emitanの心にうつりゆくもの

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逃げる女 第5話

2016-02-08 16:05:25 | 2016冬ドラマ
第5話 「悲しい過去と拳銃の秘密~裏切った友の行方がついに」

※感想のみ書きます。

谷口美緒(仲里依紗)は、両親から虐待を受けていたのですね。
だから、西脇梨江子(水野美紀)から親の話をされたり怒られるとブチ切れてしまって・・・。
あとは幼少期から まともな精神状態や価値観の中で過ごせていなかったから、解き放たれてから10年近くたった今でも、異常行動を取ってしまう、という事なのかな?
「今の私には、あなたしかいないのよ」という言葉は、虐待をしていない時の母親が美緒によく言っていた言葉だったのかな

拳銃を突きつけた相手が一瞬怯えた顔になるのを快感と言うなんて・・・。
でも、だからといって殺人を重ねるのは決して許される事ではなく・・・。

美緒「行き当たりばったりでしか生きられない人間もいるんだよ。面白いとか、そんなんじゃない」
梨江子「行き当たりばったりがどんなに楽しいか、あなたにも分からない事があるのよ」
今の「行き当たりばったり」の状態についての考え方は、二人はまるで違うのですけどね。
でも、家出をしても再び梨江子の元へ戻ってきたという事は、やっぱり美緒は梨江子に何かを求めているという事なのでしょうね。

「人は心に色んなルールを持って生きている。
 時として人間は、相手が自分と同じルールで生きていると思い込んでしまう。
 人はそれぞれ違うルールで生きているんだという事を、つい忘れてしまう。
 人を信じるというのは、相手が自分と同じルールで生きている事を期待する虚しい希望なのかもしれない」
・・・自分と同じルールで生きていると つい思い込んでしまう事、私もあるかもしれません。
でも「虚しい希望」と言ってしまうのは悲しいような。
ただ、これを言っていた刑事・佐久間学(遠藤憲一)の場合、そのルールを梨江子の事件の時に押し付けて冤罪を生み出してしまったり、奥さんを追い詰めて家出させたりしてしまったので、この言葉には何だか重みがあるというか・・・。
自分のルールを押し付けるのは良くないけど、間違った道に進んでいる人には方向を正してあげたいと思う事は重要だと思うし・・・難しいです。


梨江子が冤罪に巻き込まれた事件で死亡した男の子 と あずみは、当時家庭内のトラブルがあったのですね。
その時の梨江子には、その二人の心情・寂しさを思いやる力がなくて、その事があの事件と冤罪を生み出したと分析する元同僚・斉藤浩一(高橋克典)。
斉藤は「彼女は今、初めて寂しさというものを肌で感じてるんじゃないでしょうか」って佐久間に言っていたけど、一連の事を斉藤は梨江子に直接言ってあげればいいのにね。
梨江子と あずみが直接話して分かり合えれば、それに越したことはない、という事なのかなぁ。
まぁ、流れ的に佐久間が教えてあげる事になるのでしょうけど。


県警捜査一課長・天野直将(加藤雅也)は、何をしでかしているのでしょうか。
刑事・柏木健作(でんでん)は「お前のやった事を俺たちは知ってる。それだけでいいのよ」って言っていたけど、天野の件は うやむやのままで終わってしまうのかしら??


川瀬あずみ(田畑智子)が水死体で見つかったのですね。
自殺なのかな?と私は思っていたけど、公式HPにある来週のあらすじを見たら・・・
このドラマ、来週が最終回のようだけど、どんな終わり方をするのでしょうね
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話
※公式HP(こちら
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