電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

明27日(土)公開のアジア作品

2010-02-26 23:37:07 | Weblog
明日27日(土)公開のアジア作品です。

『渇き』韓国映画
監督:パク・チャヌク
出演:ソン・ガンホ、キム・ソクビン
『オールドボーイ』のパク・チャヌクと韓国の名優ソン・ガンホが人体実験によってバンパイアになった牧師と人妻との禁断の情事を描く、スリラー作品。伝染病の人体実験で奇跡的に助かった神父のサンヒョンは、その影響でバンパイアになってしまった。そんなある日、サンヒョンは友人ガンウに再会し、彼の妻テジュに強く惹かれ、関係を持ってしまう。そして愛欲におぼれる二人は共謀してガンウの殺害を企てるが…。
東京:ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

『悲しみよりもっと悲しい物語』韓国映画
監督:ウォン・テヨン
出演:クォン.サンウ、イ・ボヨン
少年時代に父親が病死、そして母親にも捨てられたチョルギュは、高校時代に出会った同じ境遇の少女ウォンと出会い、二人は共同生活を始める。成長したチョルギュはラジオ局のディレクターとなり、ウォンは作詞家としての道を歩み、二人の人生はともに歩むかと思われたが……。
東京:シネマート新宿ほかにて公開

殺!!!

2010-02-25 20:54:42 | Weblog
ベルリン映画祭も終わり、マーケットへ行っていた人たちも帰ってきてひと段落しているようですが、でも業界内の景気は悪く、リストラ、倒産危機、またあの人が辞めたとか、いい話がありません。
さて、そんな中、ドニー・イェンの新作『錦衣衛』を日本のソニーピクチャーズがサインしたとのニュースが向こうでも流れていたのですが、さっきベルリンから帰ってきた人と話していて、やはりそのニュースは本当だったようです。インディペンデントの会社が厳しい状況になっている今、中華作品のいいものはメジャーの会社しか買えない時代なのかもしれません。
この調子で『十月圍城』とかも決まってくれればいいのですが。

そういえば今日、香港貿易発展局の香港から、香港マーケットのパスがいきなり送られてきてびっくり!昨年もそうでしたが、今の経済事情で昨年もそして今年も自粛しているのですが、申請してないのに送られてきたということは、たぶんに日本側で行く人が減っているという表れなのかもしれませんね。

沖縄国際映画祭

2010-02-23 13:34:58 | Weblog
昨日、沖縄国際映画祭の記者発表がありましたが、昨年はドニー・イェンの『書皮』が上映されていたので、今年は何が上映されるのかとHPを見たら、ジャッキー・チェンの新作『大兵小将』とルイス・クーの昨年夏に公開された『大内密探霊霊狗』が出品されておりました。あとは旧作で『ミスターBOO』と『霊幻道士』が上映されるとのことです。さて沖縄まで行って観るかどうかはあなた次第です、なんて。沖縄国際映画祭HP

ジョニー・トー

2010-02-21 22:02:05 | Weblog
最近資料作りやらパッケージのストーリー書きやらと、パソコンの前に座りっぱなしなので、ちょっと運動不足です。
さて、ジョニー・トーのフランス風香港映画『復仇』の日本題名『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』の日本版HPが出来てましたね。日本版の予告を見ると、まさにジョニー・トーカラー爆裂ですが、自転車に銃弾撃ちこみのシーンはウケました。
冷たい雨に撃て、約束の銃弾をHP

明20日(土)公開のアジア作品

2010-02-19 20:44:07 | Weblog
明日20日(土)公開のアジア作品です。

『台北に舞う雪』中国/日本/香港/台湾合作
監督:フォ・ジェンティ
出演:チェン・ボーリン、トン・ヤオ
『山の郵便配達』で知られる中国の名匠フォ・ジェンチイ監督の切ないラブストーリー作品。新人歌手で新作発表直前に声が出なくなり、姿を消した女性が、たどり着いた小さな田舎町で、孤児として育った青年と出会い、彼と過ごすうちに元気を取り戻していくが・・・・
東京:シネスイッチ銀座ほか公開

『スナイパー:』の前売り券も渋谷のシネマアンジェリカ(03-5459-0581)で明日から発売になります。(限定ポストカード付)
予告もこちらでHP


ゴードン・チャン

2010-02-18 23:36:53 | Weblog
今、右目に虫がぶんぶん飛んでます。と実は先日、家に帰って部屋に入ったとたん、右目を動かすと虫みたいなのが動きます。あ、これ飛蚊症だと、翌日、近所の眼科に行くとやっぱりその通りでした。この虫みたいのは出血で目にそれが映っているようなんですが、でも眼底検査してもらったら、以前にも2度ほどなった痕が残っていますねと言われ、そういえば、そんなに大きなものではないけど、ごみみたいなのが右目についてたな、なんて思ったことを思い出しました。ひどくなるとレーザー当てるそうなんですが、そこまでひどいものではないので、まずはよかったと一安心なのですが、3年ぶりぐらいに視力検査をしたら、その右目だけが老眼になっているといわれ、それがけっこうショックだったりしました。
目といえば、ジャッキー・チェンが『メダリオン』の題名になる前の『ハイバインダー』の撮影中に目の辺りを怪我したというニュースがありましたが、この作品を監督したゴードン・チャンは、ほんとジャッキーと組むとうまくいかないというか、『ハイバインダー』は取り直しになってジャッキーが追加シーンなどを監督しているわけですが、その前は『デッドヒート』でも現場が混乱したなんていうこともあって、ゴードンのジャッキー主演の監督作品に関しては名前だけのクレジットになってしまっています。
ゴードンとは1度だけ、日本映画『案山子』のミーティングの時に会ったのですが、なんでこの作品に関わっていたかというと、英皇が映画製作に乗り出した初期、その映画部門のトップになっていたのがゴードン・チャンでした。なので、『案山子』は香港では英皇配給で公開されているのです。でも会った時の第一印象は「なんて顔色が悪いんだろう」というくらい疲れた顔をしていました。わずか2年で英皇から離れますが、この『メダリオン』は英皇製作だったので、彼の置き土産みたいなものになりました。
そのゴードンと組んで映画撮っていたのが『スナイパー:』の監督のダンテ・ラムで、90年代後半にマイケル・ウォンが主演の『飛虎隊』シリーズは彼らが作ってブームになったわけです。

パッケージ

2010-02-16 17:15:41 | Weblog
「格闘天王」のパッケージが完成しました。台湾にアプルーバル(確認)を出したところ、非常にいいパッケージになったとお褒めの返事があって、まずは一安心です。
しかしながら、今、表4のストーリーの校正をやってますが、このドラマ、ネタばれ多くてすごく書きづらくて困ってしまいます。


香港電影金像獎のノミネーション

2010-02-15 19:46:45 | Weblog
1月、2月になると世界的に各映画賞のノミネートが発表されますが、2月10日に今年の香港電影金像奨がノミネートされました。やはりというか『十月圍城』が19部門にノミネートされています。
個人的には、ニコラス・ツェーの車夫役に一票です。

第二十九屆香港電影金像獎ノミネート

最佳電影:最優秀作品
『十月圍城』
『赤壁-決戰天下』(レッドクリフⅡ?)
『音樂人生』
『新宿事件』(新宿インシデント)
『竊聽風雲』

最佳導演:最優秀監督
陳?森『十月圍城』
許鞍華『天水圍的夜與霧』
?宇森『赤壁-決戰天下』
爾冬陞『新宿事件』
麥兆輝、莊文強『竊聽風雲』

最佳編劇:最優秀脚本

郭俊立、秦天南、陳嘉儀、陳銅民『十月圍城』
韋家輝、歐健兒『再生號』
司徒錦源、?力奇、銀河創作室『意外』
羅??『?月神?』
麥兆輝、莊文強『竊聽風雲』

最佳男主角:最優秀主演男優
王學圻『十月圍城』
任達華『天水圍的夜與霧』
郭富城『殺人犯』
任達華『?月神?』
劉青雲『竊聽風雲』

最佳女主角:最優秀主演女優
張靜初『天水圍的夜與霧』
惠英紅『心魔』
趙薇『花木蘭』
舒淇『游龍戲鳳』
?君如『?月神?』

最佳男配角:最優秀助演男優
梁家輝『十月圍城』
謝霆鋒『十月圍城』
張震『赤壁 決戰天下』
馮淬帆『意外』
方中信『竊聽風雲』

最佳女配角:最優秀助演女優
李宇春『十月圍城』
范冰冰『十月圍城』
趙薇『赤壁 決戰天下』
何韻詩『游龍戲鳳』
葉?『意外』

最佳新演員:最優秀新人
王柏傑『十月圍城』
李宇春『十月圍城』
朱?『?王子』
李治廷『?月神?』
鍾紹圖『?月神?』

最佳攝影:最優秀撮影
『赤壁:決戰天下』
『十月圍城』
『白銀帝國』
『新宿事件』
『?王子』

最佳剪接:最優秀編集
『竊聽風雲』
『音樂人生』
『赤壁:決戰天下』
『十月圍城』
『意外』

最佳美術指導:最優秀美術
『風雲?』
『十月圍城』
『?王子』
『赤壁:決戰天下』
『白銀帝國』

最佳服裝造型設計:最優秀美術
『赤壁:決戰天下』
『十月圍城』
『?王子』
『風雲?』
『白銀帝國』

最佳動作設計:最優秀アクション
『十月圍城』
『錦衣衛』
『風雲?』
『赤壁:決戰天下』
『新宿事件』

最佳原創電影音樂:最優秀オリジナル音楽
『十月圍城』
『赤壁:決戰天下』
『?王子』
『復仇』
『舞?!昴』

最佳原創電影歌曲:最優秀主題歌
『?月神?』
『赤壁:決戰天下』
『十月圍城』
『花木蘭』
『麥兜響??』

最佳音響效果:最優秀音響効果
『風雲?』
『錦衣衛』
『十月圍城』
『音樂人生』
『赤壁:決戰天下』

最佳視覺效果:最優秀視覚効果
『再生號』
『風雲?』
『機器?』
『赤壁:決戰天下』
『十月圍城』

最佳亞洲電影:最優秀アジア映画
『南京!南京!』
『風聲』
『建國大業』
『禮儀師之奏鳴曲』
『崖上的波兒』(崖の上のポニョ)

新晉導演獎:新人監督
翁子光『明媚時光』
張經緯『音樂人生』
周顯揚『殺人犯』


再び新年好!

2010-02-14 00:41:17 | Weblog
今日はバレンタインデーですが、日本を除くアジア圏は旧正月(春節)です。(でも日本の中華街ではお祝いやってます)
土曜は東京もめちゃくちゃ寒い日で、会社で仕事していても足下がすごく寒かったので、ちょっとしんどかったですね。
さて、クリスマス・シーズンの作品に続き、中華圏の映画バトル第二弾の始まりですが、さてどんな結果になることやら。

明13日(土)公開のアジア作品

2010-02-12 19:49:44 | Weblog
明日13日(土)公開のアジア作品です。

『金瓶梅』香港作品
監督:チン・マンケイ
出演:ラム・ワイキン、若菜ひかる、上原カエラ
これまでもたびたび映画化されてる中国官能小説のひとつ「金瓶梅」をウォン・チンが映画化したエロチック巨編。薬を商う大富豪にして、性の探究に余念のない父のもとに生まれた西門慶は、死期の迫った母が最後の快感を求めて父親と交わる姿をのぞき見してしまい、性に目覚めてしまう。そして精力を鍛えるための訓練に身を投じ、成長した西門慶は数々の女性たちを相手に究極の性愛と欲望の物語を展開する。日本のAV女優たちが出演しているので、官能シーンの見せ場十分。香港では大ヒットしたので、2,3と公開されている。なんだか懐かしいというか、『SEX&禅』を思い出します。
東京:ライズXにてロードショー

『過速スキャンダル』韓国作品
監督:カン・ヒョンチョル
出演:チャ・テヒョン、パク・ボヨン
『カンナさん大成功です!』や『猟奇的な彼女』を超えた韓国コメディの大ヒット作品。、韓国ラブコメディー部門興行成績ナンバーワンを記録した、心温まるコメディードラマ。
30代半ばにさしかかっているアイドルスターの前に、子連れの女が現れ、自分はあなたの娘だと言い、自宅だけでなく、職場まで押しかけてきた…
東京:シネマート六本木ほか全国ロードショー

「十月圍城」を見た

2010-02-11 20:11:57 | Weblog
先日、秋葉原へ仕事のついでに寄ったいつもの輸入DVDショップに、中国版『十月圍城』のDVDが置いてあったので、我慢できずに買ってしまいました。かなり面白いと聞いていたのでやっと昨晩見ましたが、「お~」もうびっくりの連続。冒頭の暗殺シーンから後半の孫文を守るために人力車が行く先々で人がたくさん死ぬこと。
なにせこれまで香港映画で主役を演じて、死ぬことのないようなスターたちが、捨て身というか、壮絶な死を演じていることにびっくりでした。
ドニーさんなんかいつものかっこいいアクションを見せるドニーさんではなく、めちゃくちゃ強い清朝の鷹犬の一人に大苦戦してボクサーのボコボコになったような顔になってしまうし、車夫のニコちゃんにも驚かされるし、たぶん、この映画を見て、登場するスターのファンの人たちはびっくりするのではないでしょうか?
でも、腐敗した清朝から人民のために戦い革命を起こそうとしている孫文のために、命を懸けて戦うというその一点が、演じた俳優たちの好演で、涙なしには見れないものとなっています。
ちなみに全編北京語同録で、香港の俳優さんたちも皆、北京語でしゃべってます。

大兵小将

2010-02-10 20:18:26 | Weblog
今日の朝、めざましテレビで『ベストキッド』の早出し映像が流れましたが、今年の夏休み公開なので、ちょっと楽しみです。オリジナルの『ベストキッド』は今から25年も前の公開で、当時の公開も話題になりました。そんなジャッキー・チェン主演の中国での新作『大兵小将』のティーザー予告がかなりアップされていましたね。中には劇場の画面撮りとかもあるのですが、クリスマスから正月にかけての大作公開にあわせたティーザー予告のようですね。
大兵小将予告1  大兵小将2

ポスター

2010-02-09 21:38:29 | Weblog
いよいよ旧正月まであと5日。新作映画は『錦衣衛』VS『蘇乞兒』のアクション対決なんて言われたりしているようですが、その『錦衣衛』のポスターはまた数多く作られていますね。錦衣衛ポスター
21世紀になってから、香港映画のポスターって、キャラクターにあわせた数のものなんかもあって、どんどんパターンが増えてて、収集する人にとっては大変な数になっています。
それまではツイ・ハーク作品なんかが数多いほうでしたが、たぶんそれだけの種類を作るのって香港映画界だけではないかなあと思います。それに影響されて中国製作のものもそうなっているようですが。

志明与春嬌

2010-02-08 20:16:19 | Weblog
パン・ホーチョン監督『志明与春嬌』の公開日程とHPがアップになっていますが、この作品、煙草が作品のテーマのひとつになっております。煙草といえば『忘れな草』も印象的に使われていましたが、日本はいまや欧米と同じように禁煙が増えているので、日本公開はなかなかないかもしれません。が、映画祭上映を期待しましょう。志明与春嬌HP
喫煙といえば、世間と違って芸能関係って喫煙率高いんですよねえ。

全城熱戀

2010-02-06 01:35:33 | Weblog
ゆうばりでは上映中止になった『全城熱戀』ですが、中華圏では旧正月公開になってます。人気スターの共演で、4つの恋が描かれたオムニバス映画ということでは、バレンタイン直後の中華カップルにぴったりの作品ではないでしょうかね。予告がアップされてました。全城熱戀予告篇