7年目の破局

不倫の彼と別れて2年・・・
誰にも打ち明けられられない気持ちを心の整理を付けるために書き綴っています。

最後の思い出の品

2013-09-30 | 日記
Yと会わなくなってもう3年以上の月日が流れた。
それでも必ず一日に一度、数分・・いや数十秒でもYの事を思い出さない日は一日も無かった・・。

だが最近になってYの事を一度も思わない日がある事に気付いた。
月日が流れると言うのは、恐ろしいものだ。
どんな辛い事でも完全に忘れ去る事はできなくても、その悲しみや辛さは月日と共に薄らいでくるのだと実感した。
辛くないわけはない。悲しくないわけでもない。だが、時々、もうそんな事はどうでもいいような気持ちになる事がある。
これから先の人生を楽しく前向きに生きようなんては思わないが、以前より投げやりな気持ちは少くなくなってきた。
それは息子の存在が大きいのだろう。
息子の将来を思うと少しだけちゃんと生きようという気持ちになれる。

そんな気持ちに後押しされ、ずっと手放せなかったYに買ってもらった浜田省吾の物をようやく処分する気持ちになった。
アルバムもDVDも全くあけてはいない。二人で行ったツアー時に購入したグッズも全く使用せず購入時のままの状態で置いてある。
それにYが時々オフィシャルサイトで購入した物もそのままの状態だ。
ゴミ袋を出し、燃える物と燃えない物とに分けたが、どうしてもこのまま捨てるのには気がひけた。
しばらく悩んだ末、オークションに出し、省吾のファンの人に譲る事を思いついた。
もう販売終了しているものも多くファンの人だったらきっと欲しい物もあるはず。それにファンだったらきっと大切にしてくれる。そう思えば気が楽になった。

かなりの数を出品したが、すぐに落札された。
そして、やり取りするうえでも省吾ファンはきちんとした人ばかりで、喜んでくれ、手放した私も嫌な思いはせずにすんだ。

とうとうYとの最後の思い出の品も、もう無くなってしまった。

これで、Yとはもう二度と戻れない、いや戻らない。