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年間第19主日を迎えたカトリック高幡教会
(住所:東京都日野市程久保4-7-14)
(住所:東京都日野市程久保4-7-14)
東日本大震災から5ヶ月が経過した。死者は1万5千人を超え、今なお4千人もの人々が行方不明であり、8万人以上が避難生活を強いられている。我らの菅直人首相は4月、お盆までに被災地の希望者全員が仮設住宅に入居できると豪語していた。まもなく、盂蘭盆会(うらぼんえ)を迎えるが、やはり「公約」はホゴになる。日本のマスコミは、「中国の鉄道事故」は延々と糾弾するが、自国政府の無責任は平然と見逃す。「大政翼賛」の悪霊は、いまだ消えない。
8月7日(日)、八王子教会で与った年間第19主日ミサの記事を続けよう。 この日、主任司祭の稲川圭三神父は夏期学校(注)のため不在で、代わりに関谷義樹神父が司式された。関谷神父は雑誌「カトリック生活」の編集長としてご存じの方も多いと思う。福音朗読は、イエスが湖上を歩かれた場面(マタイ14・22-33)。怯えたペトロは沈みかけ、イエスの助けを求める。関谷神父は、「苦難に遭っても、神を信頼しましょう。“恐れることはない”のです」と話された。
閉祭のあと、「急げば高幡教会の午前9時ミサに間に合うかもしれない」と考えた。私は市街を「ダッシュ勝平」のように駆け、京王線の準特急に飛び乗った。神の御助けによって、早々と最寄り駅に到着。高幡教会のミサに与るのは、枝の主日以来だ。主任司祭の高木健次神父は、湖の波風を人生に見立て、「イエスに助けられ、共に歩むことが大切」と話された。駅までの帰り道は、七生丘陵散策コースを歩く。夏の里山風景が爽やかだ。自然における神の栄光。
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カトリック高幡教会付近の里山風景
<東京都日野市の七生丘陵散策コース>
(注):教会学校(小学生の公教要理クラス)の夏キャンプ。1948年から続く八王子教会の伝統行事。