来た!天ぷら

FIAT Tempra(フィアット・テムプラ)は残念ながら廃車。
かわりにやってきたのはマレアでなくリブラだった。

ICSの今後の作戦を追加

2009-12-30 23:59:44 | リブラのICS



ICSの解析は寒い車の中でいろいろ作業するので面倒くさいが、洗車はスポンジをゴシゴシやるので外でも寒くない。ということで洗車を優先させてしまった年末だ。年末なのでパソコン持ち込んで車の中でゴソゴソするよりも洗車するような雰囲気なのだが。


さて、ICSにはこんなものを買ってしまった。コンポジットからRGBへの変換基板だ。これを使えばICSの液晶にコンポジット入力の映像を映すことができる。

つまり、カーナビもDVD再生もなんでもできそうなのである。当初はこの予定でやっていたのだが、変換基板も安くないので躊躇していたのだ。

この基板は最初は秋月電子のものを使う予定だったが、同じICを使い、20円安くて小型で調整範囲の広い別のものを見つけたので、つい買ってしまったのだ。

買ったのは秋葉原のCoCoNet液晶工房というその筋には有名なお店。最初からここを見てみればよかったのだ。

で、ここで変換基板を買ったあとで気づいたのだが、ICSの液晶に表示ができるということは、逆に考えればICSの基板からのRGB映像出力を別のものに出力できるということ。この店にはRGBからコンポジットに変換する基板もある。

そこで、新たな作戦を追加……


★AVNにICSの情報を表示させる作戦★

・ICSの基板を別ケースに入れる。
・ICSの出力をコンポジットにして取り出す
・AVNの外部入力に入力、AVNの画面にICSの情報を表示させる
・操作ボタンを小さく作り直して別の場所に配置する

ICSが何かメッセージを発したときに自動的に画面入力を切り替えられればいいのだが、外部端子の電圧変化で画面切り替え機能のあるナビはあるのかどうかは不明。

年末の大掃除

2009-12-29 23:56:17 | リブラ
室内の本格掃除まではできないけれど、外装の掃除を少し実行して、例の落ち葉をかなり除去。

本格的に掃除したり、もっと分解するとさらに見つかるんだろうなあ。うちはあそこでエンジンふかしてないので大丈夫だが、あそこで爆走した車たち、エアーフィルター取り替えないといけないくらい入ってるかも。

リブラのICSの構造をみてみる

2009-12-28 23:59:00 | リブラのICS

2DINに独自形状の顔がついているデザイン



フェイスパネルと液晶はまとめて外れる。このユニットからの配線は、液晶からの接続は22ピンのフラットケーブル、液晶の冷陰極管のインバーターの電源、操作スイッチ類のフラットケーブルがオーディオ関係と、その他関係で各1本。液晶パネルはシャープのLQ5AW136



内部は2段構造で完全に金属フレームで仕切られる。上部はオーディオでカセットメカと基板がついている。



ICSのコントロール基板はオーディオ部分とは直接つながっていない。基板の写真左下の黒いコネクタは接続されていない。左上に13PINコネクターのパターンがあるが、このICSにはコネクターがついていない。

ICSを外したままにしてみた

2009-12-27 23:40:11 | リブラのICS


ICSを外しても走行には全く問題ない。ICSの表示がないせいか、CHECK表示がつくたびに気になるが、ドアを開けただけでもつくので仕方ない。

あと、ICSを外して気がついたのだが、ミラー根元に赤と緑のLEDがあり、これは問題があると赤が点灯してICSからエアコン吹き出しルーバーあたりを照らし、その一体が赤くなって警告になること。今まではICSの画面が明るくてわからなかったのだ。

また、ダッシュボードの夜間の光景は埋込みのイルミだけでなく、上からの照らしもあって成り立つということも気づいた。

それにしてもカーオーディオが日本仕様になると、周波数はそのままだし、かなり便利。やっぱり普通のAVNを埋め込みたくなってきた。

さあ、AVNの検討だ

2009-12-26 02:41:48 | リブラ
ICSを外して、警告灯やらの代替の解決がつかないうちに、AVNの検討もはじめようと思う。AVNもいろいろあるが、欲しい条件は以下のとおり。


○VICSは必須、できればビーコン、3メディアあればさらにOK
○地図はゼンリン
○運転に支障のない機敏な動作(信号待ちなどの瞬間にある程度の操作が進むという意味)
○価格はお安く。中古車両本体なみは絶対に避けたい


これらの条件を入れると、パナのCN-MW100DあたりかイクリプスのAVN550HDあたりだろうか。どっちにしても10万円近い出費は覚悟しないとならない。
あとはイクリプスの中古で我慢して地図だけ新しくする感じだろうか。
AVN4406Dと最新地図DVD-ROMなんかでもけっこうな出費。中古なので今後の経年劣化も少し心配。

パナは昔の昭文社の地図のころはけっこうたいへんだったが、特に今年出たフラッシュメモリーの機種なら、中身が、全くパナ臭くなくてよさそうだ。


でも、まあ、AVNの値段や機種を調べていくと、気に入りそうな機種は少なさそう。AVNでいいのがなければ、ICS置き換えプロジェクト自体が存亡の危機だ。

ICSの中がすこしわかってきた

2009-12-24 02:24:14 | リブラのICS


ICSを取り外して、暖かい部屋の中で内部を探ってみた。

驚いたことにICSの中はオーディオと画面を含めた各種制御側と電源を含めて分離しており、内部では接続がないことだ。

この基板にある白い大きなコネクターで車両側と接続し、おそらく、その線はオーディオの緑ISOコネクターに戻ってきて、ICSの中のオーディオと制御が連動するのだろう。

それならば、緑コネクターが接触不良になると、オーディオ操作ができていても、画面は「RADIO OFF」のままなのと整合する。

ICS、けっこうすごい構造だ。

リブラのICSを外してみたが…

2009-12-23 14:39:38 | リブラのICS


リブラのICSを外すと、見事に2DINスペースができあがる。フェースパネルを作ってやれば、すぐに2DINのAVNが収まるはず。

で、うちのICSは壊れてなかったようだ。
どうやら、このコネクターの緑の部分を抜き差したら、表示が復活した。
緑はどこに向かってる線なのか?
青はCDチェンジャー兼AUXなんだが。



コネクターを外したICSは再び接続しても動いた。長時間外しているとどうなるかは不明。寒いので別の場所に移してICSの中身をみてみようと思う。


Arduino買った ~ICSを取っ払えるかプロジェクト始動

2009-12-22 23:51:22 | リブラのICS





毎日寒いので、クルマをいじるには適さない季節だ。ICSは相変わらずなので、“ICSを取っ払えるかプロジェクト”のために室内でできること(?)のためにArduinoを買ってしまった。

本来の手順からするとICSを外して、信号を仮解析してから、いろいろ考えてみるのが先だが、暖かい部屋の中でできることを、ということでまずこれを購入だ。

買ったは現在のオリジナル(らしい)「Arduino Duemilanove」。イタリアの3色や地図が基板についているのが素晴らしい。実際組み込むにはUSB=シリアル変換のないもう少し小さい基板のものを突っ込むことになると思うが、これは今後も開発機として手元に残しておくことになるだろう。


実際にクルマに組み込むことができた場合は、表示方法も考えないといけない。1行表示の8ドット液晶ディスプレイに流れるようにメッセージ警告を出すか、十数パターンしかない表示なので、他のFIAT系のクルマにありがちなクルマ全体のイラストにLEDランプを点灯させる方法にするかだ。

ひとまずはクルマから警告情報を取り出すことができるか調べることが大事だが、冬休みはArduinoでLEDをピコピコ光らす遊びで費やしてしまいそうな予感。

ICSなんていらないのか?

2009-12-17 13:23:59 | リブラのICS
どっかのリブラの中古車にはICSを潔く取り外して2DINのAVNがブチこんであったが、できればそうしたい気分だ。

画面も大きくすっきりして、FMの周波数変換も不要になり、カセットもなくなる。MP3などの圧縮音源や映像再生も簡単だ。ナビゲーションの地図も大きく新しくなる。デンソー系機種のAVNをすっと入れて、それで済ませたい。


それをやると問題になるのは各種警告類。メーター内に「CHECK」と赤点灯するだけで、ICSがないと何が起こったのわからない。平均燃費表示や、ブザーが鳴るだけのリミッターはなくなっても我慢できるが。警告類は困る。

球切れなのか、単に半ドアなのか、もっと重要なトラブルなのか、すべて「CHECK」の点灯だけじゃあ、かなり不安だ。

だから、ICS取っ払う人って、チャレンジャーなのだと思う。


で、今まではICSを残した上で、オーディオとナビをなんとかしようと考えていたが、発想を変えてICSがなくてもいいような対策をすればいいのだ。この方法をちょっと考えてみたい。

想像するに、警告類の情報はシリアルでコードが送られ、速度の算出は車速パルスがそのまま入り、燃費の計算は燃料噴射の情報が入ってくると思われる。車速パルスはナビ用にICSの裏から分岐していたので、車速パルスはCANなどでなくそのまま入っているのは間違いないだろう。

それで正解なら、シリアルで送られる情報の解析だ。これは資料がない。シリアルの通信速度もそれほど早くないだろうから、クリスタルイヤホンでそれらしき端子を探り、テスターで電圧を確認して、電圧レベルを合わせたシリアル=USB変換を作ってPCで解析するしかないが、解析するには警告に該当するトラブルを再現しないといけないので、けっこうたいへんかもしれない。

解析がうまくいったら、イタ車だし流行のArduinoを使って表示機でも作ってみればいいのか。今度は表示器の置き場が問題になるが。

これ、正月休みの課題になるか?