香ばしおつまみ／ジェノベージェ

細い魚と書いて、さよりと読む。沿岸の海面近くに生息する細長い魚。
その名の通り、羨ましいほど（？）ひょろっとしたお魚ですが、旬と言われる時期には、その身は脂がのっていて細身ながらももっちりとして美味しい魚です。
見た目はとても美しいのですが、腹の中は真っ黒で、よく「サヨリのような奴」と意地悪な人の例えにされたりします。
食いしん坊で何でも食べるから御飯粒でも釣れてしまうらしいです。

夫が言うには、よく小さい頃は釣ってた魚だそうで、新鮮な細魚には必ずえらに２匹の寄生虫がいますが、その寄生虫を取り出すのは毎回釣って来た人の役割だったそうです。※気持ち悪いでしょうが　逆にいない細魚は買わない、または食べない方がよい、と言われてます。

昔、園芸部の先生が「虫がついてない野菜は食うな！！」と、言ってたのを思い出します。

＜作り方＞

１、バジルを細魚と一緒にクルクル巻いて爪楊枝で端止め。

２、軽く薄力粉をまぶして、オリーブオイルを熱したフライパンで転がしながら表面を焼く。

３、ジェノベージェソース少々を絡めてソテーしたら器に盛る。

ご飯のおかずと言うより…つまみだな（爆）
調理時間、約１０分足らずですが、間違いなく美味しい！！

バジルが無い場合は、紫蘇でジェノバソースを作っても美味しくいただけます。
＊フープロを使わない即席ジェノベージェ
バジルの葉・・・・・・７～８枚（紫蘇５枚でも）
オリーブオイル・・・・大さじ２
大蒜摺おろし・・・・・小さじ半
潰した松の実・・・・・４～５粒（摺り胡麻や、ナッツ類でも可）
塩、胡椒・・・・・・・少々
お好みで、粉チーズ少々

＜作り方＞
小鍋にほんのりオリーブオイルを温め、摺おろし大蒜を入れて香りを移したら火を止め、松の実を入れてそのまま常温に戻す。温度が下がったら微塵切りのバジルか紫蘇をいれて、塩こしょうで味を整え、よく混ぜ合わせるだけでもOK!



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