昨日3月21日(金)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・県自然環境保全センター、希少生物の登録システム運用始まる』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
厚木市七沢の神奈川県自然環境保全センターが運営するホームページ
『e-tanzawa』が今月3月から生まれ変わり、丹沢大山で
目撃した外来生物や希少生物の種類や場所を
誰でも情報登録できるシステムの運用が始まったそうです。
寄せられる情報を集計して、丹沢の自然を守るための基礎データ
として活用するということです。
提供を呼び掛ける情報はアライグマ、カミツキガメ、
ブルーギルなどの外来生物と、ツキノワグマ、
ニホンカモシカなどの希少生物、シカ、サル、
イノシシ、ヤマビルなどの地域に被害を与える生物の
3種類ということで、県央地区での出没・目撃情報が相次いでいる
アライグマ、シカ、イノシシ、ヤマビルの情報は
結構届くのではないでしょうか？アライグマに関しては、
以前から書いているように、元々ペットとして飼われていたものが、
大人になるにつれて野生化したことで、飼えなくなって離したという
問題が大きいので、丹沢の自然を守るとともに、こういった
問題の解決に向けても役に立つと良いなと思います。
シカ、イノシシ、ヤマビルなどの鳥獣被害の問題ももちろんそうですね。
3月14日(金)に
『清川村が3月から、村内で発生した災害や防犯情報を電子メールで配信するサービスを開始!!』
として取り上げた、清川村が3月から開始した、清川村内で発生した災害や
防犯情報を電子メールで携帯電話やパソコンに配信するサービスでも
鳥獣出没情報の配信もしていますし、伊勢原市でも同様の
鳥獣出没情報の配信をしているので、やはり丹沢や大山周辺地域のこういった
情報配信や鳥獣被害の対策にも大いに役に立ってくると思います。
丹沢の生態系が崩れてしまうのは問題ですが、
身勝手な人間による問題も含まれているわけですし、
その問題の深刻さもよく考えて、ペットを飼うというのは
どういうことなのかも考える情報の1つとして、大いに活用されると
良いなと思います。身勝手な人間の性で貴重な生命が
失われることのないように・・・。