それでも LIFE GOES ON

ジャンルに構わないピアノおたくです。趣味って本気でやらないと面白くないと思いませんか?

ストレスを受けているとき

2007-07-21 09:04:54 | Weblog
 かなりのストレスを受けているときってどうしたらいいんだろう。ここのとこ仕事のストレスがいっぱいで辛かった。何事もうまくいかない。でも何だか自分は悪くないって気がするんだよな。そ!一生懸命やってるのにうまくいかないときは周りが悪いんです。ふーんだ。悪いか!

 私なりのストレス解消方法はいくつかある

(濃い方法)
*愚痴る
   相手は必ず「そうだよそうだよ」と相槌をうってくれそうな人にする。

(薄い方法)
*ピアノに没頭する
*たわいもない会話を楽しむ
*スーパー銭湯に行く
*体脂肪を気にせずに食べまくる(後でむなしくなるから注意)
*ロックでウィスキー一気(後で頭痛がするから注意)

 今回は薄い方法がかなりストレス解消になったな。

<ピアノレッスン>
まず、木曜日はジャズピアノレッスンだった。教官は私の事情なんか知らないわけだけど、今回は「ひたすら弾かされた」課題曲は「イパネマの娘」なんだけど、ボサノバのリズムパターンがいくつもあって、左手のバッキングはそれをいくつも単語のように覚えて、組み合わせて使うんだそうだ。面白かった。教官が「ウンターン ウタータ ウ ター」とか指定するのをひたすらベースに合わせてバッキングするの。集中力がないとコードがリズムがどこかが間違ったりずれたりする。間違うと次に行かせてもらえないから、集中する。そしたら嫌な事をとりあえず考えずにすむ。結構発散できたなあ。実技より説明が多い日だったら「うわの空」になって嫌な事思い出してたかも。

<ピアノリサイタル>
そして昨日はサークルでも何度か会った事のある方のピアノリサイタル。実はスケジュール的にきつかったのと、だんながいなくて娘を見てくれる人がいないから難しいかなと思ってあきらめてたんだけど、17:00くらいになるとそわそわしてきて落ち着かず、「やっぱりどうしても行きたい」「ピアノ聴かなきゃ」と思って、娘をひっぱって行った。娘は最近、「歴史オタク」になってあまり音楽に興味を示さないので心配したけど、本を買ってやったら「ロビーでこれ読んで待ってるし、ごはんは後でいいよ」と言ってくれた。

感動した。変幻自在で個性豊かな人だったなあ。音もすごくきれいで、引き込まれてしまった。イタリア協奏曲や、ショパンのノクターン あとモーツアルトも自分が弾いた事あったから、すごく参考になったしわくわくしたけど、「森のささやき」って曲があって、本当に「深い森」の情景が浮かんできて、しばしトリップした気分。嫌な気分が忘れられていく。

思わず感謝の言葉を述べたくなった。「ここんとこ辛かったんです!ありがとう」

サークルの仲間に会えたのも嬉しかった。私はついこの前777コンサートであったのに「久しぶりです」なんて言ってて、なんかずいぶん時間がたったような気がしてたんだなあ

6月の思い出 その2(バイオリン発表会)

2007-07-12 21:31:02 | Weblog
 6月16日はゆっきいのバイオリン発表会の日。吉和町の「魅惑の里」にコンサートホールがあるんだよ。ピアノはスタインウェイ。バイオリンの先生が一曲どうぞと言われるので、すぐに飛びついて弾かせてもらうことにした。ゆっきいの伴奏はもちろんやるのです

 実はこのコンサートの1週間前はわやだった。ゆっきいは腹が立つくらい練習をしない。「やる気あるの?!」とずいぶん怒ってしまった。まじで今のまんまだと途中で空中分解して止まってしまうと思った。だいたい曲が難しすぎるんだってば!その上、塾の宿題は多いし、小学校も忙しいし。どうなってるんだ~もう

 とイライラがつのってばかりだった。でも気分を取り直してお菓子やジュースを買い込んで練習室に持ち込みゆっきいに「今日は強化合宿です。これはその食料です。30分練習するごとに少しずつ食べてよし」と言ってみたら、意外に練習する。食べ物ってすごい

 で当日に至る。まだまだたくさん課題があるままで、とりあえず止まらない程度にはなっていたと思う。

 だけど本番でびっくり。ホールがよく響くので、うまく聴こえたのもあるんだけど、今まで弾いた中で1番良く弾けていた。子どもって緊張がないぶん、勝負強いんだなあと思った。決して上手い演奏ってわけじゃないけど、度胸の良さには自分の子どもながら感心してしまった。本人も満足していた

 私のソロ演奏は「戦場のメリークリスマス」いつもの感じ。ピアノのバランスに苦労した。低音がすごく響くの。だから高音をしっかり出したいんだけど、音がちょっとキツイ。低音を抑えようとしたけど、なかなかコントロールできなかった。うーん どんなピアノでもこっちが弾きこなせるようになりたいよ。ピアノに負けてしまってばっかりだと思う

 実はこの発表会はゆっきいにとって、すごく意味があると思っていた。これからは受験生だから、バイオリンはしばらくお休みするんだけど、発表会前に私が思っていたのは「うまくいったら、中学生になっても続けるかもしれない でも失敗したらここでやめちゃうんだろうな」ということ。だから「最後の発表会」になるかもと思って熱が入ってしまった。失敗して嫌な思いはしなかったから、「最後」にならなくてすんだかも

 今はレッスン回数を減らして、普段の練習もなしにして、ひたすら基本練習をレッスンの中でやってもらっている。いつでも戻れるように。本人の意思次第だけどまたいつか本格的に再開してほしいな

P.S.
 音楽関係者もしくは愛好者と話していて「この人たち(と私)はやばい?」と思うときがあります。

  1)ポピュラーのピアノの先生は受験の話をすると、なぜか音大受験と思い込んでいる。
  2)ピアノサークルの仲間は発表会にゆっきいが来ていないのを見て
    「いいじゃん。塾くらい休ませれば。一緒に合奏すればよかったのに」 と普通に言ってくれる。

 なまじ学習塾なんか行かせてると、価値観が変わってきてしまうけど、本来の自分を取り戻せる瞬間です。受験生の親としてはやばいけど、でもすごくホッとする。音楽バカな自分と同じ感性を持つ仲間がいてくれるのってすごくありがたい。
 

6月の思い出 その1(警察編)

2007-07-10 05:42:06 | Weblog
 最近パトカーを見ると私を捕まえに来るのかと思う。
 6月のはじめに、高速道路を走っていて、パトカーが横に来て、こっちを向いて警察官が肩に手をやる仕草をした。
「あーシートベルトだ~」
 いつもはするのにな。してなかったんだな。
 そんで、道路公団の駐車場まで着いていかされ、切符を切られた。その時、パトカーに乗せられた。幼稚園児なら大喜びだ。
 ちなみにこの日は新車への乗り換えの日だった。数日前から、前の車さんに「今日が最後の遠出だね。君に乗っていろんなとこ行ったな~。たくさん傷つけて、掃除も洗車もろくすっぽしないでごめんね。もう廃車になるんだろうけど、今まで本当にありがとうね。」などと感慨に浸っていた。
 今回のおかげで最後に、「共に警察に捕まる」という思い出が残った。

まいりました。