本日、映画『UDON』を観てきました。
言わずと知れた、香川の讃岐うどんをフューチャーした話題作です。
大学時代の友人で香川出身の子がいるので、
何回か、おいしい讃岐うどんの店巡りに連れて行ってもらった事があります。
この映画では、実在する店もたくさん出てくるというので、
自分の行ったことのある店が出てくるのも楽しみのひとつでした
「ここには夢なんかない、ただうどんがあるだけだ!」(by香介)
物語の前半は、夢敗れ、地元・香川に帰ってきた香介(ユースケ・サンタマリア)が、
タウン誌の仕事をすることになり、ローカル誌からの情報発信で
「讃岐うどん」が全国的なブームになっていく様子がテンポ良く描かれていました。
ここではたくさんの「讃岐うどん」の店が出てきます。
「あ~この店行ったことある」とか思いながら、
楽しく見ることができました。
監督が『踊る大捜査線』の本広克行さんなので、
『踊る~』の流れを組んだ小道具&豪華なキャスト(チョイ役でも)にも注目ですよ~
あと、香介が勤めてるタウン誌の名前、“タウン情報さぬき”って言うんですけど。
“TJ(タウン情報)Kagawa”っていう実在するタウン誌があって、
こういうちょっとした遊び心も四国民のココロをくすぐります
(ちなみに高知にも“タウン情報こうち”という雑誌があります)
後半は、讃岐うどんブームの過熱~衰退と、
香介のうどんや父親に対する心境の変化と家族の絆が描かれます。
ブームが過熱し、客の回転率を上げようとして
味が落ちてしまった店が出始める・・・というエピソードがありました。
これは、実際、香川でも起こってるようで、
ここ数年で味ががっくり落ちてしまった、と地元の人がいう、
讃岐うどんの某・超有名店のことを思い出したりしました。
(私も含め、県外の人はいつも食べる訳じゃないし味が落ちたとか分からないのだろうけど)
ブームはいつか必ず去っていくもので、それが世の常・人の常。
映画では「祭りの後」という表現を使っていましたが、言い得て妙、ですね
香介にも心境の変化が訪れ、うどんへの思い、父への思いに改めて気づきます。
香介が父のうどんの味を再現しようと奮闘する姿には、思わずじ~ん・・・
どんなに反発しても、やっぱり一生懸命働く親の姿を見て育てば、
いつかその偉大さが分かる時が必ず来るんだなぁ、としみじみ思いました。
また、私も香介と同じく、一度地元・高知を離れ、また戻ってきた身。
私自身は高知ライフを満喫しておりますが(笑)、
香介の気持ちに共感できる部分も少なからずありました
ラストは若干物足りなさを感じないでもなかったですが、
メリハリの効いたストーリー展開で、あっと言う間の楽しい2時間でした
この映画を観たら、おいしいうどんが食べたくなることウケアイです
そして、家族っていいなぁ~としみじみ思える、実はちょっと「泣かせる」映画ですよ~
「あなたのソウルフードは何ですか?」
-香川のソウルフード・讃岐うどんを通して描かれる、故郷の姿、家族の絆。
地元のソウルフードを紐解けば、そこから何か新しい発見があるかも・・・
・・・高知だとやっぱり「カツオのタタキ」かな(笑)
四国に行けば絶対、讃岐うどん食べます。
香川のあるうどん屋さんに入った時、
小学生が書いたと思われる「うどん調査」
の紙が貼られてて、それに「僕は毎日うどんを食べますが・・」と書いてあってほんまに香川の人は毎日うどん食べてんねんなあと思いました。
讃岐うどんってホンマにおいしいよねぇ
最近、讃岐うどん食べに行ってないから、
この映画見て久々食べに行きたくなりました
いつか一緒に讃岐うどんツアーに行こうねっ
タタキはおかず系だからね。ブームになりにくかもね。先週食べたからいっか、みたいな
ね?
主食って「毎日食べても飽きない」が基本だけど、
おかずは毎日だと飽きてきちゃうもんねぇ
ナットクのご意見です