我が家の愛犬、ゴールデン・レトリバーのチロが、今朝早く1時18分に永眠しました。1995年10月16日に我が家で生まれて、13歳と4ヶ月の立派な生涯だったと思います。
我が家のゴールデンたちの中では、最も落ち着きの無い子でしたが、とてもお人好しで愛される子でもありました。その反面、外ではとても引っ込み思案で、知らない人に会うとモジモジと恥ずかしそうにする面も持っていました。
この犬種に多い「甲状腺機能低下症」の影響からか、9歳頃から若干の拡張型心筋症とそれに伴う不整脈を抱えていましたが、主治医の適切な治療のお陰で最後まで心臓は元気に命を支え続け、最期は老衰という、ある意味とても理想的な眠り方だったとも思います。
先ほど、我が家の慣例通り、見送り前の最後のトリミングを行い、記念の足形もとりました。
このブログにどの写真を使おうかと多くの写真から選んでいると、その時々の思い出がよみがえってきます。
我が家で産まれた子ですから、それこそ生まれた瞬間からの思い出がギッシリと詰まっています。
楽しい思い出も沢山、病気をして心配な思いをした思い出も有ります。
カミナリや、屋根から雪の落ちる音が大嫌いで、夜中中それをなだめるために一睡も出来なかった事もしょっちゅうでした。
朝まで私の布団の中で一緒に寝てくれるのはこの子だけでした。
この子だけはおもちゃを壊さない子でした。おもちゃは大好きですが、咥えているだけで満足。ただ沢山ほしがって、上の写真のように二つも三つもいっぺんに咥えるのがとても上手な子でした。
我が家のゴールデンの中では、この子だけが癌を経験していない、自慢の子でもありました。
沢山、沢山の思い出を有り難う・・・。
我が家で過ごした同胎のピーちゃんは、4年前に悪性リンパ腫で永眠しています。
我が家には、一緒に生まれたカナちゃんがまだ元気にしています。
ほかの同胎たちも、お客様のお家で元気に過ごしています。
みんな、少しでも長く、健康で過ごしてほしいと思います。
最後に、この子を一番かわいがっていた妻が、チロにしょっちゅう、繰り返しチロに聞かせていた言葉を載せて、追悼の言葉としたいと思います
「可愛い可愛いチロちゃん、大事な大事なチロちゃん、兄ちゃんと姉ちゃんのチロちゃん・・・」