せかいのうらがわ

君と巡り合えた事を人はキセキと呼ぶのだろう
それでも僕らのこの恋は「運命」と呼ばせてくれよ

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2011-04-08 00:32:50 | 一覧
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居残りメモ

2011-04-07 02:03:06 | ネタ張
祈りは叫びへ
手を引いて、僕の手を引いて、「そして連れてってよ、世界の果てまで!」
君より高く飛べると信じていた。
手向けの賛歌。
最後は結局 かげろうのように消えるだけ。

ネタメモ

2011-04-06 03:21:38 | ネタ張
○近いうちにきっと書き始めるものリスト○

+夜の話
午前零時の目覚まし時計
明けない夜を切り裂いて
The night without Knight.(騎士の居ない夜)
Night which wanted to become Knight.(騎士になりたかった夜)
 "私には、顔も名前も性別も知らない恋人が居る。"
 「ヒロト」と「アカリ」の話。偽名。
 SNSっていうか掲示板の話だけどやや出会い系臭。
 生臭いシーンは絶対書かない。時間はいつも夜。
 0時とは限らないけどとにかく暗い時間帯、
 冬なら十八時~だし夏なら二十時~ってこと。
 ところで英文は夜も騎士も名前のつもり。
 だから頭は大文字だしTheも付いてない。
 Theが付いてるとこだけはちゃんと時間指定。
 「助けてって言え」「……助けて、お願い」

+夢のあと。
1000万円の幸福
引き算の恋
 "夢を見た。とても大切にされる夢。"
 痕?後?跡?ってことで当て字は読み手任せ。
 内容的に凄く暗いし傷付く事の多い話だから
 私は「夢の傷痕」で「痕」だと思ってるけど、
 傷跡っていう字も有るしやっぱ読み手(ry
 「お金で買えないモノは無い」って言ってる人を
 逆にお金で買うっていう話。
 ――
 名前は決めてないけど女→(←)男の図。
 元々そんなに仲悪くはなかったんだけど、
 大喧嘩を機に口も聞かなくなってもうすぐ十年。
 でも女の片思いももうすぐ十年(理由略)
 ちょいちょい見かけるから更に忘れられなくて、
 そして冒頭に戻る。夢を見た。
 笑って頭を撫でられてぎゅーってして目が覚める。
 午前四時、心臓がギリギリ痛んでボロボロ泣いて
 午後五時、化粧もせず寝癖だけを軽く直して、
 小切手を引っ掴んで男の家(一人暮らし)に凸。
 めっちゃ何なん?なんで五時?おかしくね?
 って感じの男に貯金(1000万円の幸福)全部の
 小切手を差し出して、「私と付き合って」
 キスは10万ハグと手繋ぎはサービス、デートが30万。
 でも時価。たまに男の気紛れで値が上下。
 特にハグの値段が0~5、6万くらいでかなり動く。
 女的には凄く幸せだけどたまに胸が痛くなって、
 男的には……ちょっと最後の方まで引っ張るけど。
 最後の10万になった時連絡がぱったり途切れ、
 男が女の電話に掛けても「現在この電話は…」
 さて、答え合わせのお時間です
 午後四時、頭がガンガン脈打って胃がキリキリ痛んで、
 午後五時、服も見繕わず適当な薬を口に放り込み
 100枚近い小切手を引っ掴んで男が女の家に凸
 女が今まさに部屋を引き払い出て行くところ。
 「もうお金ないから、出て行くところ」
 「行き先は決まってないけど、弟が泊めてくれるって」
 10万円の小切手を差し出して「お別れが欲しいです」。
 実は男は最初の小切手に書かれた1000万円を覚えてて、
 後どのくらい残ってるかちゃんと計算してた。
 最後の最後で全部返す為に小切手は全部とっといてた。
 好きだから駆け引きの為に一日連絡を絶ってみたり、
 待ち合わせに三時間半遅れていったりしたけど、
 女は何も言わないから何で買われたのかさっぱり不明。
 ニコニコ笑って「平気」「大丈夫」って言うだけだし。
 でも笑ってるし、でもたまに泣きそうだし、
 男からすれば唐突過ぎて「???」ってかんじ。
 でもやっぱまた話せて嬉しいなみたいな。
 お別れとか言ってるのに不釣合いなほど綺麗な笑顔を見て
 逆に男が思わず泣きそうな顔になって女を抱き締める。
 女が「……付き合わせてごめんなさい。もういいよ」って。
 女が男を突き飛ばして走って階段を降りてくとこで男が
 「好きだ!」女の肩がびくって揺れて足がゆっくり止まる。
 「……すきじゃないよ」「いいや、好きだ」
 「そんなサービス頼んでない」「サービスじゃない」
 「さっきも、ハグが10万って高いよ」「お前からお金を取った事なんか無い」
 「男は1000万だよ」「そんな価値、ない」なんぞこのラブコメ。
 ちょっとイミフだけどまあいいや。
 あとは「……いくらなら男が買えるの?」ってことで。

創世にして終末の日

2011-02-05 03:40:59 | 小説
 一年前、彼は心を失った。
 非常に不安定な人間だった彼は「それ」を手に入れて漸く落ち着いたが、手に入れてから一年後に「それ」は薄れ始め、もう一年後――いや、一年も経つ前に消えてしまった。正確には彼には見えなくなってしまっただけだが、それでも当時の不安定な彼にとっては消えたのと同じでしかない。

 彼は歩いていた。もう二度と手に入らないだろうと諦めて、目を瞑りながら歩いていた。

 半年前と少し前、彼は「孤独」と出会った。「それ」とは似ても似つかない、今にも消えそうな危ういものだった。
 彼は不安定だったから、同じく不安定なそれを嫌悪した。それでも「孤独」は彼を必要とし、共に消えようと囁きかける。何度も何度も何度も囁きかける。そのうち彼は「それ」を思い出して、必要とされる喜びだけを思い出した。でもやっぱり、「孤独」は嫌いだった。彼は覚悟の無いまま「孤独」を受け入れ、そしてついに好きにはなれなかった。
 彼は「孤独」を未来へ突き落とし、殺してしまった。

 彼は歩いていた。後味の悪い出会いに怒りだけを思い出し、目を瞑りながら歩いていた。

 半年の更に半分前、彼は「被害者」と出会った。「それ」とは似ても似つかず、けれど「孤独」にどこか似ていた。
 彼は怒っていたから、受け入れてくれるそれに感情を振るった。それでも「被害者」は微笑み彼を許す。何度も何度も何度も感情を振るっても微笑みかける。そのうち彼は自分の嫌なところを「被害者」に重ね、悲しみと空虚だけを思い出した。ただやっぱり、「被害者」を傷付けることを止められなかった。彼は何かを思った気がして「被害者」を守ろうとし、そしてついに何も思い出せなかった。
 彼は「被害者」を切り刻み、殺してしまった。

 彼は歩いていた。最早思い出さない事を楽しみ、目を瞑りながら駆けていた。

 今、彼は「愛情」と出会った。「それ」とも「孤独」とも「被害者」とも似ても似つかない、明るく可愛らしいものだった。
 彼は諦めていたから、拒否も許容もせず演じるままに「愛情」を受け入れた。それでも「愛情」は彼のからっぽの胸に気付く事無く無邪気に笑いかける。何度も何度も何度も無邪気に笑いかける。そのうち彼は胸の中にぽつりと沸き起こるものを感じたが、一体何を取り戻したのかとんと分からなかった。しかし今度は「愛情」が傷付く姿を見て、胸が引き裂かれるような心地を感じた。彼は言えない言葉を必死になぞりながら、そうしてやっと「愛してる」と言った。
 彼は立ち止まり、何も言わず傍に居てくれた「愛情」を抱き締めた。


 すこし前、彼が吐くように言えない言葉を探していた頃。彼は年初めと共に歳を重ね、何の実感も喜びもない中子供から子供に成長していた。
 「愛情」は何も知らなかったので、彼はそれを祝われる事など期待していなかったが少しだけ心が哀しいと訴えるのを感じた。


 それから一月経って、彼が彼女と誓いの口付けを交わした頃。
 創世にして世界の終末であったその日を、漸く彼女の口から「おめでとう」と言われた。何故だか涙が止まらなかったので、彼はやはり黙って傍に居てくれた彼女を抱き締めた。




☆おわれ☆

珈琲と顰め面

2010-11-10 03:26:25 | 小説
 出されたコーヒーは、もうとっくに冷めていた。
 特に意味も無く深夜に押し掛けた私を顰め面で受け入れた目の前の男は、あと数時間で朝日が顔を出すという時間になっても一切の言葉を掛けようとはして来ない。元々仲が良いわけでも、寧ろ顔を合わせれば互いの顔に唾を吐き暴言を飛ばし舌打ちを響かせるような、そんな仲なのだから仕方が無いと言えば仕方が無かった。私だって、この男と雑談をしろと言われたところで何も思い浮かばないのだから今まで話しかけなかったのだ。
 だけどなんとなく、湯気を出すことの無くなった好みではない豆の濁り水を見ていて話しかけようと思う。ふと顔を上げ、数時間女子と空間を共にしながら仏頂面を貫く気だるそうな瞳を捉える。
 「……ねぇ、私紅茶の方が好きなんだけど」
 緊張していたわけでもなく、思ったよりもすんなりと声は出た。
 そうすると、一瞬彼がこちらに目を向ける。そうか、とか、有り得ないけど悪かったな、とか、そんな声を期待して精悍な鼻筋などを舐めるように見つめながらまた沈黙をやり過ごすけれど、体感時間で数分経っても声は聞けなかった。待ちくたびれ鼻を鳴らして抗議すれば結局目を逸らされ、あろうことか無言で立ち上がり彼はどこかへ行ってしまう。

 スカートが捲くれるのも気にせずソファに両足を上げ、膝を抱えながら他人事にああ、嫌われているのだなと再確認した。

 元よりそんなに喋る人ではない。ニコニコと愛想を振り撒くほど社交的なわけでもないが、かといって他人、ましてや知人と同じ空間に居ながら一言も発さなかったり呼び掛けに応えなかったりという剰りにも非社交的な人間かといえばそんなことはないのだ。良い事があれば人並みに喜び、辛い事があれば人並みに悲しみ、面白ければ人並みに声を上げて笑う。そして勿論、不愉快ならば人並みに顔を顰めて不機嫌になり、酷ければ簡単に怒る人だ。ただ女子には、少しだけ優しい。
 少し、たった少しだけでも我慢するのが彼の悪いところだな、なんて心の中だけで批判してみる。普段同性に対しては本当に簡単に怒るのだ、普段と違う行動を起こされれば乙女心は簡単に傾いてしまう。それが意図したものでなくても、それこそ簡単に。
 (……現に、私だって)
 そう、私はどうしようもなく、私に対してだけ非常に不機嫌なあの男が好きだった。
 何故かと言ったって特に理由なんて物はない。普段仏頂面の彼が友人にだけ見せる柔らかい笑みだとか、さり気無い気遣いだとか、腕っ節だとか彼を遠巻きに見守る連中が言っているような要素で好きになったのではないとだけは言えると思う。だって昔からそうだ、私の好きな男は"私にだけずっと無愛想"。友人と一緒に居るときですら私が視界に居ると笑わないのだ、それで好きになれという方が難しい。
 「報われないなあ」
 ぽつりとごちた時、どこへやら言っていた彼がふらりと戻ってきた。
 「なんだ、好きな奴でも居るのか」
 平坦な声。私が訪れてから初めて響いた彼の酷く心地良い低い音に顔を上げ、更に初めて見る訝しげな表情に目を見張った。持っているその全部中身の違う無数のコップはなんだ、とか、第一声がそれか、なんかより彼が漸く喋ってくれた事が想像以上に嬉しくて嬉しくて、また抱えた膝に顔を押し付け不覚にも溢れそうになる涙をこっそりと彼の視界から隠す。
 彼がジッポライターで煙草に着火する小さな音が、静かな部屋にやたらと響いた。
 「うん、まあね」
 「お前はそういうのに興味ないと思ってたんだがな」
 恋の話題にだけ突然食いつくとか、女子高生でもあるまいし。……などと堪忍袋の緒が紙よりも脆い好きな男に言えるはずもなく、小さく身じろいで慣れない話を慣れない相手とするこそばゆさを誤魔化す。
 確かにこういう手の話題は嫌いだ。甘すぎて馬鹿馬鹿しすぎて、そして何より慣れなさすぎて途中で噛みそうになるし、頬が赤くなりでもしたらあらぬ誤解――いや、誤解ではないのだけど――を生む事になってしまう。困るのは嫌いだ。私は頭が軽いから、彼のように難しいことをああやこうや考えながら喋るのはどうも苦手で仕方が無い。
 「……そう拗ねるなよ。お前が珈琲嫌いだなんて知らなかったんだ」
 油断すれば一瞬で涙声に変わりそうで抑揚無く平坦な声を出していたせいか、困ったように彼が言った。的外れもいいところだな、私のことなんて知らなくて当たり前だろ、なんてとてもじゃないが声に出しては言えない可愛げのない事を思いながら自分の膝の暗闇に目を凝らす。一頻り心内で悪態を吐いてから目線だけ上げると、案の定眉を下げてどうしたものかと困惑しているというか、呆れているというか、とにかく快い顔をしていない事だけは伺えた。
 「何かあったんだろ。こんな夜更けに来るなんて」
 「無いって言ったら?」
 反射的に、意地の悪い言葉が漏れた。何もかも見透かした風に、私だけは滅多にお目にかかれない薄笑いを浮かべてくる目の前の男が突然どうしようもなく憎たらしくなり、顔は俯いたまま短い前髪越しにきつくねめつけてやる。
 「無いって言ったら、どうする?」
 自分でも驚くほど低い声が出た。怒っている時ですら出ないような、心底不機嫌丸出しの不愉快な声。理不尽なのは分かっていた、ただ好いた男に好かれない悔しさや鈍感すぎる態度に対する怒りは到底隠しきれる大きさではないし、言わずに居たらそれこそ泣き出してしまうような気がしてならなかった。
 銜えた煙草が落ちる寸前ほどに唇を薄く開き、彼は一瞬だけ目を見開く。そして煙を大きく吸い込み壊れた機械の様に大量の煙を吐き出すと斜め下、斜め上、左右上下と視線を彷徨わせ始めた。だんだんと私が苛々し始め勝手に押し掛けておきながら勝手に帰ろうとした時、彼は頭を乱雑に掻くと突然見たことも無いほど破顔しその手で私の頭をぐりぐりと撫で回した。
 驚きに声も出なかった。
 「……嘘吐きだなあ、お前」
 喉が掠れて声は出なかったが、なんで、と唇だけは動いた。
 初めて見る微笑みに見とれていたとか、どうして嘘を指摘するのにそんな顔をするんだとか、本当に私が彼に言いたい事は沢山あった。けれど絶対に返してはもらえないから。だから毎日毎日ずっと飲み込んで唇に乗せるのは当たり障りの無いような、それこそ返事に困って仲が特別良くも無ければ返してもらえないような話題だけ。
 どうしようもないのは私だ。恋心でも、彼でもない。先の唇の動きが伝わったのか伝わらないのかは分からないが、とにかくばかな頭で色々考えて勝手にああやこうやしている私に、頭のいい彼はとんでもない爆弾を落とした。
 「わかるよ、好きな子の事だもんな」
 なんでわかっちゃうんだよ、ばかやろう。

―――
(珈琲と顰め面)

分かる人にはわかるとおもうが、「何かあったんだろ?」の辺りで飽きてしまった

わかってたよ、心の奥底では

2010-08-14 03:49:17 | ネタ張
 俺が入院してから一週間後、今度は由紀子が運び込まれた。
 手首を切るだとかそういった生易しい自虐行為ではない、ただの自殺未遂だ。うちに一本しかない果物ナイフで腹と喉を割いて、意識がある内に血を流しながら実兄へ遺言に似た電話を掛けたおかげで一命を取り留めたらしい。隣で電子煙草をくゆらす以前俺の腹を裂いた男から短く聞いたが由紀子は掠れ地を這うような声で言ったそうだ、「幸一が痛いのは嫌」その言葉が、一番俺の胃を締め付けた。
 集中治療室で管に繋がれた彼女の姿と、飄々とした彼女の実兄を見比べるうち自然と唇が開き、声にならない声が漏れた。

「由紀子、―――――」

 自分でも聞き取れなかった声を他人が聞き取れるはずもなく、その場に居た数人が突然立ち上がり実妹を蒼白の表情で眺めながら何事かを呟く俺を怪訝そうに見た。
 言わないと。彼女に。今度こそ言わないと。何度も言おうとしてその度に彼女に説得され言えずじまいだった言葉を言わないと。たった一言口にすれば、届かなくともせめて楽になる。開放される。彼女は俺から。俺は彼女から解放される。なのにこの期に及んでこの喉は張り付きまるで音を発してくれない。

「―――――っ」

 わかれよう、とは、言えない。

―――

特に意味とかはないんだけど

妻が死んだので走ります(幸せ一番)

2010-08-09 22:21:52 | ネタ張
走ったところで、星に手は届かない

今日も傘の裏では、雨が降るのだろう。だから僕は傘をさして、傘をさして、また濡れ鼠。


冬が来れば君とオサラバ。でもまだ僕は君に貰った足で、手で、声で、この心で、命で、ここからも君と生きていくと決めたんだ。
いつかわからないさよならに怯えながら、それでも僕らは恋をした

ね?

2010-07-26 19:53:43 | ネタ張
好きの理由など知らない方がいい
アイシテルの名前は"愛憎"と言う
博愛の類義語は「愛を知らない」

繰り返す言葉は
嫌われ少女の欲しかったもの
「有象無象になるくらいなら、私が世界一嫌われて見せるわ!」

歪んだ林檎の行方
砂糖菓子と歯型
平行線水平線地平線

騎士になりたかった夜(knightになりたかったnight)
知ることができない今(knowができないnow)
その一瞬が永遠でないことなど知っている(それでも願う、それがどうやら恋とかいうらしい)
約束の指は食べてしまったから
生まれた時から憎かった






関係ないけどさ。
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「たわしねこ」の白黒バージョンの猫に甘楽って名付けたい
お腹もふもふさわさわうりうりふさふさしたい
頬ずりしたい…肉球さわって爪出して遊びたい
世話したいよおおお猫飼いたいよおおおお!!


誰か金的動画を絵にして。(面白いから)
蹴られてる人は人気キャラで書いて。(趣味)
絶対スッキリするもん…絵の才能欲しい

利他主義なマッキーと排他主義のマッキー

2010-07-20 05:16:54 | ネタ張
他「弱い事は悪くない、人は誰しも克服し難い悩みや弱みを持っているんだから。皆が皆君や俺のように強い、もしくは"強いと思い込んでいる"わけじゃない」
排「それでもだ。弱いからと言って彼女のように他人に依存し、寄生し、挙句弱い事を理由に逃げ回っていいわけじゃない。強くならなきゃ、人間は生きているんだからさ。進化出来るだろ」
他「…君のように、過去やその他のしがらみに囚われている人だとしたら?」
排「君のように乗り越えればいい。一生その記憶を持ち続けられはしないんだからさ、早く忘れてしまえばいいよ」
他「それが出来ないのが"しがらみ"ってやつだ。…本当は分かってるんだろう?弱さを隠して強いふりをしている君がこの世で一番弱い人種だ。弱いから、…弱いから彼女のような人間に食い潰されて消えてしまう。本当は虫唾が走るほど堪えられないくせに!」
排「堪えられないならさ、"関係ない"と一言言うだけだよ。"俺は君には何の関係もない"って言えば、彼女みたいに不安定な人間はすぐに崩れてしまうだろうね?…言えよ、偽善者。中途半端に優しくしたところで、君の望む何かは起こらない。自分の首を絞めて楽しいかい?」
他「ああ楽しいね!少なくとも君のように他人を平気で傷付けるよりはよっぽどいい、例えそれで潰れてしまっても自業自得だろ?大体彼女にそれを言えば何が起こるかわかるくせに!」
排「分かるさ、俺も大体君みたいな考え方だからね。…死ぬんじゃないかな、今度こそ。君に電話を掛けて、笑いながら背筋を這い上がるような猫撫で声で『さようなら、幸せになってください』なんてね。風を切る音も彼女の足が地面で折れる音も携帯は繋ぎっぱなしだから聞こえて、最後はそれすら叩きつけられて終わりだ。君も、彼女も、全部終わり」
他「……反吐が出るよ、君みたいな不愉快な人間に会ったのは初めてだ。他人の事をまるで考えない、自分の事ばかりだ。君は耳元で他人が死ぬ音なんて聞いていたいとでも?」
排「死にたいのなら、俺はそれを止めないよ。勝手に死ねばいい、自分の死を駆け引きの景品なんかに出来てしまうような人間は生きていたってどうせ死にたがる。なら、黙って死なせてやればいい…そう思わない?」
他「狂ってる!!死なせていい人間なんて居ない、それがいくら自殺志願者であろうと本来なら望まぬはずの死へ向かわせるなんて、間違ってる!!」
排「アハハッ。それはあくまで君の主張、救いたいのなら勝手にすればいい。死にたがりに自分の生き血を啜らせ死肉を喰らわせ自ら惨めに生き延びさせる踏み台になるというなら、それもまた選択肢だ。言っただろう?俺は止めないよ、勝手にすればいい」
他「……クソ…………ッ!!」


とまあ利他主義が呆気なくまけたったぜ。
敗因は感情的になりすぎたことだと思う。
ていうか排他主義っているのは基本的に受け入れないから、
こういう会話においてはかなり有利だと思うんだよなー

いいじゃない妄想くらい…

2010-07-18 23:47:19 | ネタ張
ずっと傍に居てくれる人がいいです
ずっと可愛がってくれる人がいいです
ずっと味方で居てくれる人がいいです
ずっと愛していられる人がいいです
ずっと愛してくれる人がいいです

嘘を言わない人がいいです
本当の意味で優しい人がいいです
移り気はしない人がいいです
甘えてもいい人がいいです

"貴女は本当は私の大切な人ではありませんが"

私に嬉し泣きというものを初めてさせた人です
私が軽蔑していた恋を思い出させてくれた人です
何年経っても愛していようと思える人です
貴女のためならば命だって惜しくはありません
愛しい人を思って泣くことが、かくも苦しいと教えたのは貴女です
そして、かくも幸福だと教えたのももちろん貴女です
貴女は私の涙です
無くしたはずの、涙と愛です

甘えてもいいですか
頼ってもいいですか
泣いてもいいですか
盲目的でもいいですか
永遠を願ってもいいですか

…置いていかれるのはもうたくさんです
ひとりぼっちになるなら二人目は要りません

私は知っています
こんな場所でそう言い続けることがどんなに鬱陶しいか
私は知っています
こんな場所で永遠など求めることがどんなに愚かしいか

臆病でごめんなさい
信じられなくてごめんなさい
初め、愛せなくてごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい

だいすきです、__さん