7年目の破局

不倫の彼と別れて2年・・・
誰にも打ち明けられられない気持ちを心の整理を付けるために書き綴っています。

告白

2013-11-26 | 日記
Yと別れて再会した同級生の中の男性とは同窓会の打ち合わせ等で時々会う事がある。
もちろん、女性を含め数人で昼間に、軽く食事とお茶をしながらの雑談会のようなものだ。

学生時代からのイメージなのか、同級生には私は少し怖い雰囲気があるらしくキャラ的にどうしても指導権を握らざるをえなかった。そのキャラどうり、ついつい男性陣には媚びずハキハキと言いたい事を言う。
その我ままを素直に受け入れてくれるのも、昔をよく知る同級生だからなのかもしれない。

ひとりの男性が打ち合わせあとに二人でちょっとドライブにでも行かないか?と誘ってきた。
当然、二人っきりはダメだと断っていたのだが、つい最近の打ち合わせの時に移動の都合でその男性の車に乗り合わせる事になった。効率のよい送り順番からして、私が一番最後に送ってもらう事になった。
二人になり、ちょっとだけ聞いて欲しい話があるからと、帰る道中にその男性の話を聞く事になった。
自分の娘の事や、ちょっとした仕事の話・・・あまり深刻ではなかったがちょっとした相談事みたいだ。話を聞き、色んな意見を言い、最後には励まし、ようやく話しが終わった頃に、彼が切りだしてきた。

自分にはどうしてもケリがついてない恋愛があってそれが未だにひっかかっていると・・。ふられようが、付き合おうが、今まで自分の気持ちを相手に伝える事はしてきたが、ある女性にだけは好きだと伝える事も出来ずにずっと好きなままだったと。
それが私だと言うのだ。
小学校のころからずっと好きでその頃私にせがんでもらったキーホルダーをつい3年前まで持っていたという。
もう一生会う事もないだろうから思いを断ち切るために3年前にやっと捨てる事ができたのに、その後に再会し、どうしても思いだけは伝えたかったというのだ。
これから先、どうこうはないが、ずっとKちゃんの事は好きだから、何があっても自分はKちゃんの味方だし、できる限りの力になってあげたいと。

Yと別れて私はずっと、自分自身の全てを否定し、全ての自信を失っていた。Y以外の異性、いや、同姓にも好かれたいとは全く思わなかった。むしろ誰とも親しく交流する事を拒否し、苦痛でもあった。
でもこんな風に自分の事を思っていてくれる人がまだいたんだ。そう思うと少しだけ穏やかな気持ちになれた。

それでも嬉しいとか幸せな感情は不思議に湧いてこなかった。
私は、Yにだけにしか喜びや幸福の感情を持つ事ができないのがはっきりとわかった。

突然の同級生の告白で、あらためて、Yだけが唯一私を幸せにできる人間なのだと感じた。