センチメンタルシティ・ロマンチストからのたより

昔話が大好きで70年代ロックミュージックが忘れられない・・・

TOGETHER THROUGH   LIFEのこと

2009-08-09 14:48:18 | Weblog
 またまた、久しぶり・・・。

 特に仕事がむちゃくちゃ忙しかったわけではないけど、なんか回転が落ちていて・・・。気がついたら、2か月ぶりか。季節は、やっと長い梅雨が明けて、もうすぐお盆である・・・。

 この間、特に何をしていたわけでもない・・・。

 プライベートでは、かなり前になるが、息子の就職の内定が出たり、先月の初めには少し遠くへ旅行したりとか、少しは動きがあったが・・・。だんだん、年とともに出来事に感動しなくなっているのが、本当によくわかる・・・。

 で、前置きが長くなったが、閑話休題である。

 少し前に、やっとボブ・ディランの新譜「TOGETHER THROUGH LIFE」を買った。
 グラミーで話題になった時から、早く聞かなくてはと思いながら、一方でそんなにあわてて聞くこともないかって思いながら、結構時間が過ぎた・・・。
 で、やっと重い腰を上げたところだが・・・。これが、やはり、いい・・・。

 前作の「MODERN TIMES」も結構よくって、ディランは、まるでシンガーのように気持ちよく歌っていて、それがよく伝わってくる・・・。ただ、聴いている方は、いつの間にかディランを聴いていることを忘れてしまうような、自分としては初めての経験だった・・・。
 勝手な言い方をすれば、アーティストとしてのディランの一つの完成形を見たっていうか・・・。(うまく言えないけど。)

 で、今回の「TOGETHER THROUGH LIFE」は、一言で言えば、「ワイルド」である・・・。 (このワイルド感は狙ったものだと思うけど、これがすごくいい。)  べたな言い方ながら、チョイ悪オヤジってな感じである。枯れたジジイが、紆余曲折を経て、昔一緒にやってた仲間と再会し、今やりたい音楽をやりたいようにいっちょやるかってな感じか・・・。(これも、うまく言えないけど。)

 今は、この2枚を交互に聴いて、ディランは、まだまだ自分の音楽を追求しているのだということを、改めて再確認しているってな感じか・・・。

 ということで・・・。評論は、恐らくいろいろなところで書かれていると思うので、未練なくそちらに譲るとして・・・。

 今日の一曲は。暑い夏を乗り切るためワイルドに、ジミヘンの「CROSSTOWN TRAFFIC」なんてどうかな・・・。最近、レガシー・アウトバックのCMに使われて、よく耳にするけど、やっぱりジミヘンは、カッチョイイ(死語か。)、そして不滅・・・。

 では、また・・・。