マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

ブライアン・L・ワイス博士 -生まれ変わり-

2006年10月23日 21時11分44秒 | ★書籍で探訪|他、大学教授や医師等の見解
「ワイス先生、私は過去世退行は体験してみたいのですが、輪廻転生の話はどう
も信じられないのです。」
と、新たに訪ねて来る患者やワークショップの参加者から、ワイス博士に
打ち明けることがあるそうです。

そうですよね・・・
「あるんです。信じてください。」と言っても、そう簡単には信じられるような
話ではないですからね。

ワイス博士もキャサリンとの体験をするまでは、輪廻転生の考え方にも、過去世
退行の治療効果に対しても、「非常に懐疑的でした。」と言っています。


キャサリンに対する治療が、人生について、ヒーリング(癒し)について、
自分の理解をすっかり変えてしまったにもかかわらず、「同僚や友人に気が狂っ
たのではないか、おかしくなったのではないかと思われるのがこわくて、自分の
素晴らしい体験を人々に知らせるのをためらっていた。」そうです。


そこで、医学部の図書館へ行き、何か研究結果がないかどうか調べたそうです。
確実な証拠があるのではないかと期待して探したそうですが、ほとんどなく、
ほんの少しだけれども、素晴らしい研究報告を発見したそうです。
それは、
イアン・スティーブンソン博士の「前世を記憶する子どもたち」に関する詳しい
報告書だったそうです。

ワイス博士は、子どもの記憶の詳細について、綿密な調査が行われている報告書
と出会い、その報告書を読むことは、輪廻転生の考え方の妥当性を検証するために
大切な作業であったと述べています。


ワイス博士は、キャサリンと出会って以降、他の患者にも過去世療法を用いて
その効果の確証と積み重ねをしていきました。

その一例をご紹介しますと・・・

<リンダという35歳の女性弁護士に対する過去世(前世・退行催眠)療法>

ペンシルベニア州の出身の彼女は、精神的虐待を理由に夫と離婚
             ↓
<1回目の診断>
リンダは8歳になるまでのことは、何一つ覚えていなかった。
自分が幼かった頃、両親がどんな姿をしていたかさえも思い出せなかった。
             しかし・・・
父親が彼女をベルトやげんこつやハンガーや木の棒で叩いたことはよく覚えていた。
リンダの母親の話では、父親の彼女に対する暴力行為は、彼女がまだ幼かった頃
からはじまっていということだった。
また時には、母親も一緒になり娘に暴力を振い、爪でひっかいたりしていた。
             ↓
             ↓
リンダは児童福祉相談所に何度も電話をかけ、妹たちを両親から守ってほしい
と電話をしたが、両親が全て否定し、調査員が帰るやいなや、リンダの父親は
リンダがほとんど気を失うまで殴り続けた。
             ↓
             ↓
十代になって、リンダは喘息になり、また窒息するのではないかという
ひどい恐怖にも悩まされた。
             ↓
リンダは、幼い時の記憶が残っていない=ワイス博士はむしろ幸いではなかった
かとも思ったそうです。
しかし・・・リンダは、いつも不安で、悪夢に苦しめられ、恐怖症やパニックや
窒息するのではないか、誰かに首をさわられはしないか、という死ぬほどの恐怖
感に悩まされていた。


そして、2回目の診療では、4年生の時のやさしい先生を思い出した。
さらに、8歳の時の父親の顔をやっとイメージすることが出来た。
そうしたら、リンダは泣き始めたので、ワイス博士は、
「子どものリンダ」を今の大人のリンダが、その子を抱きしめ、なくさめ、
いたいけな子どもを助け出しなさいと指示したそうです。(これがこの療法の
治療方法なんですね。)
-ワイス博士独自のテクニックについては、本書をご一読ください。-

そして、3回目の診断のとき、リンダはすぐに死の体験をして、
「頭を誰かが引っ張っている!」と叫んだそうです。

リンダは自分の首をはねられる様子を見守った。
幼い娘を残して死ななければならなかった自分を見て、胸が張り裂けそうに
なった。
             ↓
             ↓
リンダは何かを探している様子  そして・・・
「彼よ!私の父は彼だったんだわ!」とリンダが叫んだそうです。

父と呼んでいるのは、今生での彼女の父親のことだったそうです。


当時の夫が今生の父になっていたのです。


当時の夫は他の女と一緒になるために、彼女の処刑を企てたという過去世に
退行睡眠で辿り着いたということです。

このような過去世療法の中で、なぜ自分が父親を拒絶していたのかが分かり、
父親がとめどなく子どもを虐待し続けたことも理解でき、そしてそのような
過去を知った彼女は父親を許しはじめた。
               ↓
               ↓
リンダの症状は2度と再びぶり返すことはなかった。
喘息もほとんど完全に治ってしまった。

そうです。




なるほど・・・
前世療法と言われる、過去世療法、退行催眠療法は、このようにして不明の症状
の原因を突き止め、そして心を治療していく治療なのだということが分かりまし
た。



なぜ、私がワイス博士のこの一例を取り上げたのか・・・それは、

■たましいの繋がりの深さを知りました。

上記の一例では、過去世の夫が、今生の父親ですが、これは過去世の夫のときに
行った罪悪のカルマを現世で償うために、今度は彼女の父親として生まれて来た
のでしょう。
しかし、前世での夫は、過去の罪を償うどころか、現世でも彼女を苦しめる行動
を繰り返していたということです。
あの世(精神世界、中間生)で、反省し、再び今度は大切にするべく父と子とし
て生まれてきたのに、娘に拒絶され、また彼女を傷つけてしまっている、この
過去世での夫(=今生の父親)は、またあの世へ逝ったときにしっかり反省しな
いといけませんね。




このような事例を知って・・・

私は、次のような考えが浮びました。

前世でこれほどまでに「もう、二度と会いたくない」と思うような関係で、
人生を終えたとしても、再び「学び」のためか、今度はまた親子のような深い
関係として生まれてくるということは・・・


「前世で、こんなにも酷い関係であっても、また会う(会える)」のなら、


「大好きだった彼女とは、『必ず』あの世で会える!そして、この世に生まれて
くる計画をお互い確認し合って立て、また来世でも出会えるんだ!」
と感じた次第です。


一例は、悲しい話ですが、この話より「現世で出会った『縁』というものは、
想像するよりもはるかに深い繋がりがあるのだな」と思いました。


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