昨日5月28日(木)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・市立学校教員にトイレ清掃の説明会/横浜市』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。
横浜市中区の教育文化ホールで、横浜市教育委員会が、横浜市立学校
での児童・生徒によるトイレ清掃を2010年度から本格実施
するのを前に説明会を開いたということです。
すでに児童・生徒によるトイレ清掃が実施されている南区の横浜市立南小学校、
都筑区の横浜市立荏田南小学校、南区の横浜市立南が丘中学校の各校の
担当教諭が実践報告をしたようですが、戸塚区の小学校で6年生の担任を
持つ男性教諭が『感染症などの心配が少ないことが分かった』などと
話したということは、教員の中でもトイレ清掃に対して疑問の部分が
多かったんでしょうかね?それがまたビックリです。
横浜市立学校のトイレ清掃に関しては、昨年2008年11月6日(木)に

トイレ清掃をおよそ30年ぶりに復活へ!!』
として取り上げたように、特別支援学校を除く横浜市立学校全500校で、
児童・生徒によるトイレ清掃をおよそ30年ぶりに
昨年2008年11月以降にモデル校の小中学校10校前後に
順次導入され、2009年度を試行期間と位置付けた上、
2010年4月から全校で本格実施するということになっていますが、
教員の方々が横浜市立学校の出身であれば、およそ30年間実施していなかった
わけですから、トイレ清掃を経験しておらずトイレ清掃に関する疑問は
あっても不思議ではないんですよね・・・。何しろ復活が決まったときでさえ、
賛否両論の声があちらこちらからあがっていて、
『感染症など衛生面に問題がある』などと否定的な声が
出ていたわけですからね・・・。実際導入してみると、子どもたちの
『以前よりトイレをきれいに使おう』という意識が当然ながら
高まっているんですし、現場の教員や周りの大人が及び腰、変に過敏になることなく、
学校での児童・生徒によるトイレ清掃は当たり前で自然のこと
という意識をしっかり持って欲しいです。
トイレ清掃も大切な教育の一環なんですから・・・。