今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

今回も尋常でなく美味しい皮無しソーセージ。とイマイチな燻製皮無しで色々学べた

2017年06月27日 | 素材
ひき肉が余っていたので(冷凍したのがもう限界がきていた)、何か作って処理してしまおうと、皮無しソーセージというかつくねとうかハンバーグというかみたいなものを作る事にした。

カサ増し(&シツコクさせ過ぎない為)にタマネギを炒め、イギリスではリンゴを入れる。日本人には最初は解らんが、ドイツとかではリンゴと豚肉を合わせたりするので理にかなうのかも。

急いでいたのでビニールの保冷剤を水に漬けて氷水にし、急いで荒熱を取り、

挽肉、カサ増し&ツナギのパン粉や卵と合わせるのだが(薄力粉を入れるとモッタリし過ぎるのでパン粉でいいだろ)、今回は何か(←忘れた)の技術を応用して卵黄と泡立てた卵白に分けて加えてみた。

なんの応用だっけな?洋風な事は確かなんだが、ケーキだったかな・・・
こうすると空気を含みやすくなるので食感が変わったり、流れ出る旨味の量が、あくまで個人的にだが変わる気がする。

塩、胡椒、パセリにナツメグかな、とにかく美味そうなもので在庫であるものを、なんとなくの量で入れる。別に商品じゃないし(入れ過ぎて味を壊さなければ十分完成する)。

メレンゲの気泡を壊さないように、1度こねてから(←私は手の熱で油脂分が流れ出てしまうし、時間が勿体無いし、何を食べているのかシッカリ解った方が良いのでコネ過ぎない荒引きの方がウマくね?という理由最後の方に入れ

最後にサラっとこねて、種の完成

今回は肉団子状にしようかな?

さてこれをどうするか・・・。

<何か面白い事は出来ないかな?>

あ、そうだ、先日燻製の技術を覚えたので、リンゴを入れたので敢えてリンゴのチップで(←これが失敗の元?)、

しかも飲み終わった紅茶のティーバッグを開いて、中の茶葉を乾燥させ、チップと混ぜて使う技を試してみる絶好の機会が到来!!

茶葉を混ぜるとどうなるのかな?

燻製に(下が多少くっつくが、網に一応オイルを塗って、くっつくだろうけれど少しでもね。

燻製でハンバーグを作れるなら肉団子も出来るハズ)。

15分~20分ぐらい燻製したんだっけな。

燻製の方も完成。

薫香が抜けるまで放置しておく。

ザラメと違って、片付けもラク。

味はイマイチだった(燻製はリンゴ入りと合わん)、もっと美味くは作れると思うが燻製のところでも必ず書いてきたが薫香がキライなので(だったら何故作るか?って、好きな事ばかりしていたら進歩も発見も少ないから)。

余った分は、結局、普通の型に成型し直して、小麦粉をまぶし、

つくねと違ってソーセージは焼くのがセオリーだから

軽くフライパンで周りをカリっと、コンガリ焼いて火を通してみた。

こんな感じ。

フライパンに残った肉汁でグレービーを作って

添える。

普通に作れば、尋常じゃなく美味しいぞ!!!。

燻製の方をグレービーにつけると結構食べれる。
というか美味しい。

つーことは燻製にするには塩気が足りなかったという事だな。


実験で作った燻製はともかくとして(薫香がキライだし)も、
元々、皮無しソーセージは好きではなかったんだがイギリス料理を始めてから認識が変わった。
(スフト・ソーセージに対する使い方も、勿論「荒挽」も好きだが、まったくの別物だと気付いたし、だから比較も出来無いんだ)

イギリス料理って料理の基本が7つの海のあちらこちらの技術が含まれている事に作っている過程で気付く事が凄く多い。
しかも加工しているクセに素材の味が活かされているし
日本人には向いている気がする。

多くの人が(学歴=良い人みたいな)他の料理の色艶やかな視覚に本質から目を逸らされている気がする。
本質を見るチカラを養う事って大切なんじゃないかな?ってそこまで考えさせられる。

イギリス料理は凄い!!



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