ゴーイング マイ ホーム 第１話

第１話　「小心者の男に訪れた人生のヘンテコな転機　突然現れた美女＆伝説の生き物クーナの謎」

ＣＭ制作会社のプロデューサー・坪井良多（阿部寛）は、フードスタイリストの妻・沙江（山口智子）に小学４年生の娘・萌江（蒔田彩珠）を叱るように頼まれるが、うまく叱ることができない。
萌江は、小さい生き物「フロット」が見えると言ってクラスの友達を怖がらせて、担任の先生に沙江は呼び出されていたのだった。
良多は、会社ではクライアントに迎合するばかりで、部下から陰口を叩かれていた。
そんな中、父・栄輔（夏八木勲）が生まれ故郷の長野で倒れたとの知らせが入り、良太と母・敏子（吉行和子）、姉・多希子（ＹＯＵ）、義兄・健次（安田顕）が病院に駆けつけるが、命に別状はないものの意識は中々戻らない。
意識の戻らない父・栄輔の元に、家族が交替で見舞いに訪れるが、ある日良多が訪れると、見ず知らずの若い女性（宮崎あおい）が栄輔の病室に入っていったのを見かける。
その女性が誰なのか、病院の受付名簿を見ると「山下菜穂」書かれてあったこと、そして栄輔のカバンの中から映画の前売り券２枚が見つかったこと等から、栄輔の秘書・山下（清水省吾）に尋ねるものの、山下は分からないと言う。
しかし山下は、良多が帰った後に菜穂に「だから申し上げたじゃないですか、気をつけてくださいねって」と電話をしていた。
良多は、栄輔の手帳に書かれていた「下島菜穂」の住所を尋ねると、そこには大地という男の子がいて、鳥居治（西田敏之）のいる歯医者へ案内される。
そこには「クーナに会おう」という張り紙が貼ってあり、クーナ事務局という部屋があった。
鳥居は栄輔の親友で、菜穂の父であった。
そこに菜穂が現れ、栄輔が子供の時にクーナを見たことがあるという話を聞き・・・。


というような内容でした。

良多と周辺の人物描写に多くの時間を割かれた感じでしたが、映像がとても綺麗で、ゆったりとしたテンポで、私としてはのんびり観ることができました。
まだ話が動き始めたばかりなので、内容についての感想は特にまだ出てこないのですが・・・。


セリフで、何個かツボに入るものがありまして・・・
「美味しそうなのと美味しいのは別ですから」
→料理本の写真と、自分の出来上がった料理の落差はよくあるのですが（私だけ？笑）、あんなカラクリがあったとは
でも、料理を美味しく魅せるコツが、このドラマでいくつか知ることができそうな気が（笑）

「喪服着てきちゃったの？」
→最近、黒のスーツに黒のネクタイをする人、多いですよね～。
私も「喪服みたいだから止めた方がいいんじゃない？」と思っていたところだったので、ド・ストライクなセリフでした
オシャレと思っているのは、一部の人だけなんじゃないかな～？

「くだらないという言葉は、俺の世界にとっては褒め言葉なんだ」
→ＣＭとかバラエティ関係の業界では、そんな感じなんですかね？
一歩間違うとすごく痛い目に遭いそうな、なかなかビミョーな言葉だな、と思いました。


マヨネーズを大量にかけたり、虫よけスプレーを大量に使ったり、というのは、今後ずっと使われる設定なのかなぁ？

で、「クーナ」ですが（笑）
クーナを治が殺したっていうことなのですが、どういうことなんでしょう？？
妖精のようなものなのかな？と思っていたけど、さらに謎めいてきた感じですね。
あとは、クーナ事務局に、アイヌ民族の関係のものがたくさん置かれていたけど？？
（北海道民なので、セットの小物がすごく気になりました）
良多の娘・萌江が信じている「小さい生き物」も、これから関連してきそうな予感が？
萌江のセリフで「世界はね、目に見える物だけで出来ているんじゃないんだよ」というのがあったのが、かなり印象に残りました。

ということで、私の中での掴みは良かったのですが、一つだけ文句が・・・
ＣＭの入れ方が悪すぎ、です。
ＣＭが入るのは仕方がないのだけど、数分だけやっていきなりＣＭというのが何度もあって、入れ方が何とかならないかな？と。
ＣＭのことも考えて、脚本＆演出をしていただければ、より見やすくなると思います。。。


来週も、引き続き見守りたいと思います


ただ、私の主人は「内容がリアルすぎて、観ているのが辛い」と言って、始まって30分もしないうちにリタイアしました。
良多とは全く業界は違う仕事なんですけど、「幹部が変わるとコロッと仕事の方針が変わることに腹立つ」という話を数時間前にしていたばかりだったのもあるかな。
「家でまで仕事を思い出すようなドラマは観たくない」とか言っていました。
それだけ、リアリティのある演出なのかもしれませんね