実を言うとこのバケツ、ティグレにあるカジノでもらったものである。
なぜこのバケツが我が家にあるのか
というと
ブエノス最大のティグレのカジノにはフードコートが
併設されているのだがこの食堂が
安くて・ボリュームがあって・これまたうまい
もちろんなかなか勝利を得ることができないカジノゆえ
そのぐらいの還元率は良くして欲しいと言うのが現実であり
それを見込んでか何処のカジノもレストランはお客様に
満足が行くようにしているのだがここはブエノス最大カジノということもあり
高級レストランからこのようなエコノミーフードコートまで存在している。
さて、そんな中我が家も先日ティグレまで旦那と二人で
週末の1日をのどかに過ごしたついでにここティグレのフードコートで
食事をする事にした。(←しかしカジノはしていません~)
私たちが選んだ食事はスパゲッティのセットだがメインを始め、飲み物
そしてデザートにフルーツポンチ(またはプリンかティラミスか)が
付いてきてここでは8ペソ弱日本円にするとわずか300円ちょっとである。
(ショッピングセンターのフードコートならこのお値段では食べれない!)
たまたま余りお腹ががすいていなかったためデザートが残ってしまったのだが
自分たちが食べきれなかった分をお土産に持って帰ることを旦那が提案!
しかし問題はどうやってもって帰るかであった。
何処のフードコートのお店屋さんに聞いてもお持ち帰り用の袋など用意していない。
お持ち帰りをするくらいなら食大国のアルゼンチンでは
捨ててください というのが本音である。
捨てるにはもったいないし、もって帰るにはお土産用にできる袋がない!
すると悩んでいるところに旦那が面白い事を思いついた。
~そうだ!あのバケツを利用しよう~
大きさと言い持ち運びやすさと言い食べ残したフルーツポンチの入れ物が
すっきりと入るサイズである。
思わず係員にその旨を告げると
何でコインでなくてフルーツポンチなの??
と不思議な顔はされたが快く許してくれた。
実際、同じ持ち帰るならバケツ一杯のコインのほうが良いが
金運にはまったくといって縁がない私たち・・・
危ないものには手を出さないほうが良いということでギャンブラーを横目に
カジノもせず大切に完全防水のバケツに入ったフルーツポンチを
一気に家に持ち帰り今日のティグレの感想を語りながら
フルーツポンチを夜食に頂く夜であった。