神奈川密着!!地域密着型ブログ・ほしぞらの観える街

神奈川のニュースから社会問題、教育、スポーツ、話題等いろろと取り上げていきたいと思います。現在不定期更新中!

三浦半島のお産事情が今秋2010年秋、深刻な事態に陥る可能性・・・。

2010年04月05日 00時00分00秒 | 神奈川の医療・健康などに関する取り組み

昨日4月4日(日)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・今秋2院が休止、三浦半島の深刻なお産事情/横須賀など』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。

三浦半島のお産事情が今秋2010年秋以降、深刻な事態
なりそうだということです。

これは、横須賀市内の出産件数の半数近くを扱う2つの
総合病院が10月以降、相次いで分娩《ぶんべん》を
休止し、三浦半島で分娩を扱う総合病院が1つだけになり、
妊婦の選択肢はさらに狭まる
というもので、このブログでも
2月4日(木)に
『横須賀市立市民病院で、公設民営の指定管理者制度の
移行する4月以降は4科で入院を停止!!』

の記事の中で取り上げた、横須賀市永坂の横須賀市立市民病院が
公設民営の指定管理者制度に移行した4月以降は呼吸器内科と
神経内科、脳神経外科、泌尿器科の4科の入院を停止したの加え、
11月には分娩を中止することになりましたし、それよりも先に
横須賀市緑が丘の社会福祉法人聖テレジア会が運営する
聖ヨゼフ病院でも、眼科、皮膚科、泌尿器科と共に
4月1日(木)から産婦人科の外来を休止、
横須賀市米が浜通の横須賀共済病院で10月からやはり分娩を
休止といった深刻な状況になっていますからね・・・。
2つの診療所がオープンをしても懸念される、出産場所が
見つからない『お産難民』が増え、横須賀市・三浦市外での
出産も増えて、やはり三浦半島一体での少子化に拍車を
掛けることになりそうですね・・・。元々神奈川県全体でも
以前から書いてきているように、深刻な医師不足・
看護師不足・施設不足
に陥っているため、
横須賀市立市民病院や星ヨゼフ病院のように、他の科目でも休診が
相次いでいるといった現状があるので、日本の社会問題となっている
厳しい医療環境・過酷な医師の労働環境・労働条件の
見直し・改善
を一刻でも早く進めないことには、
この三浦半島の問題が、神奈川県全体での深刻な産科医療・
地域医療の崩壊
につながるおそれがありますね・・・。
何しろ、医師の派遣先である大学病院自体での
深刻な医師不足・看護師不足
があるわけですから・・・。
ここ数年、様々な改善への取り組みが、大学や総合病院、市民病院、
各市町村、神奈川県で行われてきていますが、それでもこういった
三浦半島のような事態が起きているというのは、国が危機感を
持って、早急にこのすべての問題を解決するために、
医療現場の厳しい事情
を把握し、改善させないと。
子どもを安心して産めない社会をこれ以上作ってはいけません。


コメントを投稿