I LOVE HARLEY! の独り言




本日は、いよいよ組み上げの最終段階です。
プライマリー・ドライブユニットを取り付けるため、写真のように、メインシャフトにキーを挿し込みます。

そして、クラッチバスケットをベルトとともに、メインシャフトに取り付けます。

クラッチ・バスケットを固定するためのクラッチハブ・ナットのシールを、新しいものに交換しておきます。
ナットの裏から、径の合うロングソケット等で打ち抜きます。

クラッチハブ・ナットを締め込み、フロントプーリーもとりあえず固定します。
(後からフロントプーリーを回転させ、ベルトのアライメントをチェックし、必要であればシム調整します。)
クラッチを組んでいきます。
スチール・プレートとフリクション・プレートを交互に入れていきます。
新品の乾式用フリクション・プレートを組む時は、オイルに漬け込んでから組み込みます。
スチール・プレートにシリコンスプレーを吹き付ける人もいます。
何故かというと、こうしないと滑らかにクラッチが繋がらなくなってしまうからです。
半クラッチが上手く操作できなくなります。
以前、クラッチ板のクラッチドッグの当たり面にバリが出たのは、これをしなかったせいでした。

最後にプレッシャープレートとダイアフラムスプリングを取り付け、ロックタブの爪を起こして完了です。

プライマリーカバーを取り付ける前に、ベルトのアライメントをチェックします。
フロントプーリーを回転させると、あるところで擦れる音がします。
あれぇ、やばいかなぁ?
交換した、ステーター・コイルが擦れているような音です。
とりあえず、「スティーズ」のOGATA君に相談したところ、コイルと擦れているならまずいとのこと。
あぁ、せっかくここまで組んだのに、また、裸にしなくてはなりません。

というわけで、再びリアッセンブルです。
ここで、フロントプーリを固定して、再びプーリを回転させてみました。
擦れ音が止まりました。
ラッキー!
ローターがインナーケースと少しだけ擦れていたようです。
今回、クランク・スプロケットシャフト・スペーサーを新しいものに交換しました。
新しいものが少しだけ長かったのですが、大して気にしていませんでした。
これが、ローターを少しオフセットさせた原因だったんですね。
音が鳴りっぱなしなわけではないので、まぁ、ケースはアルミだから、そのうちアタリがつくでしょう。

ぐったりと疲れてしまいました。
いつになったら走り出せるかなぁ?

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