2009年のブログは、今日で最後となりそうです。
みなさん、楽しいクリスマスを過ごされていますか?
今年も1年、本当にありがとうございました!
良い新年をお迎えください。
寒波が去り、暖かい日が続いていますね。
暖かいと言っても、長野県栄村の最高気温はせいぜい6℃といったところです。
これでも「あったか~い」と感じてしまう・・・
きっと、普段から温感下着や二重ソックス&タイツ、そして貼るカイロなどで、防寒しすぎなんでしょうね。念には念を、といつも着込んで出勤してしまいます。
栄村に赴任して初めての冬(2007年のこと)、とにかく驚いたのはその寒さと、「日中の最高気温が氷点下」という現実でした。1月、2月には珍しくないことなんですねー。西日本生まれ&育ちで、ウィンタースポーツも大の苦手・・・。そんな私に、大雪と極寒が容赦なく襲いかかり、しかし闘うすべも知らず、でも途方に暮れる余裕はない!そうこうしているうちに、3度目の冬を迎えました。
雪だって、現実に降るところを見ているとまるでスコールのよう。
東南アジアで降るようなゲリラ雨が、そのまま雪になったかのようです。
しかし、天から降ってくるものは止めようがない。
生活するためには、とにかく雪かきをしなくてはいけません。
でも、やってもやってもきりがない日も。
最初の冬には、近所のおばちゃんたちに「ここでは雪かきは、大げさなくらいやっておいたほうがいい。いつ、どんだけ降るかわからないし、気づいたときには遅いってこともあるから。」と言われました。その意味は、最初の冬を越してようやくわかりました。
うちは日当たりも良くないし、雪が一度積もってしまうと春まで溶けることはないので・・・
うちには除雪の機械もないから、雪をどけるのは手作業。機械で一気に雪を飛ばしているお宅を見るとうらやましくなりますが、うちの近所は70~80代のお年寄りがほとんど。SOSなんて出せるわけがありません。
向かいのおじさんは大雪になると「てぇへんだ」と一言つぶやくだけ、あとは黙々と格闘しています。雪とともに生きてきた人をお手本に、私たちもなんとか頑張るしかない。
それでも、お隣やお向いのおばちゃんはいつも気にかけてくれています。
私たちが雪の中で作業していると、さりげなく出てきてアドバイスをくれたり、食べるものを置いていってくれたり・・・
うん、きっと見てられないんでしょうね、あぶなっかしくて。
晴れた朝の雪景色は、やっぱり美しい・・・
(自宅近くで撮影。道路はガチガチ、歩けばツーっと滑る)
↓うちの玄関前。ここに車を停めています。(玄関から撮影)
両サイドの雪壁は、2月ごろまでに2m程度になります。
↑タイムカプセル館へ出勤途中。
年明けにはもっともっと雪深くなっていることでしょう。
では、みなさままた年明けにお会いしましょう!
どうぞ良いお年を♪