療環境・
過酷な医師の労働環境・労働条件
が改善される兆しが
なかなか見えてきていないので、こうやって厚木市立病院で、
産科医療の再開《現在は外来診療のみ》をしても、一方で、
医師不足や施設不足などから、産科医療を無期限で休止せざるを
得ない医療機関は今後も出てくることが予想されますし、
しっかりと医療現場も患者さんも安心して利用できる
病院環境づくり
を早急に進めていかないと。
子育て支援は、国の重要課題、マニフェストに挙げているんですしね。


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