第1話 「発現~一家惨殺事件 重なった赤い足跡」
※あらすじは書かずに、印象的なセリフを書き留めながら感想を書いていきたいと思います。
思ったよりも静かな感じで進んでいくドラマだったのですが、その分銃声の音や小栗君のナレーション、死者が主人公の目の前に現れた時の無音声の時間等にインパクトを感じ、迫力や不気味なものを感じて引き込まれました。
私の主人は、いつもテレビ画面をほとんど観ないで耳だけでドラマを追っているのですが(いつもはPC画面を見ながら耳だけドラマ視聴)、本作はそういう音声的な部分が気になったらしく、かなりテレビ画面を観ていてビックリしました(笑)
・・・人は死んだらどこに行くんだろう?
死んだら、この痛みや悔しさはどうなるんだろう?
これまでせっせと積み重ねてきた記憶は、どうなるんだろう?
死にたくない。死にたくない。死にたくない。
僕は死んだ、そして生き返った・・・
・・・僕は何故生き返ったんだろう?
奇跡が起きた理由は何だろう?
僕が生き残った意味は何だろう?・・・
石川安吾(小栗旬)の頭を撃った犯人はまだ見つかっていないようだけど、その犯人探しも今後の見どころになるのかなぁ?
石川を撃つ前に、元警察官も射殺しているという事だから、警察に恨みを持つ者の犯行?
そして、臨死体験をした時に「この痛みや悔しさはどうなるんだろう?」「死にたくない」と強く願ったことにより、死者が見えるという能力が入っていったということなのかなぁ?
今回は死者が「犯人」と「犯人へ繋がる手がかり」を少しずつ教えてくれていたけど、毎回少しずつ死者との関わり方が変わってくるのかな?
毎回同じパターンなら飽きちゃう・・・と思っていたけど、昨日ツイッターで班長・市倉卓司(遠藤憲一)のエンケンさんが
「今後もいろんなタイプの死者がいろんなパターンで登場します。どんなふうに事件を解決していくのか楽しみにして下さいね!」
とつぶやいていらっしゃったので、楽しみにしたいと思います(笑)
でも、殺人現場の様子とか、写真とか、遺体とか・・・少しグロくて、そういう部分は苦手です
毎回殺人事件があるんですよね・・・(捜査一課だから当たり前か)。
亡くなった男の子が、亡霊となって話している所は可愛かったですけどね。
特別検視官・比嘉ミカ(波瑠)には、何だか不思議な魅力を感じました。
検視官としての遺体の観察眼、見事でした。
そして、石川の非科学的な能力を理解してくれそうな存在なのかな?
「脳科学はまだ若い学問だから、脳の働きについてはっきり答える事なんて誰もできないの。もしかしたらって仮定の話なら出来るけど。もしかしたらあなたの頭の中の弾は、人間がいつしか使わなくなった脳のなんらかの機能のスイッチを押して、幻覚を見させているのかもしれない。もしかしたらそうじゃないのかもしれない。面白い症状が出てきたら教えてね。タダで診てあげるから」
人間が使わなくなった機能で幻覚を見ているって訳ではないような気もするけど・・・。
でも、やっぱり幻覚で、今回はたまたま犯人が当たっていたけど、今後「死者が話す犯人」と「実際の犯人」は違うということもあるのかな??
「あなたが私たちを起こしたんです。あなたと話している間だけ、私たちは起きていられます。こうして起きていると、あの時の痛みや悔しさが蘇ってきます。犯人を捕まえてください。お願いします」(死者が石川に話した言葉)
そんな死者の思いを晴らすべく、情報屋・赤井(古田新太)と接触する石川。
何の依頼をしたのかと思ったら、目撃情報のでっち上げだったのですね
でも、そうでもしないと犯人・倉橋貴志(小柳友)に中々近づけないということなのでしょうけど・・・ちょっとザワっとしました
でも、市倉班長が元々赤井を利用しているっていうことだから、市倉も結構危ない橋を渡って捜査をしているということなのでしょうね
赤井演じる古田さん、つい先月まで同じ局の(←TBSでした)ドラマで「竜崎ぃ~♪」って刑事部長をしていたのに、全くガラッと違う役ですね(笑)
犯人・倉橋の母が、自宅から2km近く離れたコンビニで爪切りと軍手を購入したというコンビニの防犯カメラの画像を入手していた点については、「そんなに都合よく画像が見つかるものなのかな?」と思ってしまいましたが
(家のすぐ近くのコンビニなら分かるけど・・・ここの周辺はコンビニがほとんどないってこと??)
「私は一度死にました。仕事の最中に撃たれたんです。現場から病院に運ばれていく間、何か恐ろしいものにジッと見つめられている気がしました。過去の美しい思い出が走馬灯のように蘇ることなんてありませんでした。その何か恐ろしいものに負けないために、ただひたすら現実にしがみついていようと必死だったからだと思います。でも、ダメでした。その恐ろしいものの手が、私を強引に闇の中へ引きずり込んでいきました。徐々に暗闇に包まれていく間に感じていたのは、痛みから解放される安らぎなんかじゃなくて、命を奪われる悔しさと憎しみでした。人の命を奪うということは、その人の過去も現在も未来も全て奪うということです。その人の記憶も、その人の家族や友人の記憶も奪うというということです。私は奇跡的に生き返りました。また笑ったり泣いたりすることが出来ます。でも沢田さん達は二度とこんな笑顔で笑い合うことはできないんです。一番大切なものは、絶対に他人から奪ってはいけないんです」
このセリフの時に、石川が何粒か涙を流したのだけど、その静かな涙がとても印象的でした。
たぶん涙を流すという演出予定ではなく、気持ちの入った小栗君から自然と出たものじゃないかな??
セリフの内容も素晴らしかったけど、この静かに落ちる涙によって、より強く「死者の無念」「命を奪ってはいけない」という思いが伝わりました
石川が倉橋の自供を引き出すのに囁いた言葉が「よく見とかないと、勿体ないからな」とは
おたふく風邪の件は、嘘だったようですけど
ここらへんは、少しダークでしたね
比嘉じゃないけど、くれぐれも警察のお世話にならないように気を付けないと(←ドラマ上でのフィクションなのに、影響されやすい私w)
・・・この日を最後に、沢田さん達は姿を現さなくなった。
無念が晴れて成仏したからかもしれないし、荼毘に付されて肉体がなくなったせいかもしれない。
ただ死者と交信する能力が僕から失われただけかもしれない。
一つだけ確かなことは、僕は一度死に、生き返った。
そして、死者の無念を晴らすことのできる仕事に就いている。
今は、それだけで十分だ・・・
静かだけど力強さを感じ、セリフが多くない中でしっかりと無駄なく話が進展していて、不思議な力を持つ作品だな、と思いました。
音楽が少し大きすぎるような気はしたけど(テレ朝ドラマって、少し音楽が大きいですよね)、それ以外は結構引き込まれました。
今度どういう展開になっていくのか、引き続き見守っていきたいと思っています
※公式HP(こちら)
※裏番組「MOZU」の方は、まだ視聴していません。
カミングアウトになりますが、「ダブルフェイス」を録画したまま未だに観ていなく、「ダブルフェイス」を観てから観てみようかな?なんて思っているため、「MOZU」の視聴はだいぶ先になるかも!?
マイペースで申し訳ありません
※水10(フジ)「SMOKING GUN-決定的証拠-」は、視聴はしましたが、1話ごとの感想は書かない予定です。
キャストの方は悪くはないと思うのですけどね・・・。
もう少し科学的な部分を前面に出すドラマだと思ったのですが、解明していく過程の部分が少し物足りなく感じました。
あとは、音楽と演出が過剰気味で、内容と合っていないような気がしました
もう何話か観て、視聴継続するか決めたいと思っています。
※あらすじは書かずに、印象的なセリフを書き留めながら感想を書いていきたいと思います。
思ったよりも静かな感じで進んでいくドラマだったのですが、その分銃声の音や小栗君のナレーション、死者が主人公の目の前に現れた時の無音声の時間等にインパクトを感じ、迫力や不気味なものを感じて引き込まれました。
私の主人は、いつもテレビ画面をほとんど観ないで耳だけでドラマを追っているのですが(いつもはPC画面を見ながら耳だけドラマ視聴)、本作はそういう音声的な部分が気になったらしく、かなりテレビ画面を観ていてビックリしました(笑)
・・・人は死んだらどこに行くんだろう?
死んだら、この痛みや悔しさはどうなるんだろう?
これまでせっせと積み重ねてきた記憶は、どうなるんだろう?
死にたくない。死にたくない。死にたくない。
僕は死んだ、そして生き返った・・・
・・・僕は何故生き返ったんだろう?
奇跡が起きた理由は何だろう?
僕が生き残った意味は何だろう?・・・
石川安吾(小栗旬)の頭を撃った犯人はまだ見つかっていないようだけど、その犯人探しも今後の見どころになるのかなぁ?
石川を撃つ前に、元警察官も射殺しているという事だから、警察に恨みを持つ者の犯行?
そして、臨死体験をした時に「この痛みや悔しさはどうなるんだろう?」「死にたくない」と強く願ったことにより、死者が見えるという能力が入っていったということなのかなぁ?
今回は死者が「犯人」と「犯人へ繋がる手がかり」を少しずつ教えてくれていたけど、毎回少しずつ死者との関わり方が変わってくるのかな?
毎回同じパターンなら飽きちゃう・・・と思っていたけど、昨日ツイッターで班長・市倉卓司(遠藤憲一)のエンケンさんが
「今後もいろんなタイプの死者がいろんなパターンで登場します。どんなふうに事件を解決していくのか楽しみにして下さいね!」
とつぶやいていらっしゃったので、楽しみにしたいと思います(笑)
でも、殺人現場の様子とか、写真とか、遺体とか・・・少しグロくて、そういう部分は苦手です
毎回殺人事件があるんですよね・・・(捜査一課だから当たり前か)。
亡くなった男の子が、亡霊となって話している所は可愛かったですけどね。
特別検視官・比嘉ミカ(波瑠)には、何だか不思議な魅力を感じました。
検視官としての遺体の観察眼、見事でした。
そして、石川の非科学的な能力を理解してくれそうな存在なのかな?
「脳科学はまだ若い学問だから、脳の働きについてはっきり答える事なんて誰もできないの。もしかしたらって仮定の話なら出来るけど。もしかしたらあなたの頭の中の弾は、人間がいつしか使わなくなった脳のなんらかの機能のスイッチを押して、幻覚を見させているのかもしれない。もしかしたらそうじゃないのかもしれない。面白い症状が出てきたら教えてね。タダで診てあげるから」
人間が使わなくなった機能で幻覚を見ているって訳ではないような気もするけど・・・。
でも、やっぱり幻覚で、今回はたまたま犯人が当たっていたけど、今後「死者が話す犯人」と「実際の犯人」は違うということもあるのかな??
「あなたが私たちを起こしたんです。あなたと話している間だけ、私たちは起きていられます。こうして起きていると、あの時の痛みや悔しさが蘇ってきます。犯人を捕まえてください。お願いします」(死者が石川に話した言葉)
そんな死者の思いを晴らすべく、情報屋・赤井(古田新太)と接触する石川。
何の依頼をしたのかと思ったら、目撃情報のでっち上げだったのですね
でも、そうでもしないと犯人・倉橋貴志(小柳友)に中々近づけないということなのでしょうけど・・・ちょっとザワっとしました
でも、市倉班長が元々赤井を利用しているっていうことだから、市倉も結構危ない橋を渡って捜査をしているということなのでしょうね
赤井演じる古田さん、つい先月まで
犯人・倉橋の母が、自宅から2km近く離れたコンビニで爪切りと軍手を購入したというコンビニの防犯カメラの画像を入手していた点については、「そんなに都合よく画像が見つかるものなのかな?」と思ってしまいましたが
(家のすぐ近くのコンビニなら分かるけど・・・ここの周辺はコンビニがほとんどないってこと??)
「私は一度死にました。仕事の最中に撃たれたんです。現場から病院に運ばれていく間、何か恐ろしいものにジッと見つめられている気がしました。過去の美しい思い出が走馬灯のように蘇ることなんてありませんでした。その何か恐ろしいものに負けないために、ただひたすら現実にしがみついていようと必死だったからだと思います。でも、ダメでした。その恐ろしいものの手が、私を強引に闇の中へ引きずり込んでいきました。徐々に暗闇に包まれていく間に感じていたのは、痛みから解放される安らぎなんかじゃなくて、命を奪われる悔しさと憎しみでした。人の命を奪うということは、その人の過去も現在も未来も全て奪うということです。その人の記憶も、その人の家族や友人の記憶も奪うというということです。私は奇跡的に生き返りました。また笑ったり泣いたりすることが出来ます。でも沢田さん達は二度とこんな笑顔で笑い合うことはできないんです。一番大切なものは、絶対に他人から奪ってはいけないんです」
このセリフの時に、石川が何粒か涙を流したのだけど、その静かな涙がとても印象的でした。
たぶん涙を流すという演出予定ではなく、気持ちの入った小栗君から自然と出たものじゃないかな??
セリフの内容も素晴らしかったけど、この静かに落ちる涙によって、より強く「死者の無念」「命を奪ってはいけない」という思いが伝わりました
石川が倉橋の自供を引き出すのに囁いた言葉が「よく見とかないと、勿体ないからな」とは
おたふく風邪の件は、嘘だったようですけど
ここらへんは、少しダークでしたね
比嘉じゃないけど、くれぐれも警察のお世話にならないように気を付けないと(←ドラマ上でのフィクションなのに、影響されやすい私w)
・・・この日を最後に、沢田さん達は姿を現さなくなった。
無念が晴れて成仏したからかもしれないし、荼毘に付されて肉体がなくなったせいかもしれない。
ただ死者と交信する能力が僕から失われただけかもしれない。
一つだけ確かなことは、僕は一度死に、生き返った。
そして、死者の無念を晴らすことのできる仕事に就いている。
今は、それだけで十分だ・・・
静かだけど力強さを感じ、セリフが多くない中でしっかりと無駄なく話が進展していて、不思議な力を持つ作品だな、と思いました。
音楽が少し大きすぎるような気はしたけど(テレ朝ドラマって、少し音楽が大きいですよね)、それ以外は結構引き込まれました。
今度どういう展開になっていくのか、引き続き見守っていきたいと思っています
※公式HP(こちら)
※裏番組「MOZU」の方は、まだ視聴していません。
カミングアウトになりますが、「ダブルフェイス」を録画したまま未だに観ていなく、「ダブルフェイス」を観てから観てみようかな?なんて思っているため、「MOZU」の視聴はだいぶ先になるかも!?
マイペースで申し訳ありません
※水10(フジ)「SMOKING GUN-決定的証拠-」は、視聴はしましたが、1話ごとの感想は書かない予定です。
キャストの方は悪くはないと思うのですけどね・・・。
もう少し科学的な部分を前面に出すドラマだと思ったのですが、解明していく過程の部分が少し物足りなく感じました。
あとは、音楽と演出が過剰気味で、内容と合っていないような気がしました
もう何話か観て、視聴継続するか決めたいと思っています。