今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

野菜載せラーメン

2015年11月15日 | 今日の料理
まあ、たいした事じゃないんだけど、野菜炒めを作ってインスタントラーメンに載せてみた。

この野菜の彩りはどうっすかね?適当に作ったからこだわっていないけれどワリと上手くいったような。

豚肉でダシをとった時のラードが余っていたので、ニンニク油を作って、
ニンジン→ネギ→野菜の茎→葉物の順に入れて、
ラーメンの準備の為に焦げそうになったら、水を少量入れて、乳化させる感じでkeep。
(焦げ付くと、鉄鍋の風味が野菜に移ってしまうから美味しくないんだ、男勝りな味になって万人向けでないというか。)

で、ラーメンに乗せたんだけど、劇ウマ。
飽きたら、ゴマ油を少量入れて風味を変えると、本格的に。
(但し、ゴマ油を入れると、ニンジンとかのニンジン臭さや野菜の青臭さがが、何故か増す気がするのでお子様向きでは無いかもしれない、っていうーか野菜が嫌いになる。)

アジアの人が元気なのは、子供の頃から野菜を食べているからじゃないか?って、日本みたいに、野菜に味噌を付けて食べろとか(極端に言えばだけど)、醤油かけて食べろとかよりも、アジア諸国は野菜の美味しい食べ方を知っているんじゃないかな・って、アサッサリしているから、油脂でコクを足すとか、日本の天麩羅が美味しいのはそういうことだよね。

反省点は、

・野菜だけだと少し飽きる、肉か(ラード使っているから大丈夫だと思ったけどちょっと・・・)、シーフードミックスでも入れれば良かった(日本は魚介類の使い方は上手いハズ)。

・味噌ラーメンにはやはりモヤシが不可欠だというのが解った。無いとなんか寂しい。


後日、他人のを引き継いで途中から修正したので色は上手にはいかなかったけれど、盛り付けた皿との配色が綺麗だったので。(上記写真との食材の色の違いを見れば一目両全です。食材がピンと立っていないというか、大きな火力も特別な技術も使っていません、なのにこの違い、下のはまるでIHで炒めたような平べったさ。)

味は途中から修正したから味は良かった(肉のダシが生きた)。

きちんとスープを鍋底にカレーのスプーン1杯ぐらい残して、完成。
(大体、これが残っているぐらいなら、炒め過ぎていない、鉄鍋臭くないとの解り易い判断)
玉ねぎもジャキジャキしないように半透明まで炒めて甘みを出す(辛味を出すのはタブー、シチューもカレーも、オニオンリングも、オニオングラタンスープもしっかり玉ねぎに火を通して甘味に変えているでしょう?、食材にはそれぞれ火の入る時間が違うんです。それぞれ全部同じ子ではないんです。今まで何万本と焼き鳥を焼いてきたけれど、1本として同じ焼き鳥は無かったように。1+1=2では無いのです、むしろ1+1=2の計算どおりの味は無機質でプラスチックっぽい味になります、それがビビッている味・やっつけの味とでもいいましょうか。)。
炒めれば良いってものでもなくて、パスタを和えるような感覚ですかね。


昔、夜~深夜の仕事をしていた頃、昼間のランチの人の流れを自分の足で調べる為に珍しくランチで外食した時に、
ネクタイを締める仕事のサラリーマンの人達を見ていて、「肉野菜炒め」にラー油とかお酢を回しかけて、丼メシに乗せて美味しそうに野菜をほうばっていた。
(完成された肉野菜炒めはラー油もお酢もいらないというのを後で知ったが)
その時は、なんかとてつもなく美味しそうで、若い頃は野菜とかそんなに好きではないけれど(好き嫌い無いので、食べられなくは無いんだが)、その時だけは、なんか大人の男って感じがして格好良くて羨ましかったな~。







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