鳥小屋の中のニワトリ

大空へは羽ばたけないけれど・・・
重度障害の息子とともに。

病院のこと その2

2012-07-19 22:52:01 | Weblog
2~3か月ごとに体調を崩すコウ
行ける病院がなくどうしようと困りながらも
家でなんとか治せることが多くなってきました。

今回も39℃超えの発熱はあったものの
翌日には37℃台までに下がり、水分も摂れるようになったので
このまま快方に向かうものと考えていました。

ところが、3日経っても熱は下がりきらず
夜になるとまた高めの熱に・・・

んーーーこれは何処かに炎症がおきている
抗生物質を使わないとダメかな。

ということで「病院のこと」で記したように公立病院へ

雨の中なんとか到着。
再来機に診察券を入れたら
「この診察券は有効ではありません」のメッセージが。

そ・そんな・・・
この病院、2年間受診しないと初診扱いになってしまうらしい。
2年って短っ!(コウの最終受診は2010年6月でした)

案内の看護師さんに事情を説明し
小児科に連絡をとってもらい待つことしばし。
受診OKをもらいようやく診ていただくことができました。

食事が思うように摂れていなかったので
血液検査、レントゲン検査に加えて点滴治療も行うことになりました。

久々の公立病院。
でもコウはきっちり覚えていました。
点滴室に入った途端 ものすごい力で抵抗。
私を含め5人がかりで押さえ点滴の針を刺しました。
ふぅ~汗だくです

そして検査結果
CRP値6、白血球は正常値上限ちょいオーバー

入院するか抗生物質を服薬しながら自宅で様子をみるか
どちらでも良いとのこと。
夜に熱が上がって心配するよりは入院したほうが安心かと
約10年ぶりの入院を決めました。

そこで思いがけない再会がありました。
NICUにいたころの看護師さんが師長となっって
小児科に戻ってこられていました。

しかもコウのことを覚えていて声をかけてくださったのです。
(8か月も入院していたものね)

夜は眠れなかったり、緊張で手足汗まみれになりながらも
5日間の入院生活を終え無事に帰宅しました。

特別支援学校を卒業して5年
厳しい社会の中で生きていますが
今回の入院で
担当してくださったM先生や看護師長さんたちから
「温かさ」をたくさん受け取らせてもらいました。

そして、何よりもM先生から嬉しいお言葉をいただきました。

基礎疾患は大学病院のS先生になりますが、
風邪などの時は公立病院の小児科で診ていただけるとのことです。

障害者にも理解を示してくださったM先生
心から感謝しています。





コメント
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