『ひろいきの』 第44回
9月8日(月)25:40-25:55 フジテレビ
「ひろいきの名言」その1
出演
有吉弘行(ひろいき)
進行
陣内智則
三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)
ゲスト
ヤマザキモータース
鈴木奈都
山内崇(360°モンキーズ)
じゃい・スギ。・ゆうぞう(インスタントジョンソン)
和田貴志(鬼ヶ島)
ナレーター
中村仁美(フジテレビアナウンサー)
陣内「いや、来ましたよ、アリ」
有吉「わあっ、来ましたね」
陣内「そりゃアリのためには来ますよ」
有吉「『なるトモ』以来ですか?」(笑)
陣内「司会は『なるトモ』以来…違うわ。だいぶブランクあるやん」
有吉「(笑)」
陣内「今回の企画は『ひろいきの名言』ということでございます」
有吉「なるほど」
陣内「ひろいきは言葉のプロフェッショナルでございます。そんなひろいきが実はあまたの名言を世に残しているんです」
有吉「ありがとうございます」
三田「今日はひろいきさんの隠れた名言をご存知の生き証人のみなさんに集まっていただきました」
陣内「これはどうなんですか?ひろいきの後輩のみなさんですか?」
有吉「仲は良くないです」
N「ということで今回は、ひろいきをよく知る芸人仲間が、知られざる名言をメディア初公開!そして、こちらの『ひろいき名言ボード』を使って、紹介された言葉を品評。名言が『愛』ある言葉なのか、はたまた『嘘』なのか。そして『酔った』ときに言った言葉なのか、それとも『シラフ』のときに言ったのか。ひろいき自らがジャッジします!」
三田「ちなみに一応、『言ってないボックス』も用意しましたが、今回は生き証人のかたがみなさんいらっしゃいますので、それは必要ないかなと。念のためです」
有吉「『ボキャブラ天国』みたいな人気番組になればいいですね」(笑)
◇インスタントジョンソン じゃい(42歳)
芸歴17年 太田プロダクション所属
ひろいきの後輩芸人
ひろいきの名言 1
10年前、ひろいきがムチャクチャやってた時期に言った言葉
「お笑いにタブーなんてないんだよ」
ジャッジ→嘘シラフ
有吉「タブーだらけだよ、お笑い界なんて。テレビ界なんて。ダメダメ勝手なことしちゃ」(笑)
◇鬼ヶ島 和田貴志(35歳)
芸歴14年 人力舎所属
ひろいきとは話したこともない
ひろいきの名言 2
3年前、仕事が増え始めた鬼ヶ島・和田が聞いた言葉
「最近の若手は、ネタは頑張るのに番組は頑張らない」
有吉「これはマシンガンズだとかあのへんじゃないですかねホントに」
陣内「ということは、あなたはバラエティーに、結構シミュレーションしてたんですか?」
有吉「やっぱり一つ一つ、ボクはちょっと時間かけて。夜、眠れないぐらいに」
陣内「へえー、ほんまに」
有吉「もうホントに徹夜で行くことは多かったです」
陣内「へえ~、ひろいきスゴイね」
有吉「ひろいきスゴイんですよ」
ジャッジ→嘘シラフ
有吉「これはね、南原さんがずいぶん昔に何か言ったんですよ、こんなことを。『一つの番組に出るときには、10個ぐらい何か用意していけ』と」
陣内「いや、いいことやん」
有吉「で、『10個できなくても一つできたら、今日はよかった思って帰りなさい』 だから、それマネした」(笑)
◇360°モンキーズ 山内崇(38歳)
芸歴16年 太田プロダクション所属
昔はひろいきとよく遊んでいた
ひろいきの名言 3
7年前、大喜利でスベった上島竜兵に言った言葉
「いいからタクシー代出せよ!」
ジャッジ→愛酔い
陣内「これは竜兵さんに対する愛?」
有吉「それはもう上島さんをいいようにしてあげようと。それだけです」
陣内「確かに、スベったところにパンと足元を支えてあげた」
有吉「あの当時の上島さんを支えていたんですよ」
『ひろいきの』 第45回
9月15日(月)25:45-25:59 フジテレビ
「ひろいきの名言」その2
◇ヤマザキモータース(45歳)
芸歴22年 太田プロダクション所属
ひろいきの先輩
ひろいきの名言 4
20年前、ライブ終わりにファミレスで言った言葉
「ネタどうしたらいいんですか?」
ジャッジ→言ってない
陣内「嘘はみなさんやめてください。しかもそんなに盛り上がらなかった。嘘はやめてください」(笑)
◇インスタントジョンソン ゆうぞう(43歳)
芸歴17年
太田プロダクション所属
ひろいきを尊敬する真面目な後輩
ひろいきの名言 5
10年前、中野の居酒屋「野武士」で上島竜兵に言った言葉
「ギャグは拍手をもらうようになったら終わりだよ」
ジャッジ→愛シラフ
◇鈴木奈都(40歳)
芸歴10年
太田プロダクション所属
ひろいきとは同い年だが後輩
ひろいきの名言 6
お酒を飲んでいる時、鈴木奈都に言った言葉
「女芸人会には入るな!」
有吉「やっぱり何か女ばっかり固まっちゃって、男もそうですけど、グループに入って固まっちゃってもう、しょうもないことしか言わないでしょう」
陣内「よく今あるよね、女芸人会とか」
有吉「グラビア女子会とか。しょうもない内輪だけで、仲間がいるからって強気になっちゃって。面白くも何ともないヤツが。一人で勝負しなさいよっていう」
ジャッジ→酔い嘘
◇インスタントジョンソン スギ。(42歳)
芸歴17年 太田プロダクション所属
ひろいきとは過去に3年連続で正月旅行に行った
ひろいきの名言 7
7年前、居酒屋で他人が肩に触れてきた時に出た言葉
「ふれあいっていいよなぁ、人ってあったかいよなぁ」
ジャッジ→愛シラフ
陣内「また上げた、好感度」
有吉「(笑)」
陣内「普段もこんなん言うたら(有吉は)イヤがったりはするの?」
スギ「ロンドンハーツで、裏側見せますっていうコーナーがあって、有吉さん何かないのかっていうアンケート来たんですけど、有吉さんがボクにくれた言葉に感動してしまって、それをまあスタッフさんに言ったところ、それが採用になって、すごくいい言葉だったんですけど、翌日有吉さんから連絡がありまして、ちょっと飲もうぜみたいな話になって、で、『スギなあ、オマエダメだよ、(オレは)毒で売ってんだから。ああいうこと言っちゃダメだよオマエ』」
有吉「そうだね」
スギ「『だいたいあのアンケートはスキがあるぞ。もうちょっと何かあるだろ、笑いどころみたいな。オレがいい人ばかりみたいじゃなくてさ』 逆に説教くらったんですけど、その日はものすごい豪勢なものをいっぱいおごってもらいました」(笑)
◆というわけで
結局、有吉さんの好感度が上がりました。進行役の陣内さんは羨ましがって、スギさんに自分の好感度を上げてほしいと言っていました。切実。
竜兵会や上島さんがらみの話は面白いのですが、以前にも聞いたことがあるので、今回この記事では詳しいことは省きました。南原さんやスギさんの話がなかなか興味深かったです。
ヤマザキさんは嘘つき呼ばわりされて可哀想と思いましたが、「言ってなかったボックス」の存在意義があったわけで、いちばん厳しい対処法をとるということは、それだけ信頼感のあらわれなんじゃないかと、勘ぐってみました。昔、ノンキーズと猿岩石が仲のよいことはよく知られていて、当時ヤマザキさんは好感度が高かったです。
有吉さんみずからが「愛」「嘘」「酔」「シラフ」というグラフで判定するのが面白かったです。『ボキャブラ天国』でタモリさんが「渋」「知」「インパクト」「バカ」の判定をするのに似ていました。「バカパク」とか「シブ知」とか思い出して懐かしい。
「ボキャブラ天国みたいな人気番組になればいいですね」と有吉さんがサラっと言っていましたが、考えたら、皮肉のこもった表現で、有吉さんらしい毒のある「名言」と言えなくもない。だって、今回、2回にわたって放送された「ひろいきの名言」をもって、『ひろいきの』は終了なのですから。うーん、残念。1年間とても楽しかったです。たぶん、あんなに無防備な表情を見せる有吉さんは、これから先、あまりお目にかかれないような気がします。お疲れさま。
9月8日(月)25:40-25:55 フジテレビ
「ひろいきの名言」その1
出演
有吉弘行(ひろいき)
進行
陣内智則
三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)
ゲスト
ヤマザキモータース
鈴木奈都
山内崇(360°モンキーズ)
じゃい・スギ。・ゆうぞう(インスタントジョンソン)
和田貴志(鬼ヶ島)
ナレーター
中村仁美(フジテレビアナウンサー)
陣内「いや、来ましたよ、アリ」
有吉「わあっ、来ましたね」
陣内「そりゃアリのためには来ますよ」
有吉「『なるトモ』以来ですか?」(笑)
陣内「司会は『なるトモ』以来…違うわ。だいぶブランクあるやん」
有吉「(笑)」
陣内「今回の企画は『ひろいきの名言』ということでございます」
有吉「なるほど」
陣内「ひろいきは言葉のプロフェッショナルでございます。そんなひろいきが実はあまたの名言を世に残しているんです」
有吉「ありがとうございます」
三田「今日はひろいきさんの隠れた名言をご存知の生き証人のみなさんに集まっていただきました」
陣内「これはどうなんですか?ひろいきの後輩のみなさんですか?」
有吉「仲は良くないです」
N「ということで今回は、ひろいきをよく知る芸人仲間が、知られざる名言をメディア初公開!そして、こちらの『ひろいき名言ボード』を使って、紹介された言葉を品評。名言が『愛』ある言葉なのか、はたまた『嘘』なのか。そして『酔った』ときに言った言葉なのか、それとも『シラフ』のときに言ったのか。ひろいき自らがジャッジします!」
三田「ちなみに一応、『言ってないボックス』も用意しましたが、今回は生き証人のかたがみなさんいらっしゃいますので、それは必要ないかなと。念のためです」
有吉「『ボキャブラ天国』みたいな人気番組になればいいですね」(笑)
◇インスタントジョンソン じゃい(42歳)
芸歴17年 太田プロダクション所属
ひろいきの後輩芸人
ひろいきの名言 1
10年前、ひろいきがムチャクチャやってた時期に言った言葉
「お笑いにタブーなんてないんだよ」
ジャッジ→嘘シラフ
有吉「タブーだらけだよ、お笑い界なんて。テレビ界なんて。ダメダメ勝手なことしちゃ」(笑)
◇鬼ヶ島 和田貴志(35歳)
芸歴14年 人力舎所属
ひろいきとは話したこともない
ひろいきの名言 2
3年前、仕事が増え始めた鬼ヶ島・和田が聞いた言葉
「最近の若手は、ネタは頑張るのに番組は頑張らない」
有吉「これはマシンガンズだとかあのへんじゃないですかねホントに」
陣内「ということは、あなたはバラエティーに、結構シミュレーションしてたんですか?」
有吉「やっぱり一つ一つ、ボクはちょっと時間かけて。夜、眠れないぐらいに」
陣内「へえー、ほんまに」
有吉「もうホントに徹夜で行くことは多かったです」
陣内「へえ~、ひろいきスゴイね」
有吉「ひろいきスゴイんですよ」
ジャッジ→嘘シラフ
有吉「これはね、南原さんがずいぶん昔に何か言ったんですよ、こんなことを。『一つの番組に出るときには、10個ぐらい何か用意していけ』と」
陣内「いや、いいことやん」
有吉「で、『10個できなくても一つできたら、今日はよかった思って帰りなさい』 だから、それマネした」(笑)
◇360°モンキーズ 山内崇(38歳)
芸歴16年 太田プロダクション所属
昔はひろいきとよく遊んでいた
ひろいきの名言 3
7年前、大喜利でスベった上島竜兵に言った言葉
「いいからタクシー代出せよ!」
ジャッジ→愛酔い
陣内「これは竜兵さんに対する愛?」
有吉「それはもう上島さんをいいようにしてあげようと。それだけです」
陣内「確かに、スベったところにパンと足元を支えてあげた」
有吉「あの当時の上島さんを支えていたんですよ」
『ひろいきの』 第45回
9月15日(月)25:45-25:59 フジテレビ
「ひろいきの名言」その2
◇ヤマザキモータース(45歳)
芸歴22年 太田プロダクション所属
ひろいきの先輩
ひろいきの名言 4
20年前、ライブ終わりにファミレスで言った言葉
「ネタどうしたらいいんですか?」
ジャッジ→言ってない
陣内「嘘はみなさんやめてください。しかもそんなに盛り上がらなかった。嘘はやめてください」(笑)
◇インスタントジョンソン ゆうぞう(43歳)
芸歴17年
太田プロダクション所属
ひろいきを尊敬する真面目な後輩
ひろいきの名言 5
10年前、中野の居酒屋「野武士」で上島竜兵に言った言葉
「ギャグは拍手をもらうようになったら終わりだよ」
ジャッジ→愛シラフ
◇鈴木奈都(40歳)
芸歴10年
太田プロダクション所属
ひろいきとは同い年だが後輩
ひろいきの名言 6
お酒を飲んでいる時、鈴木奈都に言った言葉
「女芸人会には入るな!」
有吉「やっぱり何か女ばっかり固まっちゃって、男もそうですけど、グループに入って固まっちゃってもう、しょうもないことしか言わないでしょう」
陣内「よく今あるよね、女芸人会とか」
有吉「グラビア女子会とか。しょうもない内輪だけで、仲間がいるからって強気になっちゃって。面白くも何ともないヤツが。一人で勝負しなさいよっていう」
ジャッジ→酔い嘘
◇インスタントジョンソン スギ。(42歳)
芸歴17年 太田プロダクション所属
ひろいきとは過去に3年連続で正月旅行に行った
ひろいきの名言 7
7年前、居酒屋で他人が肩に触れてきた時に出た言葉
「ふれあいっていいよなぁ、人ってあったかいよなぁ」
ジャッジ→愛シラフ
陣内「また上げた、好感度」
有吉「(笑)」
陣内「普段もこんなん言うたら(有吉は)イヤがったりはするの?」
スギ「ロンドンハーツで、裏側見せますっていうコーナーがあって、有吉さん何かないのかっていうアンケート来たんですけど、有吉さんがボクにくれた言葉に感動してしまって、それをまあスタッフさんに言ったところ、それが採用になって、すごくいい言葉だったんですけど、翌日有吉さんから連絡がありまして、ちょっと飲もうぜみたいな話になって、で、『スギなあ、オマエダメだよ、(オレは)毒で売ってんだから。ああいうこと言っちゃダメだよオマエ』」
有吉「そうだね」
スギ「『だいたいあのアンケートはスキがあるぞ。もうちょっと何かあるだろ、笑いどころみたいな。オレがいい人ばかりみたいじゃなくてさ』 逆に説教くらったんですけど、その日はものすごい豪勢なものをいっぱいおごってもらいました」(笑)
◆というわけで
結局、有吉さんの好感度が上がりました。進行役の陣内さんは羨ましがって、スギさんに自分の好感度を上げてほしいと言っていました。切実。
竜兵会や上島さんがらみの話は面白いのですが、以前にも聞いたことがあるので、今回この記事では詳しいことは省きました。南原さんやスギさんの話がなかなか興味深かったです。
ヤマザキさんは嘘つき呼ばわりされて可哀想と思いましたが、「言ってなかったボックス」の存在意義があったわけで、いちばん厳しい対処法をとるということは、それだけ信頼感のあらわれなんじゃないかと、勘ぐってみました。昔、ノンキーズと猿岩石が仲のよいことはよく知られていて、当時ヤマザキさんは好感度が高かったです。
有吉さんみずからが「愛」「嘘」「酔」「シラフ」というグラフで判定するのが面白かったです。『ボキャブラ天国』でタモリさんが「渋」「知」「インパクト」「バカ」の判定をするのに似ていました。「バカパク」とか「シブ知」とか思い出して懐かしい。
「ボキャブラ天国みたいな人気番組になればいいですね」と有吉さんがサラっと言っていましたが、考えたら、皮肉のこもった表現で、有吉さんらしい毒のある「名言」と言えなくもない。だって、今回、2回にわたって放送された「ひろいきの名言」をもって、『ひろいきの』は終了なのですから。うーん、残念。1年間とても楽しかったです。たぶん、あんなに無防備な表情を見せる有吉さんは、これから先、あまりお目にかかれないような気がします。お疲れさま。