「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

日米動的防衛協力を言うなら、空母打撃群の共同開発こそ急げ!

2012年11月24日 | 中国人民解放軍問題
中国人民解放軍海軍の関係者が聞いたら一番嫌だなと思う事を言います。

今回の「三胴船」の開発に向けた日米共同研究報道は、日米同盟の強化に向けた一研究として一定の評価をしたいと思います。

ただし、次世代海上ミサイル防衛に続く大型案件ということですが、やはり開発された「三胴船」はやはり領海防衛の全体の中の一部であり、あと10年近くかかる開発期間も気になります。(記事の図を見る限り、後部に有る離発着スペースの対象は、当然既存ヘリコプターではなく、その時の最新鋭のオスプレイでしょう。)

正直、平成30年代後半での実戦配備では、中国共産党政府と言うか、人民解放軍海軍との有事を想定するなら、対応は遅すぎますね。

以前、小生ブログでも提案させていただきましたが、日本も「空母」をしっかりと保有し、その上で「空母打撃群」を形成すべきで、その構成要素の一つとして新規開発の「三胴船」を位置づけ、これを日本海や西南諸島(太平洋も含めて)の島嶼防衛の核にすべきですね。

今後の日本の防衛体制の全体像から観て、どのように有効なのか。少なくとも2030年代までを見越した本格的な防衛議論を新政権には期待したいと思います。

【関連記事】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121124-00000079-san-pol

来年度から新型戦闘艦「三胴船」の日米共同研究 中国抑止「動的防衛協力」の象徴

日米両政府が来年度からの新型戦闘艦の共同研究に向け最終調整に入ったことが23日、分かった。「三胴船」と呼ばれる船体の研究で、構造に関する試験データを共有し研究を効率化するのが狙い。実用化のメドが立てば開発に移り、海上自衛隊の艦艇として平成30年代後半に導入することを想定。三胴船型は多様な任務に活用でき、中国を抑止する「動的防衛協力」の象徴と位置づける。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。