ハタハタが産卵のため大量に接岸し、県内の各漁港周りは連日大勢の釣り人で賑わっています。
価格も落ち着いてきて、質素な我が家の食卓にも並ぶようになりました。
夏から短い秋を一気に通り越して長い冬がやってくる秋田。毎年ハタハタを食べると、ようやく「正月が近いんだなぁ」と実感が湧いてきます。
後は脂の乗った「寒クロの刺身」と行きたい所なのですが…
所用を済ませ、朝7:30頃に家を出ます。道路は圧雪と吹雪で大渋滞。男鹿市内へ入ったのは9時過ぎでした。
当日の予報は「北西の風やや強く雪。波の高さ4mのち2.5m」渡船が休みなのは確実ですから北西風にある程度強い南磯エリアを目指しました。
椿地区の「館山崎」に到着。ここは潮瀬崎と並んで男鹿を代表する地磯ポイントで、凪ならば20人は入座可能であり、通年釣人が絶えないポイントです。僕自身は混雑が嫌いな為、近年は殆んど足を運んでいません。5年ぶりくらいかな。
遠目で様子を伺ってみると飛沫は浴びるものの、何とかなりそうな感じ。ここで竿を出す事にします。
さて、えっちらこっちらと歩き、とりあえず竿を出せそうな場所に着いたのは良いのですが…時折足場が波で洗われます。荷物は高いところへあげ、ピトンを打ちます。
昔の記憶を辿ると…館山は根だらけの場所に溝が無数に走っているポイントが多かったような気がします。もちろん足下から2本以上ってポイントもありますが。
当日の釣座は自分自身初めての場所であり、水も濁っている事から状況を目視する事が出来ません。
サラシの位置からある程度予想し、まずは調査から始めました。
仕掛けは強い払い出しに負けないよう、ウキは0.5号、ハリス1.75号へ5Bのガン玉をサルカン付近に打ち、ハリスにはG3、G5を段打ちします。
足下~竿1本先までは浅いようです。その先正面、左右15mの範囲は竿2.5本と深いのですが、両脇は根で挟まれています。
釣座正面の落ち込んだ底を釣るか根の上を釣るか…根の上はが居付きが居るかもしれないし。
とりあえず、棚は左側の根にあわせ1.5本で流します。流れは右~左。コマセは根の上にパラパラと落ちるようイメージしながら投入。
オキアミが無傷で残る時間が1時間程続きました。餌取りは居ないみたい。
その後「根掛かりか?」って感じでモタ~ッとウキがしもり、穂先で聞くと竿にダイレクトな手応え。30cm強のアイナメでした。その後も同サイズ追加。しかしそれからは生命反応なしに…。
狙いを深棚に変えます。
ここでもオキアミが取られない時間帯が続きます。
う~ん。
左に流し根のギリギリで止め、道糸を手でゆっくり引き出して誘いを掛けて見ます。
ここを集中的に狙ってみよう。
時折、背後から猛烈な風が雪と共に背中を叩きつけます。
あぁ~さみぃ。。。
防寒仕様のグローブだけど二本指は露出しています。気温もマイナスのため、すでに感覚なし。
鼻も垂れてるんだか詰まってるんだか…たぶん凄いきたない顔になってるんだろうな。
正午過ぎだったか。
オキアミが取られました。けど、尾に近い部分は残ってる。
「取れちゃったのかな?」
とも思いましたが、ここで手を打たないでいつ打つんだ!って事で、小さ目をチョイスして頭を取った物を刺してみます。
次は頭だけを3匹分房掛け。これで様子を伺っていました。
根に当りそうになった頃、ゆっくりと仕掛けを誘うように引いて再度落とし込む…
時折差し込む日差しが逆光になり、ちょっとだけウキから目を離していた時でした。
「あれ?」と思い仕掛けに張りを与えると「ガンガンガン!!!」
突然穂先が海面に突き刺さります。きたっ!!
手前の根に当てないよう、ギリギリまでポジションを前に構えます。
「こ、こりゃ…でかい。」
下へ下へガンガン潜って行こうと暴れます。
突っ込みを2度ほど耐え、竿の角度も良し、今度はこっちの番だぜ!と思った瞬間また突っ込みます…
で、また切られました(^^;
根には当っていないと思います。ハリスはサルカン下のガン玉付近から綺麗に切れていました。ちょっと傷が付いていたのか…はぁ。情けない。
なんか…今年はバラシが多いな。
根に当てなければ1.75号もそう簡単に切れない筈。根に入られるのを嫌った事もあるけど、少々強引過ぎたかもしれない。
結局、「魚を上手く誘導する」って事が出来ていない。ラインを出さないで強引に行ってるつもりでも、まだまだ主導権は魚からこちらの方へは来ていない。
気を取り直して釣りを再開。
また開始時のように延々と餌が残る状態に。
あれ?自分の足元へ別の浮きが流れてきます。振り返ると斜め後に2人の釣り人。距離にして5~6mでしょうか。
根の上を流せば少々窮屈ではありますが問題ないのでしょうけど、正面の深場で馴染ませるには右10m地点に投入しなければいけない。
「まぁ、今日は荒れていて釣座も少ないし。しょうがないか。」
って事で棚を1.5本にして、先ほどの根の上を釣ります。すると隣の方の浮きも僕のウキの至近距離まで流れてくる(^^;ふぅ。
こうなると何故か無性に燃えてくる(笑)
何度も道糸を打ち返し、「バラシポイント」付近の根を丹念に探ります。この時、風も弱まり始めたのでウキは3Bに。
で、これも一気に食ってきました。張りを与えたと同時に竿先が「ガンガン!!」と叩かれる。
ちょっと周りを意識(笑)しながらやり取りし、浮いて来たのは35cm程度の本命。
やはり寒クロ。このサイズでも本当に良く引きます。
ホッとひと安心。実力的にもお似合いのサイズ。
実は少々風邪気味で咳も朝より酷くなってきたので、早めの納竿とします。
しかし悔しいなぁ。
家に帰ると全員から「またバラシたの?」とのきつい言葉。
真鯛は別格として、やはり今日のようなサイズを確実に取れないってのは悔しい。取れたよなぁ…今日のは。チャンスだったのに。
先週からの寒波による急激な水温低下がまだ影響しているのか…食いは渋いと思います。いや、その割には元気に消し込む…正直良く解らない状況です。
明日も行ってこよっと。
価格も落ち着いてきて、質素な我が家の食卓にも並ぶようになりました。
夏から短い秋を一気に通り越して長い冬がやってくる秋田。毎年ハタハタを食べると、ようやく「正月が近いんだなぁ」と実感が湧いてきます。
後は脂の乗った「寒クロの刺身」と行きたい所なのですが…
所用を済ませ、朝7:30頃に家を出ます。道路は圧雪と吹雪で大渋滞。男鹿市内へ入ったのは9時過ぎでした。
当日の予報は「北西の風やや強く雪。波の高さ4mのち2.5m」渡船が休みなのは確実ですから北西風にある程度強い南磯エリアを目指しました。
椿地区の「館山崎」に到着。ここは潮瀬崎と並んで男鹿を代表する地磯ポイントで、凪ならば20人は入座可能であり、通年釣人が絶えないポイントです。僕自身は混雑が嫌いな為、近年は殆んど足を運んでいません。5年ぶりくらいかな。
遠目で様子を伺ってみると飛沫は浴びるものの、何とかなりそうな感じ。ここで竿を出す事にします。
さて、えっちらこっちらと歩き、とりあえず竿を出せそうな場所に着いたのは良いのですが…時折足場が波で洗われます。荷物は高いところへあげ、ピトンを打ちます。
昔の記憶を辿ると…館山は根だらけの場所に溝が無数に走っているポイントが多かったような気がします。もちろん足下から2本以上ってポイントもありますが。
当日の釣座は自分自身初めての場所であり、水も濁っている事から状況を目視する事が出来ません。
サラシの位置からある程度予想し、まずは調査から始めました。
仕掛けは強い払い出しに負けないよう、ウキは0.5号、ハリス1.75号へ5Bのガン玉をサルカン付近に打ち、ハリスにはG3、G5を段打ちします。
足下~竿1本先までは浅いようです。その先正面、左右15mの範囲は竿2.5本と深いのですが、両脇は根で挟まれています。
釣座正面の落ち込んだ底を釣るか根の上を釣るか…根の上はが居付きが居るかもしれないし。
とりあえず、棚は左側の根にあわせ1.5本で流します。流れは右~左。コマセは根の上にパラパラと落ちるようイメージしながら投入。
オキアミが無傷で残る時間が1時間程続きました。餌取りは居ないみたい。
その後「根掛かりか?」って感じでモタ~ッとウキがしもり、穂先で聞くと竿にダイレクトな手応え。30cm強のアイナメでした。その後も同サイズ追加。しかしそれからは生命反応なしに…。
狙いを深棚に変えます。
ここでもオキアミが取られない時間帯が続きます。
う~ん。
左に流し根のギリギリで止め、道糸を手でゆっくり引き出して誘いを掛けて見ます。
ここを集中的に狙ってみよう。
時折、背後から猛烈な風が雪と共に背中を叩きつけます。
あぁ~さみぃ。。。
防寒仕様のグローブだけど二本指は露出しています。気温もマイナスのため、すでに感覚なし。
鼻も垂れてるんだか詰まってるんだか…たぶん凄いきたない顔になってるんだろうな。
正午過ぎだったか。
オキアミが取られました。けど、尾に近い部分は残ってる。
「取れちゃったのかな?」
とも思いましたが、ここで手を打たないでいつ打つんだ!って事で、小さ目をチョイスして頭を取った物を刺してみます。
次は頭だけを3匹分房掛け。これで様子を伺っていました。
根に当りそうになった頃、ゆっくりと仕掛けを誘うように引いて再度落とし込む…
時折差し込む日差しが逆光になり、ちょっとだけウキから目を離していた時でした。
「あれ?」と思い仕掛けに張りを与えると「ガンガンガン!!!」
突然穂先が海面に突き刺さります。きたっ!!
手前の根に当てないよう、ギリギリまでポジションを前に構えます。
「こ、こりゃ…でかい。」
下へ下へガンガン潜って行こうと暴れます。
突っ込みを2度ほど耐え、竿の角度も良し、今度はこっちの番だぜ!と思った瞬間また突っ込みます…
で、また切られました(^^;
根には当っていないと思います。ハリスはサルカン下のガン玉付近から綺麗に切れていました。ちょっと傷が付いていたのか…はぁ。情けない。
なんか…今年はバラシが多いな。
根に当てなければ1.75号もそう簡単に切れない筈。根に入られるのを嫌った事もあるけど、少々強引過ぎたかもしれない。
結局、「魚を上手く誘導する」って事が出来ていない。ラインを出さないで強引に行ってるつもりでも、まだまだ主導権は魚からこちらの方へは来ていない。
気を取り直して釣りを再開。
また開始時のように延々と餌が残る状態に。
あれ?自分の足元へ別の浮きが流れてきます。振り返ると斜め後に2人の釣り人。距離にして5~6mでしょうか。
根の上を流せば少々窮屈ではありますが問題ないのでしょうけど、正面の深場で馴染ませるには右10m地点に投入しなければいけない。
「まぁ、今日は荒れていて釣座も少ないし。しょうがないか。」
って事で棚を1.5本にして、先ほどの根の上を釣ります。すると隣の方の浮きも僕のウキの至近距離まで流れてくる(^^;ふぅ。
こうなると何故か無性に燃えてくる(笑)
何度も道糸を打ち返し、「バラシポイント」付近の根を丹念に探ります。この時、風も弱まり始めたのでウキは3Bに。
で、これも一気に食ってきました。張りを与えたと同時に竿先が「ガンガン!!」と叩かれる。
ちょっと周りを意識(笑)しながらやり取りし、浮いて来たのは35cm程度の本命。
やはり寒クロ。このサイズでも本当に良く引きます。
ホッとひと安心。実力的にもお似合いのサイズ。
実は少々風邪気味で咳も朝より酷くなってきたので、早めの納竿とします。
しかし悔しいなぁ。
家に帰ると全員から「またバラシたの?」とのきつい言葉。
真鯛は別格として、やはり今日のようなサイズを確実に取れないってのは悔しい。取れたよなぁ…今日のは。チャンスだったのに。
先週からの寒波による急激な水温低下がまだ影響しているのか…食いは渋いと思います。いや、その割には元気に消し込む…正直良く解らない状況です。
明日も行ってこよっと。
しびれましたねえ。
何故ばらす?(笑)
けど、その後邪魔されながらも、ものにした一尾の価値は
、こっちの胸にどすんと応えましたよ。
今日は長い間放置してあった山の現場に上ったんですが、
積雪の為作業になる状態ではなかった。
この分だと中止期間を設けてもらわないと無理だな。
塩化カルシウムを20袋ほど凍った路面に撒いて、ぼちぼち頂上にある重機をおろした。
軽トラックは側溝にはまるし、4トンダンプは川べりにはまるし、4トンの台車と11トンの台車は滑って上らないし、八方手塞がりで仕方なく自走となった。
ユンボの足の遅い事といったらないね。(笑)
約1000mの標高がある山の上は、平地に比べて温度も7度ほど低いのでしょうね。
久しぶりに雪を踏みしめました。
大変だったけど、なんだか北を思い出して懐かしかった。
けど、寒いのはやですねえ。
こっちも「温暖化」って騒がれているのが嘘みたいなくらい寒いです。
明日は最高気温‐2度らしいし。
寒いとロクな事ないし金も掛かるけど。
寒ければ寒いほど春が嬉しく感じますよね。
さてと。
今朝も猛烈に寒いです。
布団の中は天国だけど…何故か目覚ましより早く目が覚める。
変態ですね(笑)
行ってきまーす。
おちました。
昨日0時ころまで迷ってたんですが、やめ。
朝は想像通り?風もなく落ち着いた天気だ
ったので後悔したんですが、
その後は強風にのって吹き付けられる雪で、
行かなくて正解だった、と思った...
んですが、これくらいだったらKishiさんなら
楽勝でしょうね。
さて、明日はマイナス5度の予想。
当然釣りなんて考える気にもなれません(^^;
それに長いオフも迫ってますから…
そっちに住んでいたら寝ているかもしれませんね(笑)
あと、決して無理はしませんが
安定した北西風が続くと、強風でもポイントが多いのです。
普段、見向きもしないヒトヒロの浅場にデカイのが入っていたり。
それも楽しみの一つですね。
腕がないから、こんな時でないと大物に巡り逢えないしね(^_^;)
さて、昨日はさすがにダメでした。
一番怖い「南西のち北西」の暴\風。
ポイントはあったのですが、いつ変わるか分からない風向きを考えて止めました。
後ろ髪引かれながら男鹿2周のドライブ(笑)
今日は子供達のために、庭にスキー場でも作るか。
でもkishiさんから見たら凪なんだろね(爆)
いずれにしても安全に楽しみましょ!
話は変わりますが、相棒は二日酔いで寝てる(ーー;
息子のサッカークラブの忘年会とか。
親父が休日出勤で午前様。
女房は飲み会で午前様。
寒過ぎるわなぁ( ̄□ ̄) 爆
お疲れ様です(^-^)
ま、うちも同じ様なもんですよ。
海を諦めて帰ってきてもまだ寝てるし(笑)
今日も寒いですね。
来週も厳しそうだなぁ。