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半業界人による、独自の視点から見たホンネトークとゲームレビュー。

PS3「Ferrari Challenge」ゲームプレイレビュー

2008-07-13 22:58:25 | ゲームレビュー


先日海外サイトに注文していたPS3「Ferrari Challenge Trofeo PIRELLI」が
到着したので、早速4時間ばかりプレイしてみました。
以下は約4時間のプレイで感じたものなので、今後変わることがあります。
その場合は後ほど追加訂正します。


【グラフィック】 6点
30fps動作であるし、クルマのモデリングや細部の書き込み、コースの作り込みもいまいち。
衝突時のエフェクトも、車体破損というより、ただ「ポリゴン片が散っている」だけに見える。
コーナリング時に必ずといっていいほどフレーム落ちするのも気になる。
インパネ視点だとスピード感が激減する。以上の理由から、
PS3ソフトのグラフィックとしては期待値以下と言わざるを得ない。
リプレイ画面はカメラワーク等凝っていて◎。

【サウンド】 5点
エンジン音は若干不自然なところはあるが及第点。
インパネ視点以外だとエンジン音が非常に聞き取り辛いため、
やや迫力に欠けるうえ、シフトチェンジがしにくい。
コースにはみ出したときの効果音がかなり貧弱。
音楽もあまりセンスが良いとはいえない。

【快適さ・操作性】 7点
解りやすいラインアシストやチュートリアルがあるので、シム寄りレースゲームの初心者でも入りやすい作り。
オプションで、チャレンジモードの走行時間を5分、15分、30分の中から自由に変更できるのも好印象。
ロード時間はこのジャンルのソフトとしては標準レベル。
パッドでも自分に合ったアシストを設定すれば気持ちよく走れるのは◎。
逆にステアリングコントローラを使用したときの操作性はややピーキーで、
GT5PやForza2に慣れた人でも戸惑いやすい。改めて習熟する必要がある。
個人的には本作に限ってはパッドでのプレイのほうが気持ちよく走れた。
初期段階ではアンロックされている要素が非常に多いのは残念。
リプレイのセーブができないのも大きなマイナスポイント。


【魅力・ボリューム】 7点
挙動はシム寄りだが、前述のとおりアシストの活用によりパッドでも気軽に楽しく走れる。
50種類以上のフェラーリが収録されている点はやはり魅力的。
コレクタブル要素もあり、ボリュームは悪くない。オンラインでの16人対戦も可能。
高度なカーペイント機能もある。

【総合】7点
グラフィック、サウンドはやや期待はずれの感があるが、
フェラーリファン、レースゲームファンはチェックする価値はあると思います。
手頃な値段で手に入るなら、買ってみるのもありかと。

プレイ環境:37V型FullHDTV、5.1ch、GTForcePro、DualShock3

※総合点は各項目の平均ではありません。

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項目別に書くと厳しい評価になってしまいましたが全体的にはそう悪いデキではないと思います。
正直言って多少ガッカリしたのは事実ですが、「買ったことを後悔」というレベルまでは行きません。

最後に、参考までに私のレースゲームの嗜好を紹介すると、
GT、Forza、TDU、PGR、NFSなど、実在車系のレースゲームはほとんど大好きですが、
例外的にGRID、首都高バトルは好きではありません。
GRIDの前身の「TocaRaceDriver」の2、3はプレイしたレースゲームの中でも
1,2を争うほど大好きだったのですがGRIDで方向性が変わりすぎたのが残念でした。


インパネ視点も用意されていますがクオリティは高くありません。




7/14 youtubeに動画アップしました。

インパネ視点時だけエンジン音がよく聞こえることと、
クラッシュしたときのエフェクトを確認してください。



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