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ヘッドホンレビュー ATH-AD2000Xを1年使ってみて

2014年04月28日 | ヘッドホン


ここ1年程使用したヘッドホンATH-AD2000Xのレビューを書いてみようと思います

現状はmac、TV、レコーダー、スカパーチューナー、PS3など、全ての音をAVアンプに集約して、AD2000Xで聞いています

AVアンプRX-V773に、擬似的なサラウンドをヘッドホンで楽しめる機能サイレントシネマが有り、映画を見る時はサラウンドヘッドホン代わりになっていま



AVアンプ購入時に、ステレオのブックシェルフ型スピーカーも購入したんですが、ただの置物と化しています。。。w

僕は音漏れがすごく気になるので、基本的に大きな音でスピーカーを使えません

マンションは分譲タイプの鉄筋コンクリートです。クッションフロアのフローリングで、上下左右の部屋からは生活音がほとんど聞こえないので、部屋の音漏れ対策はそこそこ有りそうです

普通にテレビを見るレベルの音は出していいと思うんですけど、それも気になるんですよね。。。まず、どの程度まで出していいのか分からない。それが精神衛生上良くないと感じてます

で、考えたんです  音漏れを気にしながら、性能を50%も引き出せないような小音でスピーカー(高い物ではないですけど、、)を使うより、ヘッドホンでいいじゃないかと

ヘッドホンなら、深夜でも映画館レベルのフルパワー音量で使っても問題無いんじゃないかと。。

そしてヘッドホン探しが始まります

僕の背中を後押ししたのは、ヘッドホンはスピーカーに比べて価格性能比が良いこと

僕はいいスピーカーを使ったことが無いので実際のことは分かりませんが、ヘッドホンと同じ音を出すのに4倍の値段のスピーカーが必要とか。。言われてるようですね

さらにPCオーディオ、USB DAC、ヘッホンアンプ、海外勢の高級ヘッドホンが流行っているのを知って色々目移りしました。。

量販店であらゆるメーカーのヘッドホンを3ヶ月くらいかけて試聴しました

試聴していくうちに候補が何度か移り変わって、最終的にAD2000Xに辿り着きました

(気に入った点)

・きらびやかな奇麗な高音が出ていてクリアなのにサ行が刺さらない抜群のバランス

 (角の取り方が絶妙で、HD650以外では必ず刺さってた曲でも刺さらない)

・10万円代の機種と比べても遜色の無い素晴らしい解像感

映画では服が擦れる音とか、小さい声とか、風の音とか、今までテレビのスピーカーや低価格のヘッドホンでは聞こえてなかった細かい音が聞こえます

・あらゆる音源をそつなくこなす ※低音が足りないとか、高音が不自然とか欠点を感じる場面が少ない

・低音~中音部分がバランス良く出ており、音の分離が自然に聞こえる

・ヤマハのAVアンプとの組み合わせで、サイレントシネマ(サラウンドをヘッドホンでも楽しめる機能)において、満足度が高いです。場面によっては、シネマDSP 3Dモードとの組み合わせで、ハウジングが消える感覚を感じました。

(他のヘッドホンとの比較)

音楽を聴く上で、高音の伸びと中低音の分離感は、T1のほうが良いと感じました
僕の聴く音源だとメタルやロックもいけると感じました
AD2000Xではドラムとベースの分離が弱く、ちょっと気になります

音場はHD800の方が広いです
広い上に解像度が高いので、なんか不自然に感じて僕はあまり好きじゃなかったです あと店頭でも分かるくらい音漏れが激しいです

HD650は厚みのあるボーカルの量感、表現力が良かったです オープンエアなのに、密閉型のような濃厚さがあります
低音が出てるんでしょうか
高音のクリア感は薄く感じました
映画だとセリフは完璧だけど、効果音や背景音が弱そうです


音楽を聴くだけだと、ベイヤーのT1やAKGのK701、ゼンハイザーのHD650なども良いと思いましたが

映画を見たり、テレビを見ることも考えると、AD2000Xに落ち着きました




このウイングサポート、見た目よりもずっと快適です

購入前は壊れそうだな、、とか、なんか頭に当たって痛そうとか思いましたが、全然問題ないです

付けてると、これの存在を感じないくらいに自然な付け心地です

マグネシウム合金のフレームは適度な弾力で、頭の大きい僕でも3時間付け続けても痛くなったりしません



ハウジング部分の作りはメカメカしい感じで、マットブラックのメッシュとシャンパンゴールドのネームプレートで高級感が有ります

MADE IN JAPANです 

カメラもそうですが、海外生産でも日本製でも変わらないとか思っても、、日本製って好きです プラシーボかもしれませんが、かっちり感が有って好きです

座った状態で2回くらい床に落としましたが、、異状無いです  丈夫ですね。。

ケーブルの付け根が気になりますが、1年使ってみて付け根のカバーがちょっと柔らかくなったくらいで、室内利用だったら引っ張らないように心掛ければ問題無さそうです

深夜にフルパワーで映画を見る場合ですけど、、
AD2000Xはオープンエアタイプなので、密閉型と比べると音漏れします
映画館を意識して音量を上げると、爆発シーンなどが少し気になります
普通にテレビを見る程度は漏れてると思います。。
耳にも悪いので、、ある程度楽しめるかどうかのラインで判断して音量調整してます


次はやっぱりヘッドホンアンプが欲しいですね

AT-HA5000か、P-1Uか。。 

秋葉原のヨドバシに、ヘッドホンを持参すると、マランツのCDPなどを使って、AT-HA5000、P-1U、P-700U、UD-501、HA-501、hp-a8などを自由に試聴出来ます

2回くらいAD2000Xを持参して聞いたんですけど、それはまた次に書きます。。

試したいのは、AVアンプのRX-V773からヘッドホンアンプに接続すること

メインのプリアウトのアナログ出力か、メインと違う部屋でステレオ再生を楽しむ為のZONE2のアナログ出力を、単体ヘッドホンアンプに入力させたら、AVアンプをプリアンプとして、ヘッドホンアンプをパワーアンプとして使えるんじゃないかなと妄想しております。。

その場合、2chにダウンミックスされたブルーレイのサラウンド音源は、ヘッドホンアンプを介してどんな風に聞こえるんだろう、AVアンプに直挿しのサイレントシネマと比べてどうかなとか、、楽しい妄想が膨らみます

しかし、、AVアンプの使い方を完全に間違ってますね。。w 地デジ、サラウンドデコーダー兼DAC付きHAP扱い。。
でもヨドバシのヤマハのブースで聞いたら、昨今のDAC付きHAPのように使っても満足出来る性能は有りますよ~とのことです

脱線しまくりですが。。まとめとして、AD2000Xは良いです 

正直サブでもう1台欲しいです。。

ヘッドホンで映画を見たい、テレビも見たい、PCオーディオもやってみたいという人には、おすすめの1台です

audio-technica AIR ダイナミックヘッドホン ATH-AD2000X
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オーディオテクニカ