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BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係 第4話

2014-05-02 20:11:16 | 2014春ドラマ
第4話 「爆破~取扱注意と貼った死体 なぜ競技場が標的に」

※印象的なセリフ等を書き留めながら感想を書いていきたいと思います。

大学の陸上競技場の真ん中に、ホームレス男性の刺殺遺体。
その遺体には「取扱注意」のシールが
石川安吾(小栗旬)は、現れた死者が「ずいぶん若い奴だったな。都の職員とか言ってたな。なんでも、感染症の調査をしてて簡単な血液検査を受ければ謝礼を払うって言うからついていったんだよ・・・そいつ俺を刺す時に『アンタに個人的な恨みはない。悪いけどオトリになってもらう』」と話すのを聞いて、遺体に仕掛けがあると察知して遺体に駆け寄るが、特別検視官・比嘉ミカ(波瑠)らが重傷を負い、石川や立花雄馬(青木崇高)も爆風に飛ばされて怪我をし、班長・市倉卓司(遠藤憲一)に休養を命じられる。

立花 「家に帰ってもすることありません!」
市倉 「幼稚園児かよ!ここにいてもいいから、絶対におとなしくしてるんだぞ!返事は!」
石川&立花 「・・・はい」
 ↓
爆風後、しばらく「キーン」って音の他はほぼ無音だったから、私自身に耳鳴りが起きたかと思ったけど違ってホッとしました(笑)
でも同時に「ここで比嘉がもう死んでしまうの!?」とドキドキ・・・。
市倉班長に怒鳴られるたびにシュンとなる石川&立花の表情や動作が、今回は何回もあって、なんだか観ていて可愛かったです
「おとなしくしてるんだぞ!」って、ホント子供に対して言うやりとりですよね~。

「爆弾の作り方も材料も簡単に手に入る時代だからな。犯人の動機が見えてこないと、しんどい戦いになるかもな」
「全部市販で買えるもので出来ているらしい。その分爆弾としては純度は低いみたいだがな。販売記録からたどっていくのが、犯人逮捕への一番の近道だろうな」

 ↓
札幌市北区の連続爆破事件についてのニュースが世間を賑わせている中で、なかなかタイムリーな今回の話
「警察に恨みを持つ人物の犯行」・・・まだ札幌の事件は被疑者ですけどね。
早く真相が明らかになることを願っています。。。
(実家が札幌なので、結構気になっていました)

話は少し脱線しましたが

再び「取扱注意」のシールが貼られた遺体が見つかり、休養を命じられていた石川&立花は「散歩の途中で事件に気づいた」として駆けつけるが、爆発物は見当たらず。
現れた死者は、最初の死者と同じようなことを話すが、犯人の右手の甲には火傷の痕(ケロイド)があったと伝える。
そんな中、木に貼りつけられていたケータイに犯人から着信があり、「お前たちの無能さを世間に知らしめようと思ってるだけだよ」と言って、紺色の車に爆弾が仕掛けてあると伝えて切れる。
爆弾は無事に見つかるが、電話で犯人は次はすぐに分かるような仕掛けはつけないと宣言する。
市倉から再度自宅待機を命じられた石川は、情報屋・赤井(古田新太)に会いに行き
「(ホームレスの人たちに)保健所の職員を自称する奴には絶対ついていくな。俺が独自に掴んだ情報だ。事情があって上にも報告が出来ない。もしそいつを見つけたら、声を掛けられた場所とそいつの特徴をすぐに届けてほしい。でも危険な奴だから、絶対に深追いはするなと伝えてくれ」と頼み、「分かりました」と答えて謝礼をもらわない赤井に「ありがとう」と声を掛ける。
 ↓
警察への怨恨のためにホームレスの人が狙われていると知った石川は、取りあえず更なる被害者を防ぎたいと考えたのかな・・・
そんな石川の優しさに、赤井もしっかり気づいているようで・・・。
でも、石川は過去(特に父親?)について、何か暗いものを内面に持っているようですね。

石川はガー君&サイ君に、爆弾好きが集まるサイトを巡回して情報を集めてほしいと依頼。
ガー君(野間口徹)は
「爆弾作りに熱中するような奴は、コミュニケーションが苦手で孤独を囲ってるクセに、自分勝手なエゴイストでもあるから、自分が作った爆弾を誰かに褒めてほしいと思ってるんですよ。その時に最適なツールがこれ(PC)。だから、ネットを見張っていれば尻尾を出すはずですよ」
と話す。
ネットの掲示板で、犯人しか知りえないような情報を語っている人物を見つけ、その人物の居場所を調べさせた石川は、その家へ向かう。
その人物は、2年前に仕事で一緒だった人物から知った情報を書き込んだだけで、その元同僚は「相当警察を憎んでた。俺の人生が狂ったのは警察のせいだって言ってた」と話す。
元同僚の名前は「八巻功一」ということが分かるが、現住所を突き止める前に第3の殺人が起きてしまう。
 ↓
石川は、ガー君&サイ君にいくら報酬を払ってるんだろう?
そんなガー君も、かつては爆弾犯で少年院送りになったそうで・・・
「(そこで)サイ君と会えたんですけどね」ってことは、サイ君も少年時代に犯罪を?
「でも今はもう孤独じゃないから、爆弾は作らないよね」とのこと。
これからも二人仲良く、その才能をいい方向に活用してください・・・

石川と立花は現場に急行するが、爆弾は見当たらない。
2人を見た市倉班長は怒るが、「現場にいる限りは全力で捜査しろ」と言って捜査を許可する。
石川の元に比嘉から電話が入り、自分が爆発に巻き込まれた夜に怪しい人物に出くわしたと話し、
「若い巡査だったんだけど、姿勢がおかしかったの。巡査は右の腰に拳銃を吊っているから、その重さで右の肩が下がり気味になるのに、そいつはそうじゃなかったの」
と伝える。
石川は立花に「警察官に扮装している可能性がある!右手の甲に火傷の痕がある奴を捜せ!」と伝えて、二人は警察官たちの手を調べ始める。
そんな中、石川の目に死者の姿が見えるが、死者はある警察官の後ろに立っており、その警察官は死体の方をじっと見つめて、ケータイを触り始める。
その姿を見た石川は、慌ててその男に駆け寄り、右手の甲の火傷の跡を確認して男を確保し、後ろに立っていた死者は微笑む。
男は、警察官採用試験に落ちたことを恨んでの犯行・・・
 ↓
手の甲の火傷の件は、比嘉は話していなかったけど、比嘉が話したことにしていましたね
人命が優先だから、急を要する場面では「死者から得た情報(通常は得られない情報)」であっても動くしかないですよね。
理由は後付けということで・・・

最終シーン
 立花 「話すことないな。倦怠期に入った夫婦みたいだな」
 比嘉 「そうだね。でもアンタとは絶対結婚しないけどね」
 立花 「そろそろ帰るか」
 比嘉 「まだいいじゃない。今日で休みも終わりなんでしょ」
  ↓
いやぁ・・・爆笑してしまいました。
本当に倦怠期の夫婦というか、老夫婦のような会話で(笑)
カメラワークも絶妙だったから、「何だ、この展開!?立花と比嘉は、いつの間にそんなことになったの!?」と思っていたら、「もう少し寝かせてあげてよ」という比嘉の言葉と共に石川の寝顔が
なかなか面白い終わり方で、楽しかったです。
立花は比嘉に興味を持ち始めているみたいだけど、比嘉は石川に興味を持っていて、石川は・・・??
3人の関係も、少し気になります

事件自体は、ホームレスの方が3人も殺害されるという悲しい事件でしたが、それ以外の部分では、キャストの方のキャラクターがだんだん確立してきたせいか、とても面白くなってきたと思いました。
市倉班長と石川&立花の親子のような関係とか、
石川・立花・比嘉の三角関係?とか、
情報屋・赤井とガー君&サイ君は、石川に協力的ではあるけど意味深だし・・・
今後の展開も楽しみです

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話
※公式HP(こちら
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