半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

心は昭和時代。ちょっと前の話

2016-12-24 11:02:37 | 日記
ぐちや説教じみた話は終わり!今日はおれにとってちょっと前の話、昭和。
おれがまだ小学生の時、大人ぶった事をしたかったのか、忘れたけども
一人で洋画を観に行った。

高田馬場駅近くのみずほ銀行近辺に映画館があった。
観た映画は「タワーリングインフェルノ」

現在のようにシネマコンプレックスが当たり前になる前、
座席は自由で言わば早いもん勝ち。今のように入れ替え制ではないので、
途中から入って、次の回に観てない部分を観て帰るとか、
内容が分かるまでもう一回観るとか当たり前にやっていた。

席を取るためには前の回が終わる前に入り口に並び、お客が出てきたら
我先にとばかり中で席を探す。当時も比較的新しい映画館は劇場の中心部付近だけ
指定席になっていたな。

エヴァの映画を観に新宿スカラ座(だったかな?)に行くと、
そこは昔ながらの映画館をやっていて、思わず「どこに座ってもいいんですか?」
などと恥ずかしい質問をしてしまった。今はもうないけどね。

テレビに出る昭和天皇は気さくな方で、有名人に話しかけては「あぁそう!」が口癖だった。
一般参賀でお見えになると、手を振って下さるのだが、縦に振っていたのが印象的。
その昭和天皇が下血(当時の日本にそんな言葉はなかった。)されたとき、
井上陽水の日産セフィーロのCMで「お元気ですかぁ?」のセリフが口パクになった。
自主規制の始まりだった気がする。

そうそう、あの頃は地下鉄が通る上の歩道に通気口があいていて、
電車が通る度にすごい風が吹き出し、うちの母(田舎から出てきたばかり)が
リアルマリリンモンローをやってしまったそうだ。
今でもあの通気口ってあるのかな?


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