－アカシックレコード－と人生の回顧③追加 カール・ベッカー教授「死の体験」より

京都大学　カール・ベッカー教授は、「死の体験」法蔵館で一例として、青島輝和
さんという方が２６歳のとき、交通事故で重傷を負った際に臨死体験をした事例を
挙げています。

青島氏の乗っていた自動車が夜中にスリップ事故を起こし、ガードレールに激突、
青島氏が病院に運ばれたときは全身骨折で身体がグチャグチャだったそうです。

そして、青島氏は・・・
「気づくと、横たわっている自分の姿と、周囲の人々が自分を手当てしている光景
を見たという。」

カール・ベッカー教授は、
「なお、氏が語った人々の服装や様子などは事実と一致している。」
と言っています。

そして、
「医者が『もう駄目だ』と言い、両親は葬式の準備を始めた。話しかけても誰も
気づいてはくれず、大変腹立たしかったそうである。」とも述べています。

青島氏によると、
「次の光景では、灰色の雲の中にいて、その中心に開いた深い真っ黒な穴の中へ引
きずりこまれていった。体が凍るような寒さだったが、もがいても無駄だった。」
「すると急に体が楽になり、今度は明るくて美しい自然の中を飛び跳ねていた」そうです。

そして、カール・ベッカー教授の本書で、青島氏は、
「二歳からその当時までのことを夢のように思い出した。」
「多くは楽しいことではなく、悪い思い出だったそうである。」
「その後、花が咲き、太陽のような光がもっとも強くなったときに、青島氏の意識
は戻った。事故からちょうど三日目のことだった。」と記しています。

・・・

「人生を回顧する」
このように、本書においても、臨死体験の際に、その時どういうことが当人に起こ
っていたのか詳しく記されており、死後に今世を生きたときの人生を振り返るよう
なことがあることを、私たちに伝えてくれています。

江原啓之氏、船井幸雄氏、カール・ベッカー教授の書籍より－アカシックレコー
ド－と人生の回顧①の記事では、 カール・ベッカー教授の言葉は一言だけしか取
り上げていなかったので③として追加しておきます。