メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

熱海:海峯楼へ③

2016年12月10日 | 国内/熱海・湯河原


かくして館内の探索も終わり

一風呂浴びて、さぁ、お待ちかねの食事です。







本日のお品書きは


前菜

子持ちワカメと水菜の辛子浸し
焼き林檎の白和え クコの実 松の実
雪子のマリネ セロリ 玉葱
合鴨 梅ソース掛け 根菜の金平
鮟肝玉地蒸し 人参飴 
芋カステラ
海老芋おかき揚げ
揚げ銀杏





お椀

蟹ひろうす
うぐいす菜 柚子




御造り

本鮪
炙り烏賊
地金目の握り寿司
寄せ磯醤油 あしらい彩々





本日の一杯は利き酒

醸し人九平次
黒龍
〆張鶴




女性好みの盛り付けで美しかった。

ただ、いまどきを意識してだろうか

全体的にクリーミーで薄味  お椀は揚げたボールを割ると蟹のクリームが出て

正直なところくどい 


フレンチ感覚と言えばいいのかもしれないが、

御造りも磯醤油のジュレや塩でいただくようになってはいたが、

組み合わせに感動するものがまったくなく、逆に舌のズレを感じてしまった。



ワインなら合うのかも。ただ日本酒にはまったく合わない。



強肴

蛤しゃぶしゃぶ
胡麻豆乳鍋
芹 椎茸 黄韮 黒七味





これもいただけない。そして蛤をしゃぶしゃぶにする意味がわからん。

却下!



焼物

黒毛和牛塩焼き
鱈の子一味焼き
キャベツ 木の子 柚子ポン酢





お肉は良かったが、鱈の子一味焼きは却下!


豆乳といい、白子といい、すべてがクリーミー
実は私、生クリームを使ったフレンチがまったくダメ


食事

焼き〆鯖の釜炊きご飯
※魚沼産こしひかり 刻み大根 叩き梅
お茶漬け仕立て






もう逃げたくなった。料理長には申し訳ない。

ただ、前もってお電話をいただいた時に

「たべれない食材はありますか?」と聞かれたので

ありませんと答えた。もし「苦手な味付けは?」だったら、迷わずクリームを使うフレンチ!

と答えるだろう。


むずかしい問題だが、「どんな感じにしますか?」と美容師がたずねるのといっしょで、

なかなか技術者にはわかってもらえないものだ。



でも、そんな苦手な食事の中にも一品、一品、

出すごとにおしぼりを代えてくれるバトラーさんの気遣いホッとさせられた。






水菓子

お米のババロア
冬苺 ブラックベリー 橙シャーベット
プリン






口直しで助かった。






翌朝


とにかく美味しいご飯と、美味しい漬物と、美味しい味噌汁が欲しかった。

だが、出て来たものは、数々の小鉢と焼き魚のいろいろ







 味が・・・・


やっぱり合わなかった。







でもおしぼりと口直しに、また救われた。



帰り際、コンセルジュから「いかがでしたか?」と尋ねられ

言葉に詰まってしまった。


「ゆっくり過ごせました」


そんな言葉しか出なかった。


つぎは料理の美味しい評判の宿に行ってみよう。










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2 コメント

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あら〜 (みき)
2016-12-12 08:47:16
料理はダメでしたか。フレンチがお嫌いなんですね。
私の旅館で洋風の物が出るとは思わないですもんね。
私もなんとかのジュレは嫌いです。何を目指している味なんだろ?と思います。
次は食事の美味しい所に当たれば良いですね。
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とほほ・・・ (オジさん)
2016-12-12 15:51:09
みきさん
どうも生クリームと無塩バターの組み合わせがダメなんです。
お菓子なら平気なんですが
なぜかフレンチは中途半端な味で・・・・

帰りにみきさんの地元のトィーランドットで食事して帰りました
返信する

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