i am JiJi

日々,独断と雑感から

野生のきのこ”ナラブサ”・・・・三国街道「なぎなた(長刀)坂」・・・・

2008-09-30 05:19:07 | 日記・エッセイ・コラム

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この時期になると、野生の「きのこ」中でも特に、”ナラブサ”と言って

子供の頃に、父が、毎年、山に入り採って来てくれ、

うどんの汁で食べた味が忘れられない。

名称の”ナラブサ”とはその土地で使う名称らしく、

遠くの土地に行くと”〇〇もどき”とか、

”〇〇もたせ”とも呼んでいるいる。

私は、父がいつも”ナラブサ”と言っていたので、

今でも”ナラブサ”で覚えていて、

私の中には”ナラブサ”以外にありえない。

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当時は、それ程美味しいと思わなかったが、

父が亡くなってからは、どういう訳か、この時期、無性に食べたくなって仕方がない。

長男(T)二男(H)にも食べさせようと無理を強いているようである。

そのためか、きのこの時期になると、

頃合を見て農産物直売所に足を向け買い求める機会が多くなる。

http://www.takayama-kankoutaishi.com/restaurant/

私は、この”ナラブサ”で夕食を囲んだ遠い幼い頃の父や母の面影を偲んでいるに違いない。

写真は、その農産物直売所の少し手前にある三国街道「長刀(なぎなた)坂」の碑。

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この先の「三国峠」から越後(新潟県)に通ずるこ街道は、佐渡の金山奉行と新潟の米や海の産物が通った街道である。


掃除・・・・野鳥の巣箱・・・・・・

2008-09-29 04:54:26 | 日記・エッセイ・コラム

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次シーズンの「シジュウカラ」の巣箱の架け替えに備え、

27日(土)、今年の夏に巣立った野鳥の巣箱を木から下して掃除した。

写真(上)は、今シーズンにキッチンの前のヤマボウシ(山帽子)の木のに架けたもの。

写真(下)は、南庭にあるシラカバ(白樺)の木に架けたもの。

今年は、シジュウカラの番の姿をあまり見かけなく心配していたシラカバ(白樺)の木の巣箱は、

藁がたくさん敷いてあり巣立ちが確認できたので安心しました。

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次のシーズンには、玄関前のヤマボウシにも追加して、

合計3つ巣箱を設置しようと思っています。

写真(最下)は、玄関前のヤマボウシ(山帽子)。

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感動!・・・・飛来者!?は、ムクドリか・・・・・

2008-09-28 08:32:23 | 日記・エッセイ・コラム

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数日前の朝食時に、私は、見間違いかと思っていた。

雑木林の「アカシヤ」の木に掛けてある”野鳥の巣箱”の入り口の穴が、

直径3cmの正円形をしていたのが大きくなっている!

「どうもおかしいな。」と思っていた。

昨日の土曜日、朝の散歩を終わってプーたまの世話を終え、家に帰って来る途中、

雑木林の方向から、「コツッ!、コツッ!、コツッ!」と何の音か解らないが聞こえてきた。

最初は、人間の生活感から聞こえてくる”単純な音”かと思ったが、

そうではない。

もしかしたら!と思い、あの巣箱の方向に目をやった途端、

わが目を疑った。

野鳥が、巣箱に留り巣箱を嘴で突いていた。

気付かれないように、静かにこっそり見ていると

おもしろいように”削りカス”が右に左に飛んでいる。

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驚きと、興奮で、

早速、朝食の支度をしている家内に小声で知らせ、

当の家内もダイニングからこっそりその姿を確認!

またも、感動!

野鳥(ムクドリと思われるが定かでなかった。)は、間もなく飛び去っていった。

二人ともほんの一瞬だったが、

飛来した野鳥のコミカルで愛くるしい仕草とその余韻を楽しんだ。

写真は、その時の貴重な数ショット。

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新たな「彼岸花」を数ショット・・・・・

2008-09-27 05:30:07 | 日記・エッセイ・コラム

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このところ、どうしても鮮やかな写真が撮りたくて、

一昨日、朝の通勤経路上を注意して見て(探して)いた。

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勤務先に向かう「木曽神社」の通りを少し入ったところ(県立小児医療センターを遠く高台に見る方向)で、遠くに幾つか群生姿を見かけたので、

今日の朝、撮影するつもりで少し早く家を出た。

目的の場所で群生している「彼岸花」を見つけましたので、

新たな「彼岸花」を数ショット。

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間近に寄ると、もう少し色褪せたものも数本見かけたが、

周囲の下草と相俟ってなかなかビジュアルな撮影が出来た。

この場所は、鬱蒼とした少し暗がりに咲く子供の頃見たあの「火事花」と違い、

周囲が開け且つ、明るい場所なので、

それ程怖い思いはなかった。


彼岸花・・・・それは火事花・・・・・・

2008-09-26 05:18:18 | まち歩き

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畑のあぜ道や下草が刈り込まれた野原に、

鮮やかな赤色に咲いているのを見かけますが、

昨日25日(木)、朝の散歩時に、

鉄管(導水管)の敷地内に咲いているのを発見し嬉しくなりました。

時期も”彼岸”のせいか、テレビに映し出される機会も多く、

まさに季節感を感じます。

私にとって、

この花は、長男(T)や二男(H)が小中学生の頃の秋の運動会を思い起こし、

もっと先では、この花を、”火事花(かじばな)”と言って、

今ではなくなってしまいましたが(場所としては残っている。)私の実家の屋敷(裏山)に

毎年群生して咲く場所があり、亡父母に「採ってはいけない。火事になるから。」と言われ、

子供の頃は、何となく怖く”近づいてはいけないような花”の印象があった。

今でも、見かける場所は不思議と下草が丁寧に刈り込まれ場所に、

朝やかに咲いていることから、

昔から、言わば災いを避けるため畏敬の念を持たれていたのか、

そもそも、下草と一緒に刃を入れるのは忍びなく刈らずに残しているのか、

周囲の草より一様に丈が高いのでその薄緑色の茎と相俟って鮮やかな赤色が目立つのか、

いずれにせよ理由はよくわかりません。

今では、年齢を重ねたせいか、”少しだけ”怖い気持は薄れ、

遠い子供の頃や長男(T)二男(H)との思い出とともに、

季節の移ろいとそのあり様を楽しんでいます。