ポストPC/ケータイの世界

やっと家電業界の出番です

マンションSNSはくるか

2006年04月03日 | Weblog
物騒な世の中に対して、『マンションSNS』があり得るのか、
考察してみます。

■そもそもマンションSNSとは
住民限定のSNSを創るという動きです。
住民の結びつきを助けるツールとして、SNSの活用が
考えられそうです。

タワーマンション、大規模マンションなどでは数百世帯、数千世帯も
ありますが、新たに集まった地縁のため、コミュニティが形成されません。
しかし、暮らしにまつわる様々な問題、地域の問題について
話し合う欲求、要望は潜在的にあるのですが、それを受け止める器がなかなかありません。
そこで、SNSの活用が期待されるところです。


▽どんなことが出来きるか(予想)
・理事会からの通知
・催し/サークルの告知
・マンション内の問題をみんなで話し合う
など

▽マンション・コミュニティ
生活時間が異なる人々の集まりであることを前提にすると
リアルな場で、コミュニケーションをとることは制約が多いのですが
バーチャルなSNSの情報空間であれば、時間の制約はありません。

しかし、リアルな生活人のコミュニティの活動を補完するものであるという
点はSNSの特徴にぴったりです。

▽mixiでは出来ないのか
住民限定としたコミュニティをつくりたいという場合には
専用のSNSで創ったほうが、ノイズが入らなくて良さそうです。
このコストも急速に低下しています。
(どうやったら創れるかが世間一般に知られることが課題ですね)

▽PC/ケータイを使わない層には
従来の張り紙、回覧などの手法を補完として使う必要がありますね。

▽導入の進み方での課題
マンションSNSのツールを作りました、といっても
誰と導入を検討するかが、複雑ですね、マンションは。

施工会社・販売会社・・・
管理会社・・・・

一番、導入メリットを感じる人は実際に住んでいる住人で
次に理事会でしょうか。

こういった人たちとどうコンタクトするかが、提供側の課題ですね。