emitanの心にうつりゆくもの

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逃げる女 第1話

2016-01-12 16:14:00 | 2016冬ドラマ
第1話 「裏切られた無実の女の旅、運命の出会いで逃避行に」

※感想のみ書きます。

「逃げる女」というタイトルを見た瞬間に「面白そう!」と思ったのですが、HPのイントロダクションを読んでいるうちに「面白いというよりは、ズッシリと重そう?」と感じた本作。
冤罪について描くドラマをじっくり観た事があまりなかったような気がしたので、久しぶりに水野美紀さん主演のドラマを観てみたいな~というのもあって、観始めました。

刑務所を出てからの、西脇梨江子(水野美紀)の「怒りに満ちた強い足音」と「目つきが とても強力だった!!」というのが、一番印象に残りました。

事件の時刻に、同僚で親友と思っていた川瀬あずみ(田畑智子)と駅で立ち話をしたのに、あずみはその事を否認。
執拗な取り調べの結果、梨江子はウソの自供・・・。
8年服役(事件発生から10年)後、真犯人が自首してきたため、梨江子は出所できるけど、
容疑がかかっていた当時にマスコミで報道されていたであろう時の自分の顔と名前を未だに憶えられていて、最近冤罪だったと報道されたのに、未だに殺人者として世間では見られてしまう・・・
梨江子は、自分のアリバイを否定した あずみに対して憎しみを持っていて、あずみを探し出そうとしているようだけど、街を歩いていると冷たい世間の目や圧力に遭って、更に怒りが増幅して・・・ということなのかな?
親も失踪しているようですしね・・・
そんな梨江子の怒りの増幅が目に見えて伝わり、とてもキツイ事を描いているのだけど、画面にとても引き込まれて、見入ってしまいました。

梨江子と共に、刑事・佐久間学(遠藤憲一)の事も並行して描いているようですね。
「私の心の中の破壊衝動が、一人の女の人生を破滅させた」
「シラを切り通すこの女を落とさないと、警察官としての正義が貫けない、そう思い込んでいた」
「怒りっていうのは、破壊衝動を生むんだよ。相手を破壊するか、自分を破滅させるか、あの時の俺がそうだった」
「俺は西脇に(冤罪で囚われていた10年を)忘れてほしいんだ。忘れないと無くした人生は取り戻せない」
・・・佐久間の一つ一つのセリフが、心に何だかとてもズッシリと響いてきました。
そして、後悔の気持ちがすごく伝わってきたというか・・・
梨江子に、8年服役した分の刑事補償や国家賠償の請求権がある事を伝えて、書類と使っていないケータイを提供していましたね。
「俺は君を守りたいだけだ」と言っていたけど、その思いが早く梨江子の心に届くといいのですが・・・。

かつての職場・児童養護施設の園長・山口豊子(りりィ)も梨江子に
「人を恨むと、そのまま自分に降りかかってきますよ」
と言っていましたよね。

10年もの間、身に覚えのない罪を着せられて、心ががんじがらめになっている梨江子は、これからどういうことで変わっていくのか?
とても興味があります。

そんな梨江子に、谷口美緒(仲里依紗)が話しかけていましたが・・・
同じような服を着ていたから、最初目に留まったのかなぁ?
そして、梨江子の目を見て、同じニオイを感じたのかしら??
「アンタ、人殺したの?殺したいの?そんな目してるよ」
梨江子は怒りに狂っていているが まだ殺人は犯していなくて、美緒は殺人を犯している・・・
この2人が、これからどう絡み合っていくのかは まだ全然見当もつかないけど、里依紗ちゃんが怪しい(妖しい)雰囲気満載だったので、こちらもとても気になります!


刑事・柏木健作(でんでん)が「正義、正義って言いだすと危ないんだよ」って言ったり、
県警捜査一課長・天野直将(加藤雅也)が「警察官に要求されるのは正義です。正義…この当たり前の言葉を、もう一度胸に呼び起こしてほしい」と言っていたけど、
「正義」という言葉も、今後のキーワードになるのですかね?


うまく感想が書けないような気がしたのですが、とても引き込まれたので、思いつくままに書き残してみました。
本当は観てすぐに書ければよかったのですが、リアルタイムで視聴中にダンナから「ヘッドホンで観てくれ」と言われてしまい、連休中にリピートできなかったため、今日になってのリピ→感想記入となりました。
(ダンナは、こういう重たい話は苦手なのです・・・)
そんなこんなで、今後も土曜日に観れたとしても、感想を書き残すのは平日になるかと思います
←web拍手です。
※公式HP(こちら
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