“逝きし時の面影”           (ルドのアトリエ2号館)

 mixi日記と連動中!
 連動中というと聞こえは良いケド、目下コピペがメインでごめんなさい。

ぐっばい2008

2008-12-31 23:59:35 | Weblog
  年末12月23日から31日という日本的には大忙しな時期に、のんきにドイツとフランスに行って参りました。今回の旅行の目的は、近代国際関係史の中で一番好きなドイツの政治家ビスマルクのお墓参りをすることとモンサンミシェルに行くことでした。


  31日の午後5時過ぎに帰ってきた後、予定通り「1人年越し蕎麦大会」も出来ました。唯一の心残りは毎年見ている紅白歌合戦が見られなかったことです。でも、日本に連絡して録画してもらったので来年6月に一時帰国したときにばっちり見てやろうと思っています。


  ということで、2008年も終わってしまいます。今年は最初1/3が大学生、中盤1/3が大学委託事務職員、最後1/3がイギリスの大学院生と所属が3回変わった年でありました。


  2008年もお世話になりました。有難うございました。どうぞ良いお年をお迎えください。




***


(毎年やってる自分だけ面白いコーナー)


  今年よく聴いた音楽集団top3は

(金)がーくろ 8月にはライブにも行きました

(銀)ナナムジカ

(銅)コブクロさん アンデスの民族音楽

(銅マイナス)elliott 

でした。



  今年よく使った言葉は

「私は○○ですという○○」

  「私はクリップですというクリップありますか?」

  「私はサンドイッチですというサンドイッチが高い」

  etc...という文脈で良く使いました

でした。

えすけいぷ★げーむ

2008-12-19 01:20:08 | Weblog
■ えすけいぷ★げーむ


空港の滑走路みたいなところで、


停車しているタクシーのタイヤ周辺に僕がガソリンや灯油をばらまいて、


そこにそのタクシーの運転手が自分の吸っているタバコを火のついたまま落して、


引火・爆発する前にその運転手は逃げられるか?


というゲームをする夢を少し前に見た。



  ルールは、運転手が逃げられれば運転手が勝ちで、引火・爆発すれば僕が勝ちというもの。


  最初の数回は灯油・ガソリンをポリタンクからばらまいたんだけど、なかなか引火しなくて、その間にタクシーの運転手がうまく逃げおおせて、運転手側が優勢になっていった。


  何回かのちに彼が「こんなんじゃ物足りねーから、もっとじゃんじゃん撒いてくれよ」みたいなこと言い出して、僕も勝ちたかったから、今度はガソリンスタンドにあるようなホースから直接びっしゃびっしゃになるまでばらまいてやった。



  なんとなく今回はすごいことになりそうな予感がして、少し離れたところから運転手の逃げる様子を眺めていた。ゲームが始まり、彼がタバコを落した。「ジジッ」って音がして、彼も「やべっ!」とか言っていた。まもなく引火して、あー彼はここで死ぬんだなーなんて思っていたら、





























  リアルに住んでいる部屋の火災報知機が鳴って驚いた。朝の5時50分。何かの暗示?






■ 冬休みの遊びの計画


  年明けに「3時間ぶち抜き 9問中3問を選んで論述せい 字数不明」の試験があるのですが、それはそれで(精神的に)無かったことにしながら、現在冬休みの遊びの計画を立てております。

  23日(もしくは25日)から31日まで、ドイツのハンブルグとフランクフルト、フランスのパリとモンサンミシェルに行く路線が濃厚です。

  ほんとはアンドラに行きたかったのですが、年末のアンドラのユースホステルが一杯なので5月6月ごろに延期しようと思います。

  そして、23出発にしろ、25出発にしろ、31日の夕方には帰ってくるので、夜は「1人年越し蕎麦大会」の予定です。

(妄想連載論文) 御伽噺『浦島太郎』の主題についての一考察(1)

2008-12-06 01:18:41 | Weblog
【1】序論


  幼稚園、小学校低学年の頃に何度となく聞かされた御伽噺に『浦島太郎』がある。大まかなストーリーは、「亀を助けた太郎さんは、竜宮上に行って素晴らしい時間を過ごしたが、やがて帰らなくてはいけなくなった。そのとき乙姫からお土産に玉手箱を貰ったが、帰村後数百年が経過したことに驚いた浦島太郎は、空けるなと忠告されたそれを開封してしまう。すると煙が立ち込めて、若者だった彼は老人になってしまった」というものである。この話のあと、読み聞かせた教員はだいたい「優しい浦島太郎さんは、亀を助けたおかげで竜宮城に行って、楽しく暮らせました。みなさんも、動物には優しくしましょうね」という主旨の話をするのだが、この話の主題は、本当にそんな「功徳」的なところにあるのだろうか。


  拙稿のテーマはここにある。すなわち、浦島太郎は亀を助けることによって竜宮城に行けたという「功徳」的な従来の見方に批判的な検討を加え、その代わりとなるいくつかの主題の提示を試みたい。具体的な方法は以下である。


  まず、【2】において前提となる概念を提示する。2-1では一般的な『浦島太郎』の話の大まかな筋を確認し、2-2において従来の「功徳」的視点を提示する。


  次に【3】において、主にこの2-2の視点に批判的な検討を加える。3-1では浦島太郎が居なくなった影響を「浦島コミュニティーへの影響」「浦島太郎自身への影響」「(最終的に乙姫の前から居なくなったことによる)乙姫への影響」の3点から考える。のち、3-2では、前項の内容への応答として「どうすれば浦島太郎がハッピーエンドになりえたか」を検証する。それらを受け、3-3、3-4では従来の「功徳的な」視点とは異なる主題を2つ提示する。


  この【3】がどちらかと言えば、『浦島太郎』の話の内部から主題を紡ぎだしたのに対し、続く【4】では話の外部からの検討を試みたい。つまり、4-1における『伊勢物語』第6段「芥川」と4-2における坂口安吾『文学のふるさと』というレンズを当てはめることにより『浦島太郎』を別の視点から眺め、従来の【2】とも『浦島太郎』内部から導かれた【3】とも異なる主題を導いていく。これら一連の議論は【5】において、簡単にまとめられる。


  上述の【2】~【5】で一応の主題の導出作業は完了するが、【6】では補論として、『浦島太郎』の特定の箇所より主題を導いてみたい。6-1では、浦島太郎が竜宮城に行く直接のきっかけを作った「浜辺で亀をいじめるガキ」に焦点を当てる。さらに6-2では、浦島太郎と乙姫の竜宮城内での関係について考えていく。


  以上の過程を通じ、全部で5つの主題が提示される。【7】では、【6】までに示された主題全てを再確認し、『浦島太郎』の話が意味するものについて最終的な考察を試みる。『浦島太郎』は従来の「功徳」的視点に加え、少なくとも5つの主題を内包している御伽噺であると言えよう。これらをどうやって、読み聞かせの現場に反映させていくかが今後の課題となるだろう。




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  誰も興味が無いであろう内容の、自分だけ楽しい企画です。しかも続き物なので、ウザいことこの上ありません。


  今、英語で1500wordsの「ジェンダー問題と平和構築~コミュニティー内における水資源開発・管理の視点から~」というレポートを書いているのですが、いかんせん英語なので全く進まず飽きてきました。ということで、気分転換的見切り発車な本企画です。