鳥小屋の中のニワトリ

大空へは羽ばたけないけれど・・・
重度障害の息子とともに。

長い時を経て

2014-10-05 22:30:10 | Weblog


1年ほど前
ひょんなことから電話することになった
中学時代の友人M子さん。

年賀状での交流はあったけれど
声を聞くのは中学卒業以来。

その時に「会いたいね」とはなったものの
障害の息子がいる私の事情で叶わないことと思っていました。

ところが・・・

「そうか、私が会いに行けばいいんだね」と言っていた通り
はるばる会いに来てくれました。

15歳だった女子中学生は
長い長~い時を経て、すっかりおばさんと化し
それでもあの頃の面影を見つけ
話が尽きることはありませんでした。

そうね。中学時代の写真はいつも隣にいたね。
別々の道を歩んでいたけれど
どこか気が合うんだね。

「今日がなかったら一生会えなかったかもね」

「またいつか会えるといいね。(故郷に)帰ってきたら連絡してね」
「うん」
「元気でね」
「うん、元気でね」

握手をして、、、
新幹線が動き出してもずっと手を振りあいました。

今月7日は私の、10日はM子さんの誕生日。
忘れられない○○歳の誕生日記念になりました。


コメント
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