福沢文子

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温暖化で…北極海航路に熱視線 貨物船利用

2014-05-30 14:27:28 | 日記
地球温暖化による海氷減少で実用化が注目される北極海航路を使い... 地球温暖化による海氷減少で実用化が注目される北極海航路を使い、アジアと欧州間を結んだ貨物船が昨年は71隻に上り、前年の1・5倍に急増した. 砕氷船を派遣するロシア国営企業「ロスアトムフロート」が明らかにした. 北極海航路を新たな物流の動脈にしようと狙うロシア政府は、サービスや安全性の向上に向けて本格的なインフラ整備に乗り出し、日本の港湾関係者も熱い視線を送る. 北極圏内のロシア極東サハ共和国チクシからヘリコプターで1時間ほど北上し、北緯72度のサモイロフスキー島に着いた. 大河レナ川がラプテフ海に注ぐ三角州にある同島で、昨年9月に開業したロシア科学アカデミーの「北極科学研究所」を訪ねた. 冬場は一日中太陽が顔を出さず、真昼でも薄暗い. 零下20度前後で周囲の水面は凍りつき、強風が吹きつける. 研究所は一部2階建て総面積約1200平方メートルで最新鋭の検査設備が並ぶ. 周辺の陸や海底で採掘した永久凍土のサンプルなどが保存されていた. 研究者12人が長期滞在でき、ビリヤード場やサウナも併設. ロシア政府が9億ルーブル(約28億円)を投じた北極圏で屈指の研究施設だ.