電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

12月下旬~1月上旬発売のDVD(レンタル)作品

2009-11-30 17:51:35 | Weblog
久々になりますが、
11月下旬から12月上旬発売のアジア作品DVD(レンタル)の一覧です。

中国(香港)作品
12月15日
『ヤング・ブラッド~父子鷹~』
出:クー・フェン、リー・ハン
『非情のハイキック~黄正利の足技地獄~』
出:ホアン・チョンリー、フィリップ・コー
ブルース・リィの『大金塊』
出:ブルース・リィ、ホン・グウォクチョイ
ブルース・リィの『刑事物語』
出:ブルース・リィ、チャン・ウーロン

中国(大陸)作品
12月23日
「創世の龍~李世民 大唐建国記~」1~5
出:シェン・シャオハイ、バオ・グオアン
1月1日
「剣武侠侶 Detective:3 特使失踪」
「剣武侠侶 Detective:4 書生の死」
「剣武侠侶 Detective:5 喪の鐘は祝日に鳴る」
「剣武侠侶 Detective:6 天陽楼事件」
「剣武侠侶 Detective:7 暁の風に沈む月」
「剣武侠侶 Detective:8 古寺の怪仏」
「剣武侠侶 Detective:9 踊り子の夢」
「剣武侠侶 Detective:10 名苑の落日」
出:グー・ジーシン、チェリー・イン
「封神演義」8~13巻
出:ファン・ビンビン、マ・ジンタオ

台湾作品
1月6日
「KO One ~終極一班~」
出:飛輪海(ジロー、ケルビン、アーロン)
1月15日
「ANGEL LOVERS~天使の恋人たち」7~9
出:ミンダオ、ビアンカ・バイ

韓国作品
12月16日
「家門の栄光」1~5
出:パク・シフ、ユン・ジョンヒ
「テロワール」1~7
出:カン・テミン、イ・ウジュ
「龍の涙」37~39
出:キム・ムセン、ユ・ドングン
12月18日
『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』
出:チュ・ジフン、キム・ジェウク
「君は僕の運命」29~36
出:ユナ、パク・ジェジョン
「アクシデントカップル」5~8
出:ファン・ジョンミン、キム・アジュン
12月23日
「妻の誘惑」11~15
出:チャン・ソヒ、ピョン・ウミン
「必殺!最強チル」1~5
出:エリック(神話)、チョン・ノミン
「イ・サン」4~5
出:・ソジン、ハン・ジミン
12月25日
「アヒョン洞の奥様」31~35
出:ワン・ヒジ、キム・ミンソン
1月1日
『青燕』
出:キム・ジュヒョク、ユミン
『甘いウソ』
出:パク・チニ、チョ・ハンソン
『ワンス・アポン・ア・タイム 東方の光の秘密』
出:パク・ヨンウ、イ・ボヨン
「明成(ミョンソン)皇后」53~62
出:イ・ミヨン、チェ・ミョンギル
1月6日
「神の天秤」5~8
出:ソン・チャンウィ、イ・サンユン
「龍の涙」40~42
出:キム・ムセン、ユ・ドングン
1月8日
「萬江(マンガン)」11~15
出:イム・ホ、オ・ヨンス
「愛があるから」1~7
出:ユン・へヨン、イ・チャンフン
「妻-愛の果てに-」18~26
出:キム・ヒエ、オム・ジョンファ
「女人天下」51~58
出:カン・スヨン、チョン・インファ
「ヨメ全盛時代」6~10
出:イ・スギョン、キム・ジフン
「冬鳥」11~16
出:パク・ソニョン、イ・テゴン
「ロマンス ゼロ」1~8
出:イ・テソン、イ・ダイン
「カクテキ-幸せのかくし味-」15~22
出:パク・シネ、チュ・サンウク
「幸せです」25~29
出:イ・フン、キム・ヒョジン
「糟糠(そうこう)の妻クラブ」36~40
出:キム・へソン、オ・ヒョンギョン
「黄色いハンカチ」1~6
出:チョ・ミンギ、イ・テラン
「光宗大王(クァンジョンテワン)帝国の朝」42~47
出:キム・サンジュン、チェ・ジェソン
「妖婦 張禧嬪(チャン・ヒビン)」22~26
出:チョン・ソンギョン、イム・ホ
「三国記-三国時代の英雄たち-」6~10
出:キル・ヨンウ、キム・ガプス
「スターの恋人」7~10
出:チェ・ジウ、ユ・ジテ
「愛しの金枝玉葉」9~16
出:キム・ソンス、イ・テラン
1月15日
「美賊イルジメ伝」1~4
出:チョン・イル、キム・ミンジョン
「警察特攻隊」1~8
出:キム・ソクフン、イ・ジョンウォン

タイ作品
1月1日
珠玉のアジアン・ライブラリーvol.1
「ミー・マイセルフ 私の彼の秘密」×「メモリー~君といた場所~」
出:アナンダ・エヴァリンハム、ラッタプーム・トーコンサップ
珠玉のアジアン・ライブラリーvol.2
『シチズン・ドッグ』×『ヌーヒン バンコクへ行く』
出:マハーサムット・ブンヤラック、ルンラーワン・トーナホンサー

そのほかに1月13日『アイ・カム・ウイズ・ザ・レイン』があります。

明28日(土)公開のアジア作品

2009-11-27 23:44:27 | Weblog
明日28日(土)公開のアジア作品はありませんが、1本ご紹介したい作品があります。『泣きながら生きて』というドキュメンタリーなのですが、これはフジテレビで2006年に放送された作品で私もリアルタイムで見たのですが、日本に不法就労した1人の男性の10年を追った内容です。上海から日本語学校に入るために北海道へ向った丁さんは、そこは日本語学校とはいいきれない劣悪な施設であることを知り、中国にも帰ることができず、東京に行き、不法就労となりながらも家族のために、寝る間もおしんでいくつもの仕事を掛け持ちして生活する姿を追います。家族のために生きることを決意し、食べるものも惜しみ、歯がぼろぼろになりながらも働き、そして大きくなった一人娘がニューヨークの大学へ医学を学ぶこととなり、アメリカへ向う途中に東京へ降り立ち、親子の久々の再会シーンは感動を呼びます。
今から20年前、中国人が日本へ行くことは大変なことであり、そうゆう実態は『新宿インシデント』でも描かれましたが、その時代背景から日本で生活する中国人の姿を追ったこの作品は見応えあります。
この作品は今は日本でCCTVを放送している大富の社長、張麗玲さんが制作したのですが、これ以外にも「小さな留学生」という、これも涙無しには見れないドキュメンタリーもあり、お時間ある方はちょっと見ていただきたい作品です。
新宿バルト9で公開です。

もろもろ

2009-11-26 23:17:45 | Weblog
AFMの話題を書いていた途中で、違うネタになっていましたが、そんなこんなのうちにメディアアジア社のラインナップが正式に紹介されていました。
作品ラインナップですが
『談戀愛』監督:パン・ホーチョン 、出演:ミリアム・ヨン, ショーン・ユー
『沙風中轉』監督:莊文強、出演:イーキン・チェン, ジョーダン・チャン, アレックス・フォン
『火龍』監督:ダンテ・ラム、出演:レオン・ライ、リッチー・レン
『精武風雲.陳真』監督:アンドリュー・ラウ、出演:ドニー・イェン、スー・チー、アンソニー・ウォン
『剣雨江湖』監督:蘇照彬、出演:鄭雨盛、ミシェル・ヨー、ショーン・ユー、バービー・スー
以上になっています。
『精武風雲』には倉田さんも出演するようですね。

ところで英皇の来年のラインナップに『D』という作品があるのですが、監督はツイ・ハーク、アクション監督がサモ・ハン、出演がアンディ・ラウ、カリーナ・ラウ、レオン・カーファイ、ジョウ・シュンになっていますが、これは唐の時代、いちばんの興隆を誇った時に、皇后の即位にまつわる連続殺人事件を推理する探偵の話のようです。

来日のアテンド

2009-11-25 16:36:48 | Weblog
先週はシネマ・アンジェリカで20日から公開が始まったベルギー映画『ロフト.』の試写会のために、大阪ヨーロッパ映画祭で来日していた女優のヴェルル・バーテンスさんが東京へお越しになるということで、それをアテンドするために19日はどたばたしておりました。映画もおかげさまでというか、公開されて小ヒットという感じでお客さんが来ていただいているのでうれしいかぎりです。(ご興味のある方はぜひみてくださいHP
さて、こうゆう女優さんのアテンドは非常に神経を使います。なにせ相手は実際にどうゆう人なのかがわからないわけですから。ヴェルルさんもお会いするとすごく気さくな方で、お土産にスタッフが選んだ折り紙を非常に喜んでくれて、なんと見送りの車の中で折り紙で作っていたのが印象的でした。
これまでいろんな映画人をアテンドしてきましたが、基本的に女優さんはなかなか大変です。これはアジアの女優にもいえることですが、直前でへそを曲げるわ、気分がのらなければ取材キャンセルや記者会見に遅刻するわで宣伝マンは振り回されっぱなしです。
ある韓国の、それこそある作品の大ヒットで人気となった若手女優は、機嫌を損ねて記者会見に出るのを拒み、1時間遅れでスタートしたということもありました。これは瞬く間にわれわれの業界内で話題となり、来日でアテンドしたくない女優ということになりました。また私の経験では、ある香港の女優でその当時はまだ2本しか映画に出ていなかったのでしたが、成田までの帰りはNEXですということで納得してもらっていたのですが、帰る前日に足が痛いとだだをこね、結局、帰る当日はハイヤーで成田に行ったなんてこともありました。
こうやって宣伝マンは観客に見せる顔ではない、真実?の顔を見てしまうわけで、そうゆう時はお仕事ではなく、ファンの立場で見ていたほうがよかったと思うのでした。

意外

2009-11-23 22:31:32 | Weblog
今日はお昼に有楽町の朝日ホールへ行きました。もちろん、TOKYOフィルメックスの『意外』を見るためです。
ストーリーに関して、何も知識をいれないでみたのですが、こりゃ面白いや。
冒頭、車で混雑する香港の町中。一台の車がパンクして運転していた女性があせっていると、後ろの車の初老の男が「早くどけろ。」と怒った口調で言いながら、別の道に入り込むと向こうから道に水をまく車がやってきたので、それをよけようとすると今度は車に布看板が車のフロントガラスにかぶります。男は車を降りてその布をどかそうと引っ張ると、その布をひっぱっていたワイヤーが切れてなにかの拍子に窓ガラスが砕け、こなごなになったガラスの破片が男に降り掛かり、そのガラスで身体を切った初老の男は出血多量で死んでしまいます。
その光景をやじうまの中でみているのがルイス・クー扮する大脳。実はこの事故、仕掛けられたもので、死んだ男はマフィアのボスだったのです。そして大脳は事故に見せかけて人を殺す殺し屋一味のボスでもあるのです。ストーリーの説明はここまででたぶんこれ以上書いていくと映画見たい方にはネタバレになってしまいますが、偶然だと思うことが本当に偶然?というこの話の発想は、いつも驚かされるストーリーラインを見せてくれるジョニー・トー率いるミルキーウェイの脚本家たちの力量をまざまざと感じさせてくれます。あっという間のクライマックス。90分の映画が60分ぐらいに感じるのですから、楽しい時間を過ごすことができました。
映画が終わった後にソイ・チェン監督とのQ&Aがあったのですが、冒頭、実は第一回のフィルメックスの『ジュリエット・イン・ラブ』でウイルソン・イップ監督について来ていたという話が出てきて、実は2回目になりますという説明がありました。
ということでソイ監督は香港映画の名だたる監督の助監督を務めていたわけで、その経験が『意外』をみているとすごく活かされていることがわかります。
最近、現場の下積みをあまりしないような人が監督したりします(日本が最近多いですが)が、ソイ監督のように下積みを経ている監督こそ、観客に確かなものを送り届けてくれる、そんな気がした今回の作品でした。

NHKスペシャル

2009-11-21 17:16:00 | Weblog
私が仕事でお世話になっている方からメールがきていたのですが、その方が担当したNHKスペシャルが22日の夜放送されるのですが、題名はチャイナパワー「電影革命の衝撃」。いつもブログでは嘆いたりもしていますが、香港よりも今は中国大陸のほうが大きな資本で映画を撮られている状況です。そんな中国パワーと映画をテーマにしたこの放送は、かなり見ごたえあるのではないかと思います。なにせ担当されたディレクターは、香港映画界の監督たちとお付き合いがある方なので、かなり面白いものになっていると信じてます。
ちなみに土曜の今の段階で、最後の編集をされているそうです。
NHKスぺシャルHP

明21日公開のアジア作品

2009-11-20 19:27:53 | Weblog
明日21日公開のアジア作品は、ロードショー公開でなく、韓流シネマフェスティバル2009HPが開催されます。
上映作品は『ロマンチック・アイランド』『ビースティ・ボーイズ』『あなたは遠いところに』『最後の贈り物』『赤ちゃんと僕』『少年は泣かない』『マイ・ファーザー』『ガールスカウト』『Sダイアリー』『ナンパの定石』『情熱のステップ』『霜花店(サンファジョム)-運命、その愛』『作戦-The Scam』『悲しみよりもっと悲しい物語』です。
シネマート六本木にて開催

またTOKYOフィルメックスも開催されますが、私は23日の『意外』を観にいきます。

2010年は葉問づくし!?

2009-11-18 19:15:23 | Weblog
日本でもMATVを運営している美亜が2010年5月公開をめざして、『葉問前傳』の製作発表を行っておりました。監督は邱禮濤で、主演は黃奕、徐嬌、樊少皇、元彪、林雪、杜宇航、陳嘉桓と、たぶんに中国大陸マーケットに向けた感じがしますが、それにしてもドニー・イェン主演の『葉問』が大ヒットして以来、続編の話題や、ウォン・カーウァイ&トニー・レオンのものから、この作品と、2010年はまさに「葉問(イップ・マン)」ブームになるような雰囲気がありますが、やはり気になるのはドニー・イェンの『葉問2』でしょうか。
しかしながら日本での公開はまったくもって未定であり、なにせドニー作品はその前の『導火線』でさえも公開されていないわけですから、スクリーンで見る機会はないのかなあ。

時は流れる

2009-11-17 23:01:16 | Weblog
もう四半世紀前になりますが、一番最初に入社した会社は東銀座にあり、築地にも近いことから寿司屋だけでなく、おいしいご飯やも多く、安い社食に飽きた時はおいしいご飯を食べに行きました。その中にはちょっと遠出して築地市場の中にある定食屋などでオムハヤシライスとか食べてました。
最近は築地市場も観光化してしまっているので、中の某寿司屋には長者の列だったりしますが、私は寿司よりもなぜか定食屋に魅力を感じてしまいます。先日もちょっとあの近辺に用があったので足を伸ばして牡蠣バターライスを食べたのですが、満足なお味でした。
さて、月日の流れというのはほんとあっと言う間ですが、私の知っているお店が閉店していたり、またビルの立て替えで入り口が閉鎖されたりしているわけですが、この築地四丁目の交差点にちょっとこの場に似つかわしい、古ぼけたビルがありました。それが写真の華僑大厦という表記があるビルなのですが、このビルはどうも中国系の会社が所有していたビルで、入り口がまだ健在のときはそこにも小さな中華料理屋もあってお昼食べたこともありました。またビルの中の雰囲気もちょっと不思議な感じがしていて、確か7年ぐらい前になりますが、映画の取材でそのとき宣伝やっていた作品に出演していた、ブレイクする前の瑛太くんの雑誌グラビアをここで撮った記憶があります。
しかしながら時は経ち、ビルも古びたものとなり、耐震問題とかもあるせいか、こういったビルはどんどん取り壊しの運命となります。
そういえば香港もほんとうに古いビルがリニューアルして新しいものに変わり、街もどんどん変わっていっているのを見て、あのうさんくささがなくなっていくのはちょっと寂しく思いました。コーズウェイベイなんかほんと変わっちゃったもんなあ。
1980年代までの香港映画を見ていると、つくづくそう思ってしまうわけです。

七小福50周年

2009-11-14 16:38:28 | Weblog
今年は「七小福」の50周年ということで、6月からいろんなイベントなどが催されていますが、13日にも香港で中国戯劇学院出身者が集まってお祝いをしたニュースが出ておりました。レコードチャイナ・ニュース
こうやって写真に映っている面々の姿を見ると、皆、還暦前後の年齢になり、今から30年前に彼らの存在を知った私たちは、なんともいいようのない時代の流れを感じます。こうゆうイベントで顔を合わせるのならば、映画ファンとしてはもう一度、彼らの顔がそろった映画をみたいものです。
6月のイベントの模様
ONTV

明14日(土)公開のアジア作品

2009-11-13 23:10:53 | Weblog
明日14日(土)公開のアジア作品です。

『きみに微笑む雨』
監督:ホ・ジノ
出演:チョン・ウソン、カオ・ユアンユアン
出張で四川省・成都にやって来た韓国人男性が、アメリカ留学時代の友人で今は観光ガイドとして働いている中国人女性と10年ぶりに再会し、あの頃互いに恋心を抱き合っていたのに告白できずにいた二人が、当時の感情を思い出して惹かれ合うが、彼女には心のなかに秘密があった・・・・
四川大地震から1年後の成都を舞台に、韓国人男性と中国人女性の恋を描いた大人のラブストーリーを『四月の雪』などで知られる恋愛映画の名匠ホ・ジノ監督が手がけた作品。韓中ですが、セリフは英語です。
東京:シネマスクエアとうきゅうほか全国ロードショー

東京は昨日から雨が降って、今日は気温も下がり寒くなってきました。
風邪、インフルエンザにかからぬよう、皆様お気をつけくださいませ。

AFM3

2009-11-12 20:17:23 | Weblog
AFMに行った方からいろんなお話を聞いたりしているのですが、ベニー・チャン監督の『新少林寺』は、ジェット・リー主演『少林寺』のリメイクではないとのことでした。特別出演となっているジャッキー・チェンの役は寺の料理人で、主役のアンディ・ラウにことあるごとに助言めいたことを言う役だそうです。
あとジェット・リーが知的障害者の父親を演じるドラマ作品もあったそうですが、これはアクション映画ではないので日本の会社が手をつけるには難しい作品かも。最近、彼はジャッキー・チェンと同様、チャリティーに熱心で、この前、東京・中国映画週間で見たいくつかの作品のエンドクレジットに彼の基金の名が表記されていたほどでしたが、そんな考えだからでしょうか、こうゆうドラマにも率先して出演したのでしょうね。
やはりというか、韓国ものは何本か買っているそうですが、中華圏はほとんど手を出していないようですね。

AFM2

2009-11-11 23:42:47 | Weblog
マーケットも終わり、各会社の担当者も帰国して、今頃は社内報告している頃でしょうが、先だってのエンペラーに続いての紹介は、ライバルでもあるメディアアジア社。社長は大金持ちのピーター・ラムで、アンディ・ラウが彼によって最近、専属契約になったわけですが、ここもいろんな作品を送り出していますね。
目玉のひとつは、ジョニー・トー監督とラウ・チンワンの久々のコンビによる『Death of a Hostage』 (working title)。大金持ちの子供の誘拐をテーマにしたストーリーのようです。
『Fire of Conscience』は、ダンテ・ラム監督、レオン・ライ、リッチー・レン主演のアクションで、売春婦の殺人事件を捜査する刑事の話だそうです。
そして写真のポスターの『Once a Gangsters』となってますが、主演がイーキン・チェンと小春となると、そう、懐かしいですね。『欲望の街 古惑仔』シリーズの名コンビですが、この作品、どうもその2人が中年となった頃を描いているらしいのです。だから英文題名がこうなっているわけですねえ。
『風雲』もそうですが、90年代後半の懐かしい作品の続編登場が続くとなると、まだいろんな作品の続編が登場すうrのでしょうかね。

AFM

2009-11-09 14:17:38 | Weblog
映画業界では、11月4日~11日の期間で行われているAFM(アメリカン・フイルム・マーケット)に多くの会社が参加して、新作の買い付けに行っています。今年は不況のせいで、これまで多くの作品を買っていた日本が手控えているために、売り手側のほうは必死のようですが、かといって日本の会社が中華圏の作品を買うかというと、日本のマーケットではかなり厳しい評価をしているようです。いちばん大きな理由はDVDがまったく売れないこと。これは商品全体に言えることなのですが、かなり厳しい状況となっています。
さて、このマーケットですが、年間を通していちばん大きなマーケットがこのAFMとカンヌ映画祭と同時に行われているカンヌ・マーケットですが、だいたいの作品の新作、またはこれから製作される企画段階の作品の状況をこの2大マーケットで知ることができるわけです。
もちろん香港の会社もこのマーケットに参加しているわけですが、いろいろ調べると新作情報がいくつか出ています。(題名は英語表記ですが)
まずエンペラー(英皇)は、イー・トンシン監督の『Triple Tap』(出演:ルイス・クー、ダニエル・ウー、シャーリーン・チョイ、リー・ビンビン)があります。この題名、聞いたことがありません?そう、イー・トンシンが製作し、射撃の名手で殺人鬼と化したレスリー・チャンと刑事アレックス・フォンの壮絶な対決を描いた『ダブルタップ』という作品がありますが、ストーリーラインを読むと、やはり射撃の名手と警察官の生き残りをかけた対決の話になっています。『ダブルタップ』とはどんな違いを出せるか、気になる作品です。

そのほかには、ダンテ・ラム監督、ニコラス・ツェー、ニック・チョン共演の『The Stool Pigeon』、チアン・ウェン監督・出演、チョウ・ユンファ、グォ・ヨウ共演の『 Let The Bullets Fly』、そしてベニー・チャン監督、アンディ・ラウ、ニコラス・ツェー、そして御大JC共演の『Shaolin 新少林寺』がラインナップされています。

中華電影冬の陣その2

2009-11-08 19:07:01 | Weblog
この前、クリスマスから春節にかけての作品を紹介しましたが、引き続き第二弾。

12月31日には、ジェイ・チョウとリン・チーリン主演のアドベンチャーもの『刺陵』が公開されます。刺陵予告
あとは大陸作品ですが、チョウ・ユンファ主演の『孔子』が2月公開です。しかしながらこのユンファの外見がすごいです~孔子予告
あとはまだ映像を見つけることができませんが、アンディ・ラウ、シュー・チャオ、ファン・ビンビン、バービー・スー共演『未来警察』も予定されています。

今年のクリスマス~お正月シーズンの作品は楽しみですが、さて日本には何本入ってくるのでしょうか?