昨日5月29日(金)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・昔の食卓を再現 鯨使った献立登場/横浜 市立小学校給食で』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。
横浜市立小学校175校の給食に、鯨肉を使った献立
『くじらのごまみそあえ』が並んだそうです。6月2日(火)の
開港記念日に合わせ、昔の食卓を再現しようと
昨年2008年から始まった試みで、児童は往時に思いを
はせながら味わったということです。
鯨肉は1981年までに給食に出されていたものの、食用需要の減少、
産業構造の変化による価格の大幅な高騰によって、食卓からも給食からも
消えてしまったわけですが、今回『昔の給食を知る機会に』と、
全市共通の献立として昨年2008年から復活させたのは良いことだと思います。
もともと昔から鯨肉を食べる食文化というのは日本にはあったわけですからね・・・。
神奈川県内では、2006年2月2日(木)に
『川崎市の小学校でも、給食の献立にくじらが登場!!』
《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅!!》
として取り上げたように、川崎市の川崎市立下沼部小学校の
給食の献立にクジラが34年ぶりに登場したほか、旧城山町
《現・相模原市城山町》の学校給食でクジラ肉を使った献立が
すでに食文化について理解を深める食育の一環として『学校給食週間』
を使って“クジラ給食”が登場しています。2月12日(木)には
『学校給食に神奈川産食材を利用してもらおうと、レシピを学ぶ
勉強会が開かれる!!』
といて取り上げたように、横浜市神奈川区山内町の横浜市中央卸売市場で、
学校給食に神奈川産食材を利用してもらおうと、神奈川県産食材を
使ったレシピを学ぶ勉強会が開かれるなど、地産地消や食育を
意識した取り組みも積極的にここ数年行われるようになってきています。
今回の“クジラ給食”もそれらにも繋がってくる大切な取り組みですし、
これからも出来る限りになるとは思いますが、出来る中で神奈川県内各地で、
積極的に『学校給食週間』上手く活用するなどして“クジラ給食”を
学校給食の献立に組んで欲しいと思います。
《文中の『鯨肉』、『地産地消』、『食育』のリンク先は、
それぞれフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』です。》